にのさかクリニック公式ブログ

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福岡市早良区で外来診療と在宅医療(訪問診療・往診)を行っているクリニックです

にのさかクリニック公式ブログ、略して「にのログ」

院長二ノ坂 建史です。

 

先日、このような講演会で座長を務めました。

 

 

BPSDとは、

Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia

の略で、「認知症の行動・心理症状」と訳されます。

また、認知症の「中核症状」と区別され「周辺症状」と称されることもあります。

 

僕は認知症の専門家でもないし、

もちろんBPSDに詳しいわけでもないのですが、

何のご縁か、座長の依頼を頂きました。

 

座長と言うと、なんだか大層な役のようですが、

最初に演者の先生の紹介を主とした前振りをして、

講演の終わりには質疑応答を仕切り、まとめに持って行く、という感じです。

 

僕は、特にこの後者が大事だと思っています。

講演や発表に対して質問が挙がるというのは、

興味を引く内容であることの証ですし、

聴く人が集中して聴いていたことの証でもあります。

 

 

僕が医師5年目で救命センターに勤めている時、

当時の上司の教えのひとつは、

「学会や勉強会に行ったら、必ず1つ質問しなさい」

というものでした。

 

この一言は僕の中にずっと残っていて、

振り返ると、そういう場に出た時には、

できるだけ自ら手を挙げて質問するよう努めてきました。

 

僕は、何もなければ自分を甘やかしてしまうタイプなので、

この上司の教えを自分の中で“強制力”にして、実行してきました。

それのおかげで今があります。

 

というわけで、座長を務めた今回、

演者の先生にお渡しする前に、この旨をお話ししました。

 

私が医師年数が若い時、当時の上司から、

「このような勉強会や学会に出た時には、必ず1つ質問しなさい」

と教えられました。

私はそれをできるだけ実践してきました。

絶対何か質問する!という気持ちで聞いていたら、

自ずと身の入り方が違ってきます。

本日も、会場の皆さん、オンラインの皆さん、

是非“必ず1つ質問する!”という気持ちで聴いて頂き、

質疑も充実したものにしたいと思います。

 

結果、講演の後、会場からお1人質問してくれました。

1人だけでしたが、0とは大きな違いです。

座長としては、ほっとしました。

 

ちなみに、質問してくれたのは、

僕の前置きの話の時にウンウンと大きく頷いてくれていた方でした。

会の終わりには、質問のお礼を含めてご挨拶しました。

こういうの、大事です。

 

というわけで、座長の務めをひとつ、終えました。

なんと、もう少し後にもまた座長の依頼を頂いています。

 

なぜ僕に?とも思いますが、

「学会や勉強会に出たら必ず1つ質問すること」を実践してきたことと、

無関係ではないのかもしれません。

 

今は亡き上司の教え、生きてます。

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院長二ノ坂 建史です。

 

外来でも在宅でも、患者さんの診療をする時、

「困っていることはないかな?」という気持ちで話を聞きます。

 

疾患はあるけどある程度元気な方、

低空飛行ながら落ち着いていている方、

病状の進行に伴い、心身の苦痛を感じている方、

体の機能が徐々に落ちながらも、苦痛は少ない方、

などなど、いろんな患者さんがいます。

 

先日診療に伺ったAさんは、

ある疾患により、体の力や脳の機能がゆっくりと、

しかし着実に落ちている方でした。

特に足の筋力が弱くなっているので、

それまで歩いて行っていたトイレから、

ベッドサイドのポータブルトイレになり、

そのポータブルトイレに座らせるのも一苦労になり・・・

という状態でした。

 

夫婦2人暮らしで、お子さんやお孫さんがよく行き来しています。

お孫さんたちが集まる時には賑やかです。

上記の状態ですから、主にケアする配偶者は大変ですが、

愛情を持ってお世話しています。


本人は脳機能低下もあり、あまりたくさんは話せません。

シンプルな質問に、シンプルに答えるくらいです。

(日頃の様子は配偶者が教えてくれます)

 

そんなAさんの診療の最後に、

「困っていることはないですか?」と尋ねてみたところ、

「ないです」と。

 

「では、よかったことはありますか?」と質問を変えてみると、

よかったことばかりです。皆がよくしてくれるから

と答えてくれました。

 

 

なんて素敵な心持ちなんだろう・・・

 

 

こちらの気持ちが、は~っと温かくなりました。

 

 

僕たち医療者は、患者さんやそのご家族の困っていることに

手を差し伸べるのが仕事です。

しかし、困っていることを探すのも大事だけど、

よかったことに目を向けるのも、

とても大切なことだと気付かされました。

 

「お困りごとはないですか?」

という質問と併せて、これからは

「よかったことはありますか?」

という尋ね方も採り入れていこうと思います。

 

「困ったこと(=よくないこと)」よりも「よかったこと」の方が、

話す側も聞く側も気持ちがいいし、楽しいですよね。

 

 

そういえば、以前にこんな話もありました。↓

 

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院長二ノ坂 建史です。

 

久しぶりに良い映画を観ました。

クリニックの公式ブログですが、超個人的な内容に・・・いいのかな?

