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井村大吉銅像台座(現孫文銅像)台湾台北新北投公園

昨日の新北投駅に続き北投の記事をアップ
新北投公園内には日本時代の史跡がいくつもあるが図書館前の噴水も日本時代からのもの。

ついでにこの場所から道を挟んだところに日本の旅館「加賀屋」の進出場所。昨年の6月撮影だからもうそろそろ形が出来ているかな?

そしてこの図書館横の噴水の奥に「孫文の銅像」があるが 実はこの銅像の台座はもともと井村大吉という人の銅像が据え替えられたもの。
Wikipediaリンク
井村大吉,東京帝國大學英法科畢業,日本明治大正時代之日本政府官員,本籍日本三重縣。井村大吉於1909年(明治42年)10月25日接替加藤尚志,於台灣台北地區擔任台北廳長,管轄今台北縣市、宜蘭及基隆等地的行政事務
井村大吉という人は明治43年~大正3年に台北庁の庁長を務めた人だがなぜここに銅像が建てられたかというと 井村大吉が台北庁長だった間 「北投溫泉公共浴場」現博物館を建設しこの公園を整備したことにより 北投温泉が発展貢献したことを顕彰され 北投温泉の父ということで銅像が建てられたのだった。
戦後日本色排除でこの銅像は取り外され 光復紀念碑が台座に建てられたが 1965年孫文生誕100年を記念し 孫文が日本時代来台した時に北投温泉に立ち寄ったつながりを理由にこれを除き 孫文の銅像をここに据えつけたもの
以上
2008/5/16(金) 投稿
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