日光からこんばんわ。

今日は暖かかったけど、風が強くて、木々に残ってる葉っぱがずいぶん

風に乗って飛んでいました。今日は、お月様がきれいに見えます。

あさって麻の満月に向かってかなり丸くなってきました。


3連休の日光は、大勢の観光客でにぎわっていました。

そば祭り、焼きそば祭りなどのイベントもありましたが、

日光山二荒山神社では、五穀豊穣への感謝 「新嘗祭」が行われました。

日光山二荒山神社のfbにも写真が出ていました(11月23日の記事)→ここをクリック

日光二荒山神社のHPには、本殿にたくさんの白菜が奉納されている写真が→ここをクリック


二荒山神社に行ったのは、すでに4時半過ぎで、本殿の扉が閉まる寸前(^^;)

11月23日までの笹の輪くぐりをして本殿にお参りしたら、

罪・穢れを祓い、魔よけとして、内なる心の清める 野州麻 というのが置いてありました。

触ってお清めができるというもので、触ってお参りしてきました。


この野州麻は、日本古来の大麻。

栃木県の鹿沼市(粟野)で作られています。

神道(神社)では、

身の内を清めるのが大麻と言われています。

大麻草からとれる繊維、日本古来の農法で丹念に育てられた収穫された輝く繊維(大麻草)が、

水や塩で落とせない身の内なる穢れを落とす唯一の清めの品とも言われてたり。


日本では、古来から大麻は神聖なものとして扱われ、

日本人は縄文時代以前より、大麻を栽培して、

生活に密着した植物として様々なものに使われていたとのこと。

大麻は罪・穢れを祓う聖なる植物として神事的なものに多く利用され、

お札(神宮大麻:伊勢の御札)や御幣、神社の鈴縄、注連縄、

巫女の髪紐、仮衣、お盆の迎え火、などいたるとろこで使われていたとの話です。


今年は、車の事故やら、風邪で寝込んだりと、なんだか下半期に入ってから

体の不調も続いたので、その辺のお清めもしてもらおうと、さわって、お祓いを願いました(^^)。

新嘗祭は、見ることはできませんでしたが、

本殿には、片づけられた後の、くさんの白菜の葉が落ちていました。


もともとは、別宮の滝尾神社に行ったのですが、

そこで、中の空洞化になった杉を切るための打ち合わせをしている

職人さんに会いました。

樹木医さんのような、ちゃんと木の状態を調べる方がいて

空洞化が何パーセントになったら、伐採するというようになっているそうです。

そうやって、手入れをして、

空洞化して枯れた木が、国宝の文化財に向かって倒れてしまうのを

防いでいるそうです。

地図を片手に、木の位置、切る木を確認して、どの位置に倒すとか打ち合わせをしていました。

こうやって、文化財は守られているんだな。。。と

職人さんに教わる楽しい時間でもありました。

滝尾神社 本殿


やっぱり日光っていいなぁ…と思った日でした(^^)