二人に名前があるとしたら・14 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















コン コン



部屋で待ってると、ドアがノックされた



「…なんで?」



普段そんなことされないから、返事をするのもなんだか気恥ずかしくて

カチャッ

ドアを開けた




「どうした?」

「あの…入ってもいいですか?」



廊下に立ってたニノには、なんとも可愛らしい葛藤の跡が見えた



どんな格好で部屋に行ったらいいんだ?!って悩んだんだろう


裸は恥ずかしかった?

パンツは履いてる



で、パンツだけなのはちょっと間抜けかと思ったんだ?

Tシャツを着てる



で、ズボンまで着るとやる気がないように見られると思った?

シャツの下から真っ白な足がスラッと伸びてた



「ぷっ…くくくっ」



迷った挙げ句がそれってな



「あ…やっぱり違った?よね?

ごめんね!ズボンも履いて…わっ」



慌てて廊下を引き返そうとするから、腕を掴んで部屋に入れた





「格好、迷った?」

「う…迷った……どこがダメだった?」

「ダメじゃねーよ、それ、誘ってんだろ?」

「え?!これ誘ってる?!」

「もしくは煽ってる」

「ふぇ?!」



シャツの裾を下に引っ張って


真っ白な細い足は内股で


真っ赤な顔でもじもじもじもじ



これだけ揃えてるくせに本人は自覚無し



こーゆーとこだけ天然ってさ

困るってゆーか、ヤバイ



まさか…


他の奴の前でもこの天然パワー発揮してねーだろーな



「どこも間違ってない、どこもダメじゃない


だからそれ、その格好、俺の前だけな」

「もちろんしないよぉ…恥ずかしいもん」



よし、これ見れんのは俺だけなんだな


ならいいや



「可愛いよ、すっごく」


「へへっ…よかったぁ」

「おいで」



ベッドの上から、手招きした






「したこと、あるよな?」

「……うん」



まぁ、それは当然だろう



「男とは?」

「ないよ!大野さんが初めて!ちゃんと 穴 処 女 だよ!」



穴の 処 女 って…



そんな可愛い顔が使う言葉じゃないと思うけど


そのワードに反応する俺の身体もそこそこ変態だわ

















つづく