ぱーりぴーぽ・はじまり7と8 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。
























「いかがでしょうか」

「えぇ、悪くないですね

後程その資料を文面で送っていただけますか」

「承知しました」

「本日はありがとうございましたっ」



俺のフォロー、完璧だったでしょ?



二宮君も最後まで真っ青な顔してたけど、微笑みを絶やさなかったのはよかったよ




「すみませんでした!」

「うん」

「本当に…大事な取引先を失うことになるところを社長に助けていただいて…」



俺、格好よかったかな?



「あんなイージーミス…本当に申し訳ございませんっ」




帰りの車中、謝り倒された



その責任感は立派だし、使命感も素晴らしいんだけどさぁ…




「課長にはすぐに報告いたしました


最新の資料を手配してくださるそうです」

「ねぇ」

「今後このようなミスを無くす為の対処を報告書ですぐに提出します」

「ねぇねぇ」

「それから…」

「ニノ!!」

「…はっ」



やっとこっち向いた



「大丈夫だよ、後処理も完璧だし」

「ですが…」

「なに?」

「社長の秘書である私が社長にフォローしていただくなんて

本当に役立たずで申し訳なく…」




…なんかイライラする



















「このミスをきちんと受け止めます

そして今後に活かしますので…」

「さっきからぐちぐちと煩いなぁ

つまり、叱られたいってこと?」

「社長も課長も、こんな新人がミスったのにお優しくて、余計に…心苦しいです」

「心苦しいねぇ…」



誠実に頑張ってる人を責める人間なんか、この会社には居ないよ



「…すみません」



まだ落ち込んでるし


なんだよ、俺が怒れば復活するわけ?



「ペナルティー、課したほうが切り替えやすいの?」

「減俸ですか、はい、それはもちろんそうであって当然のことで…」



…は?



金の話?



カッチーン



「あのさぁ!」



ネクタイを掴んで引っ張った



「…ぅっ」

「正当に働く社員の給与をなんで減らさなくちゃいけないの?」

「ですが…ペナルティーと…」

「金なんか要らねぇよ」

「では…なに…を…」



苦しいのかなぁ…?



頬が赤くなってきた

唇も震えちゃってる



綺麗な形の上唇と、少し薄いけど、弾力のありそうな下唇



そのぷるぷる震えてるの…


止めてあげようか?
















つづく