
【勝連城跡ウシヌジガマ】(沖縄)
神が寄り付くもの、やどるものを「依代(よりしろ)」といい 日本列島の北は北海道から南は沖縄まで 目に見えぬ神をこのようなもので感じてきた。
伊勢神宮に参拝した西行法師の残した歌に
何事の おはしますをば しらねども
かたじけなさの 涙こぼるる
樹木や岩に神は宿り 祠や神社に神は引き寄せられ 人にも憑依する
神の性格はこのようなもので
田植えをし 神事を行い 現人神となる天皇は
まさに 神道世界の象徴である。
かまどにしめ縄をし もちで鏡を作り「鏡もち」にする。
日本人の日常は神を感じ取ることを 生活の一部にしている。
以上
2006/3/19(日) 投稿