愛国百人一首 2002/ 2/ 7 大和心354
戦後忘れ去られたものに「愛国百人一首」というものがある。
昭和17に目的を 大東亜戦争一周年記念、聖戦下の国民精神作興ということで 日本文学報国会立案 大政翼賛会協賛で選定されたものだ。
この中に 吉田松陰の 身はたとひ武蔵の野辺に・・や本居宣長の しきしまのやまと心を・・有名な大和心と大和魂を詠ったもの以外に二首ありそれは
大山の峰の岩根に埋めにけりわが年月の大和だましひ
(近世殉国一人一首伝・真木和泉守遺文)
もののふのやまと心をより合せただひとすぢの大綱にせよ
(野村望東尼 向陵集「寄絲述懐」)
野村望東尼は高杉晋作を支援したひとで 維新の熱は女性も持っていたのだ。
以上
2006/3/10(金)投稿