18年目の秘密・ニノ's heart7 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

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こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















「ねぇ、ニノ」

「なんすか?」



周りに作った様々な壁が無くなってしまっていることには気付いてた




「秘密のお付き合い、オイラとしよう?」




大野さんがそれに気付いてたかどうかは分からないけど…



発せられた言葉はスッと入り込んで

今さら抵抗なんて出来なかった



それから追い打ちをかけるように並べられた真っ直ぐな言葉と真っ直ぐな気持ち



「お付き合いへの道、一直線なんだよっ!」

「…ふふっ」



鍵は強引に壊されて


度重なる優しいノックによって蓋は外れてしまって



あの時置いてきた気持ちはもう見付かってしまった



目の前には大野さんが居て、その大野さんが俺を好きだと言っている



…これはもうダメじゃん



観念、するしかないじゃん





息が詰まるような苦しさではない胸の痛みに堪らなくなって



「…大野さん」



想いを込めて呼んでみたら

それは意外にもふわっと溶けて染み込んだ



「…お付き合い」



この言葉も一つの抵抗もなく出てきて



「……俺と、しますか?」

「すーるぅーっ!!」




ついに、全てが、ここへと帰ってきてしまった




「これは新しい道だよ

それでここは、ニノとオイラの新しいスタート地点」



罪悪感とか、申し訳なさとか、自分の狡さとか

そういう黒い部分を丸ごと吹き飛ばすような言葉を合図にして



あの時泣きながらでも懸命に進んでくれた大野さんと


気持ちに蓋をすることを選んだ俺が


ここからまたスタートする




…嬉しいな






夜も遅いというか、そろそろ朝になる



大野さんと迎える新しい朝がこんな中途半端で間抜けな格好じゃ笑えないし

風邪でも引かれたら目も当てられない



だから早く服を着て、少しでも休んでもらおうと思ってるのに…



元に戻そうとした 服 は 引 っ 張 ら れ て


なぜか俺よりさらに 脱 い だ 大野さんが乗っかってきた



ってことはだよ

無 防 備 な 腰 と 無 防 備 な 腰 が こ ん に ち は するのは必然なわけで



「これはわざとじゃないよ?」



わざとでもわざとじゃなくてもいいから離れろ!



「んっ…」



擦 り 合 わ せ る な っ !


押 さ え 込 む な ぁ あ ー っ !




「やっとお付き合い出来たんだから、 我 慢 しない

ニノも 我 慢 しちゃダメっ」

「くっ…っ…」

「 声 も 我 慢 しちゃダメ」

「あっ…んんっ」



…いいよ


分かったよ、やろう



でもやるのはいいけど、ここはダメ

こんな忙しい時期に身体を痛めてる場合じゃない



更に問題…というかね?


もしこのままの雰囲気で流れ込んだら

俺が大野さんに…なんてことになりかねない



即刻断固阻止せねば!!




「今すぐ 舐 め 舐 め してもいいんだよ?」

「んなことしなくていい!」



エ ロ い ことして エ ロ い こと言ってんのに、大野さんが相手だと色気や雰囲気があるようで無い


…ように見えて、ある、ようで無い、みたいなかんじ



不思議だなぁ

















つづく



相葉さん、お誕生日おめでとうございますっ(≧▽≦)

これからも嵐さんと、親友の二宮さんを、どうぞよろしくお願いいたします♡