再会・14 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。



こちらのお話は『卒業』、二宮さんご生誕記念祭・2『1年3ヶ月後』の続編です。





















玄関で服を着て、潤くんの部屋を出た




「いててて…」



足がコンクリートに着地する度に

尻に痛みが走る




「なんで怒ってたんだろ…」



急に「帰れ」と言われた理由が分からない



「嫌われたかな…」



簡単に身体を開く奴だって思われて

幻滅されたのかも…




今日一日で

大切にしていたものを全て無くした気がする



先生も、親友も



思い出も、そして、これからも




「…ははっ」



ずっと曖昧なまま

綺麗な思い出として



ずっと気付かない振りをしたまま

楽しく過ごしてればよかったんだ




目に入った光に顔を上げると

夕陽が落ちていくところだった



「…きれい……」




青い空が、段々と黒くなっていく様を

ずっと眺めていた













辺りが真っ暗になってから部屋に帰った



ごろごろしてみても

全然楽しくない



もう寝てしまおうと布団をかぶっても

全然眠れない



色んなことがありすぎて、もう訳分かんないよ…




床に座って、整理のつかない頭をベッドに乗せた



「…はぁ~」



何度もため息をつきながら天井を眺めていると

携帯が立て続けに震えて、メッセージがいくつか届いたのを知る



誰だろ…?




一つ目を開ける




件名:馬



…うま?



本文:鹿



しか?



…え?それだけ?




二つ目を開ける



件名:馬鹿

本文:馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿…∞



なんだこれ

どんな嫌がらせだよ、潤くん




三つ目



件名:馬鹿へ

本文:明日12時、正門前
今日はいなかった

教え子を見付けただけ
待ち合わせの約束してきた




……え?



えっ?!今日はいなかったの?!




慌てて四つ目を開けた

















つづく