「じゃじゃーーん!」
…ん?ニノ?
「おかえりなさいブーーメラーーン!!」
部屋に駆け込んで来たのはニノだったはずなのに…
水分量の多くなった目が見間違えたのでなければ
目の前に舞い降りたのは女神
小さな お 尻 が 左 右 に 揺 れ て
スラリと伸びる 白 い 足 が カ パ ッ と 開 い て
俺の 理 性 は一瞬で無くなった
むっちりと 膨 ら む ソ コ に 頬 擦 り し て 、 唇 と 舌 で 味 わ っ て
女神を 脱 が す なんて勿体ないからクイッと少しだけずらして
可愛い顔を見ながら 揺 れ て 、可愛いうなじを見ながら 揺 ら し て
しっとりとしたブーメランはまた違う味になってるから、 頬 擦 り からの一連で 味 わ っ て
次は少しだけ 下 げ て 膝 に 居てもらおうかな?
その次は 片 足 に 居てもらおうかな?
その次は…
そんなことを繰り返してるうちに、夜が明けていた
「んー!!大満足っ!!」
一睡もしてないのに、この迸る生命力
「ニノ~ 見て見て~」
すごくない?心も身体も隅々までニノで満たされてる
次に会えるのは来週になっちゃうけど、そこまで寝ないで仕事してもルンルンでここへ帰って来れちゃうくらいのパワーだよっ
ニノも俺で満たされてくれた?
あ~、ふにゃふにゃしてるぅ~
今日も張り切って俺が全部やるからニノはそのままでいいよ~!
K支社へと戻る新幹線を待っていると
わざわざホームまで見送りに来てくれたニノが、可愛さと色気を惜し気もなく爆発させていた
「嬉しい、ありがとう」
でもね、誰かが見てたらどうするの?
皆がニノを好きになって困るよ
…まぁでもそれは仕方ないか
ニノは有り得ないくらい可愛いし、好きになってしまう気持ちは誰にも止められないからね
もしライバルが現れたら、俺がニノの恋人で居続けられるように片っ端からなぎ倒していく
その為にこれからも自分自身を鍛えておかなくちゃね
それにしても、一瞬で沸騰したこの身体でニノから離れなきゃいけない辛さ…
ちょっとだけ 舐 め て も いい?
ポケットのチーフを抜いて、顔に寄せる
あぁ…ニノ…
洗剤を使わずに水で手洗いしただけだから、ニノの残り香がしっかりと残ってる
「楽しみだなぁ…ねぇ?ニノ」
この熱はしっかり煮込んで、次の再会までに凝縮させておくね
見開いたニノの目の奥に、欲の灯がチラリと揺れたのが見えて
これ以上は本当に我慢出来なくなりそうだったから、発車のベルが鳴ってくれて助かった
「行ってきます!」
「い…いってらっしゃーいっ!」
ブンブンと大きく手を振ってくれてる姿が見えなくなって、ふぅーと息を吐く
「全くニノは…」
どんなに好きになっても
今が最高潮に愛してる!って思っても
その一秒後には、それよりももっと好きになってしまう
「ふふっ 愛に際限なんてないんだなぁ~」
でもいいよね?
だって俺は、出会った瞬間から、今も、この先もずーっと
ニノに囚われてしまっているんだから
トラワレ・完
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