ほづみ
いなくなるってわかっていても
つらくなるってわかっていても
好きだという気持ちを伝えたら
ほづみもうれしかっただろうか
だったら言えば良かった
あいつにだけしか言えなかったこと
「いっしょに死んでやろーか?」
あたしほづみが大好きでした
今回は我が家にある数少ない少女漫画よりの抜粋。
アイ(瞳、哀、愛)が泣くからと言う3編を含めた短編集。
検索してもヒット数が少ないからマイナーなのかな?
作者のwikiも無いし・・・
不治の病だと言う男とつ付き合う主人公。
物語の終盤で彼は突然姿を見せなくなる。
「オレに惚れるなよ?」と言い残して・・・
人の亡くなる話だから泣けて当然と言えば当然。
だがそういったお涙頂戴モノを唾棄する私の心を打つ台詞まわしが素晴しい。
心があまりにもアレになった時に読む本。
泣くと言う感覚を取り戻したい時に読む本。
貶すばかりの私からの珍しいお勧めです・・・