日光からこんにちわ。

ここ数年、年賀状を木版画にしています。

今年の年賀状作りで気づいた、年賀状に込めていた「自分の生き方」のこと。


息子が小さい時は、

息子の成長、私の成長(笑)、私たち親子の様子を

年賀状でお知らせしていた方もいたので、

旅に出たときや、息子の節目の行事があった時等

手作りで写真を何枚も使って年賀はがきを作っていましたが、

プリンターを新しく最近の多機能にしたら、

無線で飛ばしたり、設定がうまくいかなかったり、パソコンの何とかがなんとかとかでても、

機会が苦手な私には、

さっぱり%$#¥#$%チンプンカンプン。


やっとできたと思ったら、

年賀状の表と裏を間違えて印刷してしまったぁーーー!!とか、

なんだかんだと、手間がかかり、

かえって手書きのほうが、書くのは大変でも、ストレスなく、早い!!


もともと、宛名だけは手書きで書きたかったので、機械に悪戦苦闘するより


手書きのほうが、味がある、心が伝わるなどと

自分を納得させ(うまく使えば早くて便利なのも知っているけど)

手書きの年賀状になっていました。


でも、今年は、何度か書いているけど、年女。

息子も12支一回りして、第2サイクルへ突入、昔なら元服を迎えてもいい頃。


私の中で、今年からは、自分の名前だけ(息子を連名にしない)の

年賀状にしようと思っていたので、

記念の一号だから、ちょっと気合を入れて、4色刷りにしてみた(^^)。


下書き描いて、絵を写して、白黒反転考えて、彫刻刀で彫る。

実に楽しい時間(ワクワク)
              
      


子供の時も版画は好きだったので、久しぶりの感覚♪


下絵描いて、彫るとこ確認して、色つけの出来上がり確認して、

彫りあがった版板を見るのが好きだった。


色づけして擦っていくけど、色の出具合を見て

色の濃さ、絵の具の交ぜ具合、色の塗り方を調整して

気に入ったものに刷り上がると、嬉しくなる!


      


アートセラピー的には、右上の太陽は、目標。

年賀状と言えば、富士山に日の出の太陽!縁起物だから入れたい。

花も添えたい。


「地に足つけて、二本足でしっかりと立ち、

 前を見て、顔をあげ、太陽のほうへ進む。

 浮いている手は、獲得する手、前に進む手。

 でも、いつも心には花を咲かせ(愛情の色、ピンクの花)、

 花さ爺さんの花のように、枯れ木に花を咲かせるように」

刷り終わった時には、

そんなことを感じていました。



人生、折り返しのような年。

どのように生きて行きたいのか、

どのように暮らしていきたいのか、

何を捨てていきたいのか。


4回目の年女を節目に、そんなことを考えることが多くなりました。

昨年は、けがや体調を崩すことも多い一年で、

「自分を大切に」というメッセージがたくさんきました。


そんな流れから、

決意表明のような年賀状に、結果としてなった気がします。

そして、やっぱり、手仕事はいいな、

時間を作って、針仕事とか、絵を描くとか、

そういうことをしていきたいなと改めて実感・・・

最初から、色々なこと考えて描いた絵ではなかったけど、

結果としては、決意表明の年賀状になりました(^^)