※BL妄想日記です
苦手な方はお気をつけください。
雅「うー…ハラハラしたぁ…」
潤「…なにあれ」
翔「まぁまぁいいじゃないの」
雅「このままうまくいくかなぁ?」
翔「さぁ…どうだろうねぇ…」
潤「二人がどうなっても別に関係ないけど、共同スペースでああいうことは控えて欲しい」
翔「あんなのは今回だけだろうから大目に見てやってよ」
雅「二人ともすごく頑張ってるから、お邪魔虫にならないように戻ろ?」
翔「だな」
潤「うん」
潤「智兄があんな感情的になるとこ初めて見たかも」
雅「智兄ちゃんは熱い男だよ~」
翔「確かに」
潤「俺の前ではいい兄貴演じてるってこと?」
翔「演じてるんじゃなくて、そう在りたいんじゃない?」
雅「そんな感じするかも」
潤「別に…いい兄貴じゃなくても智兄は智兄なのに…」
翔「本人がやりたくてやってるんだからさ、気が済むまでやらせてあげれば?」
潤「和もさぁ、あんなにハキハキ意見言ったりするんだなぁってびっくりした」
翔「それも普段無理してるとかじゃないぞ?潤がきっちり意見言ってくれるから、和はお前に甘えてんだよ」
潤「ふ~ん…」
雅「それにしても智兄ちゃんと和の生チューさぁ…すっごく綺麗だったね!」
潤「あんなのただくっつけただけじゃん、キスとは言えないよ」
雅「そうなの?あれはまだキスじゃないの?!」
潤「挨拶レベル」
雅「そっか~ あれは挨拶だったのか~」
翔「……潤?」
潤「はい?」
翔「お前はくっつけるだけじゃないチューを…したことがあるのか?」
潤「ありますけど」
雅「おぉー!さすが我が家で一番のモテ男くんは違う!」
潤「特別モテるわけじゃないけど、キスくらいするでしょ」
翔「なにをさも当たり前のような顔をして破廉恥なことを言ってるんだっ!」
雅「はれんち?なにそれ」
潤「さぁ?」
翔「私はそんな子に育てた覚えはありませんよ!」
潤「翔さんに育ててもらった覚えないけど」
翔「なんてこと?!覚えていないとは言わせないぞ!俺は3歳の幼児だったにも関わらずお前のオムツ交換を担当していたんだからな!」
潤「はぁ~?」
雅「そうそう!そうだった!」
潤「嘘だね」
翔「嘘なわけあるかっ!」
潤「俺は産まれた瞬間から自立して身の回りのこと全て自分でやってましたぁー」
翔「出来るわけねーだろ!俺が潤のオムツを替えてたんだよっ!」
潤「はいはい、じゃあそういうことでいいでーす」
翔「なんだとぉ?!」
雅「確かに潤は末っ子なのにしっかりしてるよねぇ?いつからそんなにしっかりしちゃったの?」
潤「物心ついた時から?周りには頼りない兄達しかいなかったからね、しっかりせざるを得なかったんですよ」
雅「え~?俺ってすっごくいいお兄さんだよぉ?」
潤「へぇ?どこが?」
雅「全体的に?」
翔「問題をすり替えるなぁああー!」
潤「なに?!急に大きな声出さないでよっ、もうオムツ替えてもらってたでいいって言ってんじゃん」
翔「よし分かった、証明してやろう」
雅「証明?」
翔「潤、そこへ寝なさい」
潤「なぜ」
翔「俺の華麗なオムツ替えテクニックを披露してやる」
潤「…は?」
雅「いいねぇー!久し振りに翔ちゃんのオムツ交換見たいかもっ」
潤「ちょ…ちょっと待て、俺今普通にパンツですけど」
翔「俺のテクはそんなことで止まりはしない」
雅「そうだぞ、翔ちゃんのテクは凄いんだぞっ」
潤「それこそ話変わってるし!意味分かんねーからっ」
翔「じゅんちゃ~ん、おとなちくしなさいね~」
雅「オムちゅ替えましゅよ~」
潤「やめろバカ!触るなっ!脱がすなーっ!!」
爽やかな秋の夜空に響く兄と弟達の声
次はどんな季節のどんな物語となるのでしょうか…
終わり
最後までお付き合いくださいました皆様、ありがとうございましたm(_ _)m