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元旦によせて 台湾のこと
中国の「台湾同胞に告げる書」というものを昨日紹介したので 自由と民主主義の人民ならということで文章を書くことにした。
昨日になりましたが2008年の元日によせ 親密な挨拶と心からの祝賀を述べます。この喜ばしい新年にあたり、私は台湾も友人としての思いはますます深まります。私は、台湾人民が世界各国の独立主権国家として 世界に認知されたいと思っている事を知っています。この長々と続く歳月は 民族自決と人権いう大義への思いを日ごとに強めます。1949年に台湾が無残にも支配民族が変わるだけで 異民族の再占領、 228事件という民族浄化の虐殺 戒厳令下の長く続いた白色テロの弾圧という悲劇をへて その後 形だけはどうにか自由と民主主義を手にしましたが 国際社会は地域の安定を優先させるという理由で 同義のない台湾を無視、孤立化させられている状況です。 今も残る一党独裁の恐怖を道具に人民を抑圧し異民族を弾圧しながら支配化に取り組む専制抑圧覇権国家である中国は 台湾を併合するという意欲はいまだに衰えることをしりません。台湾は 大国である中国の国際社会への謀略により 国際社会との関係をほぼ断たれ その苦境を訴える機会さへ与えられておりません。台湾は隣国の覇権主義国家の圧倒的な軍事力の恫喝を受け国際社会での自由を奪われ 巨大な損失をこうむってきました。世界の良心あるひとで このような心の痛む状態を一日も早く終息させたいと望まない人はいませんが 台湾の現政権は隣国から来たファシスト政権の流れを組み 中国と協力しながら台湾人民を支配下に置き続けるというたくらみを捨ててはいません。
我々世界中の自由で平和を愛する人たちは、民主、人権、民族自決という原則を持っているにもかかわ ず 台湾人民が 世界の文明と人類の発展への卓越した貢献については認めながら、国際社会は 台湾の民族自決を無視続けています。古くから台湾は中国の一部であった歴史的事実はなく。中華民族という造語は台湾を触手しようとたくらむ方便にすぎずません。台湾と中国のの分裂などなく 中国政権の分裂した国民党政権が台湾を占領しているだけで、中国大陸にある中華民族の欲望と台湾人民の存在は別なのであります、このような中国の侵略の野望をこのままにだまって放置しておくことはできません。中華民国の占領によって中国人が台湾で生活しているかを問わず、台湾は台湾であり 中国への一方的併合は
許されないのであります。このような目の前の侵略行為への意思表示を世界の人々は無視し もし台湾が中国に併合されることがあれば、後世の子孫がその時代を振り返り21世紀の自由と人権の意識はその程度だったと思われても我々はその時に いいわけはできないのです。人は心を同じくし、心は理を同じくし、自由と民主主義そして民族自決の原則を守らなければ、中国という覇権侵略国家の協力者として末代までの大罪人になることになるのです。
近年覇権侵略国家の中国の世界における地位は根本的に変化しています。中国の国際的な地位は 覇権侵略国家であろうとも 日を追うごとに高まり、国際社会での発言力は高まり続けています。各国の人民と政府は覇権主義に反対し世界の平和と安定を維持するためにますます 台湾を注視しなければならないのです。中国人が日増しに強欲になるのを見て批判せぬは恥であり 目前の侵略を防止するには 我々人類は大義を思い出し 力を一つに合わせてこの中国の野望を粉砕することにより、人類の前途に貢献することができ、その効果は計り知れないのです。中国統一という方便による侵略行為の防止は、台湾人民の願いだけでなく 全世界の平和と自由を愛するすべての人民および国家の共通の願望なのです。
今日、自由と民主主義 人権と民族自決権は 人心の向かうところであり、大方の趨勢です。世界中あまねく、台湾を承認することは、中華人民共和国が中国唯一の合法的な政府であることとは別問題なのです。最近、日米欧が巨大な中国の市場に経済的魅力があり 中国との友好が各国の経済的利益ということに関しては国益にかなっているという、この潮流はいかなる人もさえぎることはできそうにありませんが だからといって台湾への侵略行為を黙認するというのは 自由と民主主義 人権と民族自決権を尊重する看板を下ろすことになります。そうあってはならないのです。 自由と民主主義 人権と民族自決権を尊重する国に中国がなるこにのみ人任せに期待して自らの看板に傷をつけては決してあってはなりません。 私たち平和と自由、人権を守るという人類共通の公理を信じるものは 台湾が台湾と認められることを心から望みます。
世界の自由と民主主義 人権と民族自決権を尊重する諸国民は 2300万人の台湾人民の意思を尊重しています。しかし現 占領政権であった中国国民党は「一貫して台湾人民の意志を問うことなく一つの中国の立場を堅持し、所謂『台湾独立』に反対しています。まさにこれは覇権侵略国家である中国と同じ立場であり、中国との合作を工作をし続けています。私たち世界の自由と民主主義 人権と民族自決権を尊重する諸国民は 一貫して中国の覇権侵略に反対します。台湾を中国の侵略から守るという意思表示は、人類一人一人の責任なのです。
国民党馬政権が 台湾人民を無視し 自らの出生民族の利益のみ重んじて、彼の祖国への台湾併合事業実現の事業の彼の名誉欲ために、ありとあらゆる手段を使い台湾人民を欺き続けることをしています。すでに、中国政府と国民党政府の国共合作という台湾人民を無視した卑劣な行為は行われるようになりました。現在の台湾海峡両岸には、台湾軍の無力化 中国軍の軍事力の巨大化が推進され、これは取り返しのきかない軍事力の差を台湾人民へ見せ付けることにより恫喝をより効果的にし 戦わずして台湾人民の反撃を諦めさせる政策への国民党政権の中国政権への協力でもあります。
私たち 世界の自由と民主主義 人権と民族自決権を尊重する諸国民は、まず台湾人民の自由な意思表示が出来ない 中国のこのような軍事力による恫喝を終息させ、台湾人民の意思表示である台湾の国民投票に必要な前提である安全な環境を作り出す必要があると考えます。また長期に及ぶ国民党の独裁支配のために、台湾人民は「認識台湾」という当たり前の情報を入手できず、国民党の歴史歪曲による不便が造成されているため 台湾の人民の意思表示が 国民党が教育により強制したものでなく まず認識台湾と台湾正名運動を通し 台湾人本来の意思表示に環境を整えなければならないのです。
台湾と中国の経済関係が拡大している姿をみて、台湾人民が経済的利益を得る手段が現状維持であるから「併合か建国か」をあいまいにした方がよいと 台湾人民が望んでいるといった間違った認識を 我々は持ってはいけない。一体どこの国が「自国の経済的利益の為に中国に併合されるかどうか問われますか?」太平洋に浮かぶ人口数万の国でさえ 主権を認めて世界と平等に付き合えるのは 経済は経済の世界のルールにより行われ 主権をないがしろにすることなく行えるのであるのだから 台湾と中国の経済関係が拡大することと主権問題は本来別なのは当然のことなのです。日本の未来はどのような国との関係を深めようが日本の未来であるように 台湾の未来は台湾にあり 世界平和、繁栄というものは 個々の主権独立国家が協力しながら自らの意志で創造していくものなのなのです。
以上
2009/1/2(金)投稿

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