二人に名前があるとしたら・37 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

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こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















次は…あれ?



「ぅうっ…」



さっきやっと顔上げてくれたのに、もう肩に押し付けてる


ぷぷっ 泣いてるのにチョー素早いっ


そんで、チョー可愛いっ



次は上だぞ~



「よいしょ、よいしょ~」



シャツの裾を持って、ぐいぐい持ち上げる

腹が出て、胸が出て


さぁここからがまた難関



「腕、少しだけ離せるか?」



聞き入れやすい声を意識したけど、ぷるぷるぷるぷるっと首を振られてしまった



「離すの一瞬だけだぞ?」



ぷるぷるぷるぷるっ


あれ?

しがみつく力がどんどん増してんな



なんでだ?




「ニノ、離…」



ぷるぷるぷるぷるっ


あ、なるほど、これがダメか

離すとか離せとか禁句中の禁句じゃん




「万歳しよう!」



これならどう?



「ぅうっ…」

「一瞬だけ、万歳な?

ニノなら出来るっ!」

「ぅえっ…うっ…」

「せーのっ ばんざーい!」



よし!両手上げた!今がチャーンスッ!



片方の手で持ってたシャツの裾を思い切り上へ引っ張ると


すぽぽーんっ

両腕と頭が抜けたシャツは綺麗な弧を描いて、廊下まで飛んでいった




「よしよし、よくがんばった」



すかさずガバッ!としがみついてきたニノを思い切り抱きしめて


逆立ってしまった髪をゆっくり撫でる



「えらかったぞ~」



もう少し長くこうしててあげたかったけど、ニノは真っ裸

このままじゃ風邪引く

俺もさっさと脱いで風呂に入ろう



ズボンとパンツは腰回りさえ緩めてぷりっと振れば、あとは勝手に落ちていく

残すは上だけど、さっきよりも上手くやりたいな




「ニノ~」

「…やっ」



だよね~


離したくないよね~



「俺も早くニノと一緒に風呂入りたいな~」

「ぅう…」

「このままだとずーっとニノだけ真っ裸だなぁ~」

「ぅえ…やだぁ…」

「だよな、もう一回だけ、万歳出来るよな?」



肩の上の頭がコクンと頷く



「よし、じゃあ…せーのっ」



ニノがパッと離れた隙に、バサッ!とシャツを脱ぎ捨てた



よし、よーし!



これでやっと二人とも真っ裸になれたよ~

















つづく