二宮さんご生誕記念祭・2-5 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

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※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。



1年3ヶ月後・5





















「もう襲おうとなんかしないからさ

…とりあえず、俺ら…親友でも目指してみない?」



恥ずかしげもなく親友なんて単語を口にする松本に


こっちが恥ずかしくなって


涙を拭いて

床に仰向けになった



「…まだ友達でもないのに」


「え?!友達じゃねぇの?!」

「え?!友達なの?!」

「友達だろ?どう考えても」

「友達なんだ…」



なんだ、俺にも友達が居たのか…



「カズって意外に天然?」

「は?言われたことないよ天然なんて!」



…っていうか、今、どさくさに紛れてカズ呼びされたよね…?



「潤くんこそ、見た目通り強引!」



よし、タイミング逃さず呼び方変えてやった



「ははっ!あぁ腹へったぁ!もう真っ暗じゃん」



何事もなかったかのように立ち上がって伸びをした潤くんは


「ほらっ」

俺に手を差し出した



「ありがと」



夜の風が通り始める



そしてまた、新しい明日が来る…






「飯行かね?おごるよ、誕生日プレゼント」

「フレンチ、フルコース」

「はぁ?!」

「じゃあ、回らない寿司」

「お前ふざけんなよっ!」

「なんだ、ケチな親友っ」

「強欲な親友には…キスでもお見舞いしてやろうか?」

「わかったよ!ラーメンっ!ラーメン食べたい!」



今まで避けて通ってきた道は

意外にもわくわくして

これからも、続けていけそうな…



そんな予感がした





「ちゃんと包めたか?」

「うん」



この海の絵は


パステルカラーの俺の横に、飾るんだ



きっと、先生の中に

俺が居てくれる



そんな気がするから




それから、このサプライズプレゼントに付随して


友達が出来たよ



先生のおかげ



…ありがとう




ちゃんと楽しんで

卒業するね




先生、待っててね





















終わり




『卒業』続編リクエスト  珊瑚様、デムニノ様、M様、多数アメンバー様

末ズリクエスト  Y様