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沖縄平和祈念公園 台湾出身者戦没者名
大航海時代 ポルトガルやスペインから始まり イギリスとフランスそして最後のアメリカの登場まで これらのキリスト教の国々の殖民地主義の精神的支柱はキリスト教の布教と一体となっていた。では 戦前の日本国の政府の主張には アジアを色々な面でリードした成功した国の実績の誇りからの押し売りではあったが 西洋のキリスト教の布教と同等に 日本人は神の子孫でアジア、世界にその勢力を広げなければいけないという神国精神が 西洋の国々のように拡大精神の理論的支柱に置いていただろうか。大東亜会議に日本軍の軍事力を背景に持った傀儡政権の首脳が呼び集められ 神国日本の主張に耳を傾けたのか?それらの参加国は神国日本のイデオロギーに共感する理由などもなく 日本もまたそこまで思い上がっては協力などは得られない そんな馬鹿な会議でなかったことは 会議の様子を検証すればわかることである。 大東亜憲章に対しての賛同はその国の状況を考えれば当然存在してしかるべきでありその事実は消せるものではない。ただ隠せるものであることは「大東亜戦争」という言葉を今、使えないことにある。そして 他国の支配する殖民地を独立自立させ安全保障と経済圏を共に作るという大東亜戦争の大儀が 戦後これらの大東亜会議の参加国が独立国となり アジア経済圏が実現した。日本が思い描いた大東亜共栄圏が「名前をかえてある」ということまで否定できはしない「大東亜戦争」という言葉を隠す理由は「狂信的な神国日本のイデオロギー」ということを際立たせる情報統制の延長である。
2006/3/19(日) 以上
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