二人に名前があるとしたら・40 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

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こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















「んふっ…くふふっ」



…あれ?

これって泣いてんじゃなくて、笑ってね?



「ニノ?」

「うひゃ…んひゃひゃっ」

「なんかおもしろいことでも思い出したの?」

「だってぇ…くふふっ…」

「んー?」



うつ向いてるんじゃなくて、ニノが意識的に下を見てる気がして、俺も腹の下を見た



溜まった泡の中にちょこんと二つ

顔を出してるアレ



「大野さんがぁ…こしこしするからぁ…」

「あ~っ だよなっ」



足を広げて、前にニノを抱きしめて、そんで身体揺らしてたから

アソコとアソコがこんにちはっこんにちはって挨拶しまくってたわけか



「ニノも 勃 ったんだ?」

「…ゆる~く?」

「泣いてても 勃 つんだ?」

「…ぅん」



ははっ 可愛い、素直に頷いた

ヤダヤダ星人はどっかに引っ込んで

今は目と鼻だけじゃなくて、頬もほんのり紅くなってる



狙ってたわけじゃないけど…



こんな時だからこそさ

こーやって、お互いがお互いに反応するっていいな




「どーする?」

「…え?」

「する?」

「そこまでじゃ…ないもん」

「そこまでにしちゃう?」

「ふぇっ?」

「ちょうどヌルヌルしてるし、後ろもこのままヌルヌルにしちゃう?」



さっきまで伏せてた顔

今は俺を見てくれてる



「泡が…穴に入っちゃうよ?」

「洗うんだからちょうどいいじゃん」



どんな答えを出すべきか、ニノはきっと分かってる

どんな答えを出したとしても、俺がそれを尊重するってことも、きっと分かってる



「穴が泡立ったら困るしぃ…」

「そんなのすぐに流せばいい」



俺は俺で、やるべきことをやらなくちゃいけない



「お腹まで泡が入っちゃったら…?」

「俺が吸い出すっ」



色んなことを分かってるけど


それでも、このままずっと、こうやって俺を見てて欲しいって思う




「んふふっ…ダメだよぉ…」

「えー?」

「ダメなのぉ…入れちゃダメっ」


「なーんだ、つまんないのっ

ニノの可愛いあんあん今すぐ聞きたかったのになー」

「ふふっ…へへへっ」

「なんだよ、なに笑ってんだよー」

「もぅ…好きだぁ…

大野さん…大好きですっ」

「おうっ」




今夜始めて笑ったニノに、キスをした

















つづく