にのさかクリニック公式ブログ、略して「にのログ」
院長二ノ坂 建史です。
色々な職種・お立場の方から、“ご挨拶” として来院頂くことがあります。
いわゆる “営業” というやつです。
多くは、製薬会社さんや医療機器メーカーさん、その卸業の方、
他には、新たに開設した訪問看護ステーションさん、などなど。
事前にアポイントの依頼があった時には、
午前の診療が終わる13時にお願いしています。
(診療が押した場合にはお待たせしてしまうことがありますが・・・ご容赦ください)
たまに、このブログを見てくれている人もいて、
よく運動なさっていて凄いですね、とか、
腸活、いいですね!とか、
痙攣を起こしたそうですが、その後は大丈夫ですか、とか言って頂くことがあり、
ひっそりと喜んでおります(笑)
まぁそれはいいとして。
あちらもお仕事ですし、こちらにとって有用な内容であることもあるので、
基本的にきちんと対応するように努めています。
が・・・
アポなしの来院には閉口してしまいます。
他の業界ではどういうものか知りませんが、
患者さんの診療が仕事である僕としては、アポなし訪問は “ナシ” です。
例えば、診療を終えて帰院した18時頃に、
「院長先生とお話しできますか」 と言って来院した製薬会社さんとか・・・
仕事を終えて疲れて、よーし帰ろう!
と思っている時に、勘弁してください。
普通、いやでしょ?
あるいは、外来診療時間中(9~13時)に、
“新規立ち上げのご挨拶”として来院した訪問看護ステーションさんとか・・・
外来患者さんは、受付をして、診察を待って、お金も払っているんです。
その患者さんよりも優先する “ご挨拶” はありません。
一応、会わずにお帰り頂くということは基本的にはしませんが(待たせますけどね)、
上記のことは臆することなく伝えます。
というわけで、面会をご希望の方は、事前にお電話の上、
アポイントを取って頂くようお願いします。
さて、最近僕も他の医療機関へ “ご挨拶” に伺うことがあります。
(もちろん、事前にアポイントを取ってから伺います)
こちらがお願いした患者さんがお世話になっていることのお礼や、
当院もまたお役に立てることがあれば是非ご紹介ください、
というお願いのためです。
そういった診療連携の際に、お手紙やお電話でのやりとりはよくあるのですが、
直接顔を合わせてお話しすることで初めて感じられるものも多々あります。
ある患者さんがよく行き来している病院に初めて伺った時には、
病院の雰囲気が良いのがすぐに分かりました。
“一枚岩” というか。
トップの人たちのポリシー、理念のようなものが、
しっかりと職員さん全体に浸透して、
そういう風土が作られているのでしょう。
お願いしている患者さんがとても良くしてもらっていることが分かり、
嬉しく思いました。
その点、当院は大丈夫だろうか・・・?
大丈夫、と思いますが、この機会に今一度足元を見つめ直し、
信念を強く持って、精進したいと思います。
外来でも在宅でも、お困りの方がいましたら、当院にご相談ください。
他の医療機関様からのご紹介もお引き受けします。
(早朝、自転車で上ったある公園からの景色です)