チャレンジ企画 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















「帯文(@嵐にしやがれ)からプロットを書いてみよう!」




①MJ


犬、猿、キジ。本当は、
仲間なんかいなかった。





犬宮、相猿、櫻雉、潤太郎は幼友達だった。

大学生になってからも遊ぶ時はいつも四人。

今年の流行りは、飛び乗った電車で見知らぬ駅で降り、その土地の可愛い子を見付け遊ぶこと。

その日も目的地を決めずに気ままに揺られ、車窓から流れこんできた潮の香りに誘われるように電車を降りた。



近くに海があるよね!
行ってみようぜっ



潮風に導かれて浜へ出る。



マジで綺麗じゃーん!
ここでナイスバディーのおねーちゃんに出会ったら俺らが堕ちそうじゃね?!
お前は毎回真っ先に堕ちてんじゃねーかっ
うるせー!お前も一緒に堕ちろっ
やーだねー!



…おい。



騒ぐ背中に届いた声。

四人が振り向いた先に居たのは、形容しがたい一人の男。



ここは静かな海なんだ、遊び半分で荒らすんじゃねーぞ。



波の音に重なる声は、それぞれの胸へ刺さっていく。



今のなに?
さぁな。
人間だよな…?
当たり前だろっ



風が強く吹いて、四人の足元に白い波が届いた。


鬼野と名乗った男は、近くの島で釣り屋をしながら暮らしているらしい。



唐突に恋をしたのは犬宮。

遊ぶことを止めてこの駅へと通い始める。

犬宮がこの四人以外の人へ興味を持ったことで焦りを覚えた櫻雉。

長く秘めていた想いを伝え、仲間という壁を乗り越える為に動き出す。

親友の犬宮と兄のように慕う櫻雉の空気が変わって動揺した相猿。

どちらかを応援すればどちらかが傷付くという現実に苦悩する。

四人の中に溝が生まれていくことが許せない潤太郎。

大切なモノを奪われたという憎しみにも似た感情は、鬼野へと向かう。



あの夏。


一人の男が現れたことによって、四人の関係が変わっていった。



「本当の仲間とは」



その答えを、あなたへ問い掛ける。











終わり






心の矢印が入り乱れて切なくなる予感満載。


キラキラな夏とのコントラストで、全体通してひたすら暗そーっ!



誰が、どの想いを、諦めるのか。



書くのも読むのもすっごく疲れそうなお話になりそうです。






プロット 〔名〕 小説・演劇・映画などの筋。構想。