って、今に始まったことじゃないか。

 

 

 

Mr.Childrenの最近の(といってもこの数年内の)曲をいくつか、

なんとなく聴いていて、だんだんと響いてきたのが、

『記憶の旅人』という曲でした。

 

 

 

いい曲だなぁと思って調べてみたら、

この映画の主題歌であるということを知りました。

それが、この映画を観たきっかけでした。

 

前情報を特に調べたわけでもなく、

なんとなく観ただけだったのですが、

“僕的ベスト映画”を塗り替えるほどに良い映画でした。

 

ちなみに、これまでの“僕的ベスト映画”は、

大学3年の時に観た『猟奇的な彼女』でした。

“心が洗われる”ってこういうことか・・・と感じた22歳の冬。

 

 

まぁそれはいいとして。

 

 

この『青春18×2 君へと続く道』、まさに“青春”。

最初の舞台は台湾・台南。

18歳の台湾人男性ジミーと、4歳年上の日本人女性アミとの淡い恋。

 

 

同じく4歳年上の女性に恋心を抱いた当時の自分の姿と重なって、

胸が締め付けられる感覚を久しぶりに思い出しました。

正確には、僕は19歳の時でしたが。

まぁそれはいいとして。

 

アミを演じるのが清原果耶さん。

この人の演技を初めてまともに見たけど、素晴らしいですね。

まずそこに魅入りました。

 

ネタバレになることは控えますが、映画としての構成が秀逸。

「あれってもしかしてこういうことだったのかな?」

と思わせる要素が散りばめられていて、

その“もしかして”が、だんだんと真実に近づいていく感覚。

そして、その真実はたまらなく切ない。

真実に近づくにつれて、胸が痛くなる。

つらい。切ない。痛い。だけど、どこか温かい。

 

「柔らかな後悔が今日も僕に寄り添ってる」

この主題歌の歌詞がまさに表している。

 

柔らかな後悔。

後悔が僕に寄り添ってる。

 

ひとつひとつは特別じゃない単語なのに、

こうして連なって言葉になると、こんな世界を表現できるのか・・・

さすが桜井和寿。

 

 

ちなみに、スラムダンクネタが絶妙に入ってくるのも、

僕的にドストライク。

ずっと野球部でしたが、漫画『スラムダンク』はバイブルでしたからね。

何度読破したことか。

 

 

そして、この映画の中で、台湾でリバイバル上映?された日本映画が、

故・中山美穂さん主演の『Love Letter』。

もしかしてと思って、この『青春18×2…』の後に観てみました。

 

そしたらやっぱり・・・

『青春18×2…』は、この『Love Letter』へのオマージュ全開でした。

こちらの感想は、またいつか。たぶん。

 

 

ふぅ~っ

じっくり映画を観るのはあまり得意でない僕ですが、

ふとしたことから良い映画に出会えたのは嬉しいですね。

しかも、2作品も続けて。

 

ふたつとも、既にまた観たくなっています。

観る度に、また感じ方が違ってくるのかな。

もっと深く入り込みたい。

 

皆さんも、是非観てください。

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院長二ノ坂 建史です。

 

3月7日(土)、海の中道海浜公園で開催された

はるかぜマラソン(ハーフ)に出場しました。

 

先日の記事で示した通り、

「これならフル走れる!」と思えるようなレースにするために、

好タイムを目指すのではなく、

ゆっくり、余裕を持って走り終えることを目標にしていました。

 

というわけで、“走評”。

 

 

最初の1キロは、約6分半。

普段のファンランニングと同じくらい、ゆっくりめの良いペース。

ずっとこのペースで良かったんですが・・・

やはりレースとなると、ついつい速くなってしまっています。

気持ちを抑えて抑えて、それでもだいたい6分前後。

 

 

9キロ目あたり(約7分/km)では、どうしても尿意に耐えられず、トイレへ・・・σ(^_^;)

水分摂取とトイレ問題、世の玄人ランナーさんたちはどうしているのでしょうか。

ご教示ください。

それ以降も、やっぱり6分前後。むしろ6分以下。

ちょっと速すぎたな・・・

 

 

そして終盤も、6分前後。

やっぱりちょっと速すぎますね。

心肺機能は余裕だったんですが、

左右の大腿の前側が酸欠?みたいな感じできつくなってきました。

19キロ目で、不本意ながら20-30秒くらい歩いて、ちょっとリカバー。

それでも、以降はペースを大幅に落とさず、

計2時間9分でフィニッシュ。

 

 

「これならフル走れる!」とは、そう簡単には思えませんでしたが、

これまでのハーフマラソンの記録からすると、

タイムを求める気持ちを抑えて、

できるだけゆっくり、でも一定のペースで走り切ることができました。

 

 

※これまでのハーフマラソンの記録

2010年12月(28歳) 萩城下町マラソン(山口県)

