人は人を愛せます・6 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

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※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。



~青志先生とへっぽこ釣り部の大野くん~





















11月




判定でAを貰ったからと言っても

過信せずに勉強を続けている



僕には学びたいことがある


その為にたくさん勉強するのは当たり前のこと





あれから青志先生とは

よく討論するようになった



…会話というより、討論、議論



僕は若いことを武器に、色んな仮説を立てて

先生に定義を求める



先生は知識と経験で、それに応える



これがとても面白い




「…なるほどっ 確かにそっちのほうが納まりがいいですね!


あぁ~納得!」

「今日はこんなところか?」

「はいっ ありがとうございましたっ」



「そういえば…」

「なんですか?」

「恋する相手とはどうなった?」

「あ~…思ってたより、上手くいってます」




立場とか性別とか、一般的にこの環境は恋をすることが難しいと思う



だけど、相手はもとより常識に囚われない青志先生



僕が先生に恋してたって

きっと否定されない




でも流石に、先生の子孫は僕には残せないけどね…





「よかったじゃないか」



「…はい」

「ん?よくないのか?」

「子孫が…」

「子孫?」

「あっ!」



わぁ~!声に出ちゃったっ!



「ち、違いましたっ」

「なんだ、歯切れがよくないな

若気の至りが君達の特権だ

どんなに恥をかいても死にはしない、言ってみなさい」




…言うの?!先生の子孫が残せないのが寂しいって?



ダメダメ!



…でも青志先生なら

僕が子孫を残す方法を思い付いちゃうかもしれない



いやいや、ダメだって!



…でも青志先生だよ?



ないって!あるわけないよ、そんなこと!



…でも、ほんとに?





「無理して言う必要はない

じゃ、また明日」



「…青志先生っ!

僕に!子孫を!残せるでしょうか!!」


「あぁ、その機能がその身体に備わっていれば」


「ない気がします!!」


「…そうなのか、それは誰かに指摘されての結論?」


「いいえ!

見たこともないし、試したこともないので、高い確率で僕にはないと思いました」

「ここから見た限りだと、ありそうだけど」

「えっ?!」



僕に?あるの?科学の進歩ってそこまで来てるの?!



すごいっ!!




「どこですか?!教えてください!!」


「……私が?」

「はいっ 青志先生に教えてもらいたいです!」




青志先生と結婚とか

ましてや二人の子孫を残したいとか

そんな大それたこと考えてるわけじゃないけど

人類にとっての可能性がこんなに広がっていたなんて…



全然知らなかった!



そしてそれを青志先生から教えてもらえるなんて



すごいっすごいっ!




「…場所?機能?作用?効果?」



「最初から最後までお願いします!」

















つづく