※BL妄想書庫です
苦手な方はお気を付けください
「なにすんだよ、邪魔すんなって言ってるだろ、ほら見ろ、お前から指が抜けちゃったじゃねーか、すげー気持ちよかったのに」
「もう充分解れてますぅー」
「日にち空いたから念には念を入れる為にもう少し…おい、ちょっと待て」
「はーい?」
「お前…なにしてんの」
背中をベッドに付けた俺の上にひょいと跨がった彼は、浮かせた 細 腰 を 妖 艶 に振って見せる
「念願のベッドですからぁ?こんな体位も味わってみればー?」
彼の 開 か れ た 足 の 中 心 、そこへ向かって真上を向いている俺に手が添えられる
「待て、待て!ゴムっ!ゴムまだだからっ!」
確かに今の二人の状態ならば、いつでも一つに繋がることが出来る
騎 乗 位 でやりたいと言うなら、それも大歓迎だ
しかし、ゴムがまだ俺に装着されていない
「分かった、好きにしていーから、だからマジで待てよ?!そこから動くんじゃねーぞ、すぐ着けっから!」
オイルの側に出しておいたゴムに手を伸ばす
すぐに指先が届く
流れを止めない為に素早く封を切る練習もしてある
よし、これで、と思った瞬間、滴る先が彼に触れた
「生の威力…しっかり味わえよ?」
「ばっ…ばかっ ふざけんなっ エチケット!マナー!守らせろって!」
このままでは間に合わない
スムーズに開封したゴムを一度手放して、重力に逆らおうとしない腰を両手で捕まえる
「むんっ」
距離を取る為に力を入れた
「あ、あれっ?」
軽いはずの彼が全く動じない
仰向けに寝転がっている状態では、人間を持ち上げてさらに引き剥がすことは想像以上に難しいらしい
「ふんぬっ」
もう一度試みたが、駄目だった