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登別温泉地獄谷
「日本の深層」(縄文・蝦夷文化を探る)梅原猛著から弥生人が日本列島に進出し その征服過程に出来た物語が縄文人を「鬼」とした物語だった。(征服という今風の言葉を使用することにためらい、抵抗感をもちながら)鬼は「縄文」。
どうも日本のおこりは稲穂の国からで 神道、神社は農耕の神とその大きな源流がここまでと 縄文時代ははるか時間のみ遠く 容易に想像することができない。しかし日本の深層は耕された田の下に埋もれた 狩猟採取の世界。心の底にある何かがそういっているような気がする。 漢心と大和心が対峙する遥か以前に 弥生と縄文がぶつかりながら 農耕と狩猟文化の融合を行なってできあがったものが大和心なのか。
以上
2006/3/19(日) 投稿