今日の日光は、静かに雨が降っています。
そして、今日から穀雨(こくう・二十四節気)の始まりです。
二十四節気では、春季最後の節気です(次は立夏)
まさに、雨の日。
日本の暦、おそるべし。
芽吹きだした新緑が雨に洗われ、まさに、「萌木色」
※萌木色(もえぎいろ)とは、
春先に新緑が萌え出るような緑色のような冴えた黄緑色のこと。
平安時代から用いられた伝統ある色名です。
「清明になると雪が降らなくなり、 穀雨になると霜が降りることもなくなる」
という言葉があり、
南の地方ではトンボが飛び始め、
冬服やストーブとも完全に別れる季節です。
日光では、
「弥生祭までは、雪が降る。
弥生祭が終わったら冬用の衣替え、タイヤ交換しても大丈夫」
というのと同じですね(^^)。
春雨が百穀を潤すことから名づけられたもので、
雨で潤った田畑は種まきの良い季節。
この時季に、特に雨が多いというわけではなく、
穀雨以降、降雨量が多くなり始めます。
変わりやすい春の天気もこの頃から安定し、日差しも強まってきます。
昔から、この日に合わせて田畑の準備をします。

そして、本日は
大猷院殿 徳川家光公の命日(御祥月命日)にあたり、
日光山輪王寺では、大猷院殿御祥忌法要が、
大猷院霊廟にてとりおこなわれました。
また、今年は、
徳川家康公400年御遠忌。
4月22日より期間限定で「家康公の御位牌」を特別初公開。
11月30日まで。
日光東照宮においては、400年の節目に当たる式年大祭が行われます。
※式年大祭は50年に一度の行事です。
四百年式年大祭
17日(日)四百年式年大祭
流鏑馬神事
宵成祭
18日(月)渡御祭「百物揃千人武者行列」
19日(火)奉祝大祭 (家体奉納ほか)
まだ、まだ、つづく、日光の神事です。