※BL妄想日記です
苦手な方はお気をつけください。
次は…あれ?
「ぅうっ…」
さっきやっと顔上げてくれたのに、もう肩に押し付けてる
ぷぷっ 泣いてるのにチョー素早いっ
そんで、チョー可愛いっ
次は上だぞ~
「よいしょ、よいしょ~」
シャツの裾を持って、ぐいぐい持ち上げる
腹が出て、胸が出て
さぁここからがまた難関
「腕、少しだけ離せるか?」
聞き入れやすい声を意識したけど、ぷるぷるぷるぷるっと首を振られてしまった
「離すの一瞬だけだぞ?」
ぷるぷるぷるぷるっ
あれ?
しがみつく力がどんどん増してんな
なんでだ?
「ニノ、離…」
ぷるぷるぷるぷるっ
あ、なるほど、これがダメか
離すとか離せとか禁句中の禁句じゃん
「万歳しよう!」
これならどう?
「ぅうっ…」
「一瞬だけ、万歳な?
ニノなら出来るっ!」
「ぅえっ…うっ…」
「せーのっ ばんざーい!」
よし!両手上げた!今がチャーンスッ!
片方の手で持ってたシャツの裾を思い切り上へ引っ張ると
すぽぽーんっ
両腕と頭が抜けたシャツは綺麗な弧を描いて、廊下まで飛んでいった
「よしよし、よくがんばった」
すかさずガバッ!としがみついてきたニノを思い切り抱きしめて
逆立ってしまった髪をゆっくり撫でる
「えらかったぞ~」
もう少し長くこうしててあげたかったけど、ニノは真っ裸
このままじゃ風邪引く
俺もさっさと脱いで風呂に入ろう
ズボンとパンツは腰回りさえ緩めてぷりっと振れば、あとは勝手に落ちていく
残すは上だけど、さっきよりも上手くやりたいな
「ニノ~」
「…やっ」
だよね~
離したくないよね~
「俺も早くニノと一緒に風呂入りたいな~」
「ぅう…」
「このままだとずーっとニノだけ真っ裸だなぁ~」
「ぅえ…やだぁ…」
「だよな、もう一回だけ、万歳出来るよな?」
肩の上の頭がコクンと頷く
「よし、じゃあ…せーのっ」
ニノがパッと離れた隙に、バサッ!とシャツを脱ぎ捨てた
よし、よーし!
これでやっと二人とも真っ裸になれたよ~
つづく