1時間51分

2015年3月(32歳) 海の中道はるかぜマラソン

1時間58分 ※前夜飲みすぎ

2016年3月(33歳) 海の中道はるかぜマラソン

1時間42分=自己ベスト

2016年11月(34歳) 加計呂麻島ハーフマラソン

1時間59分 ※高低差大きめの難コース

2017年3月(34歳) 沖永良部島ハーフマラソン

1時間47分 ※高低差まあまあ

2017年12月(35歳) 萩城下町マラソン

1時間49分 ※前夜大学同級生と飲みすぎ

2024年3月(41歳) 海の中道はるかぜマラソン

1時間47分

 

 

そして、大きな手応えは、レース後のダメージの少なさ。

レース終盤から左右の大腿の筋疲労は出てきましたが、

“故障”というものではなく、文字通り“疲労”。

翌日にも筋肉痛は少々。

2日経った今日にはもうほぼ回復しています。

近日中にはまた走り始めます。

 

日頃の早朝ランニングでも、年末から距離を伸ばしていたし、

あとはカーフレイズ(立ったまま踵上げ下げ)で

ふくらはぎを鍛えていたのもよく効いたと思います。

ただの信号待ちの間とかに、ぴょこぴょこ踵上げ下げしてましたからね(笑)

小さな動きですが、あれけっこう効きます。

 

やっぱり、長距離を走るためには、走る以外のトレーニングも重要ですね。

手応えは少し分かったので、より一層やっていこうと思います。

健康な心身は、仕事のためにも必須ですからね。

 

次の目標は・・・

初めてのフルマラソン・・・!

たぶん・・・この秋・・・!!!

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院長二ノ坂 建史です。

 

最近、読書熱が高めです。

こないだ読んだのはこれ。

 

よかった~

心がすっきり。

面白くて、あっという間に読了。

近く、ちゃんとレビューを書いてみようかな。

 

 

さて、読書も好きですが、一番の趣味はランニングです。

早朝、仕事前のランニングで、心身サエサエです。

日常的に走っている“ファンランナー”な僕ですが、

2年ぶりに、ハーフマラソンに出場します。

 

3月7日(土)、海の中道海浜公園を走ります。

 

 

2年前、41歳で出場した時の記録はこちら↓

 

1時間46分57秒、なかなかのタイムでしたが、

しばらくふくらはぎが痛かった・・・(涙)

 

今回の目標は、より速いタイム・・・ではありません。

 

これまでは、ガチンコで、根性出して、できるだけ良いタイムを目指していました。

それなりの成果を出せていたのですが、その一方で、

「ハーフでこんだけきついなら、フルは到底無理だな・・・」

と毎回思っていたのです。

 

そのため、これまでフルマラソンに出場したことはありません。

 

しかし、それなりに年齢を重ね、

やっぱりフルマラソンに挑戦したい気持ちもふつふつと・・・

 

というわけで、今回のハーフマラソンの目標は、

「これならフルマラソン走れる!」という気持ちで走り終えることです。

 

スピードへのこだわりは捨て、ゆっくり、マイペースで、

余裕を持って、笑顔で走りたいと思います。

 

頑張りすぎず、怪我や病気をせず、息長く、という意味で、

仕事にも通じることかなとも思っています。

 

3月7日(土)、応援よろしくお願いします。

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院長二ノ坂 建史です。

 

どうでもいい話ですが、好きな漫画のひとつは、『みゆき』です。

最近、また久しぶりに読んで、キュンキュンしました。

若松みゆきと、鹿島みゆき。

皆さんは、どっち派ですか?

僕は、若松みゆきかな・・・いや、でも迷う・・・

 

はい、本当にどうでもいい話でしたが、

今回のブログはさらにどうでもいい話です。

 

 

 

僕の髪型の話です。

 

はい。

お忙しい方はスルー推奨です。

 

 

僕の髪型は、丸刈りです。

坊主(ボウズ)とも言います。日頃よく使うのはこちらですかね。

いつからか、何がきっかけだったか、もう記憶もはっきりしませんが、

幼稚園の時にはこの頭だったと思います。

時々、ちょこっと伸ばしていたこともありますが、

ほとんどの時期が丸刈りでした。

 

中学生の頃は、当時の野球部の決まりで丸刈り。時代ですね。

引退してちょっと伸ばしたまま入部した高校の野球部では、

丸刈りの決まりはありませんでしたが、

汗をかくし、うっとうしくなって、入部後早々に丸刈り。

引退したらやっぱりまた色気を出して伸ばしてみましたが、

慣れないし、鬱陶しさが勝って、卒業前後にはまた丸刈り。

 

一年の浪人中には、短期間だけ金髪ボウズという遊びもしてみました。

その後受験期も、大学入学時も丸刈り。

大学2~3年生にかけては、

またちょっと色気を出して少し伸ばしてみましたが、

やっぱり鬱陶しさが勝って丸刈り。

丸刈り以外の髪型はこの大学3年時が最後で、

以降、43歳の現在までずっとこの髪型です。

 

それでも、この1年ちょっとの間に、少し変化がありました。

 

超短い丸刈りから、“長めの丸刈り”になったのです。

 

 

何度も言いますが、お忙しい方はスルーしてください。

 

元々、超短め、クリクリの丸刈りでした。

少し長くなると鬱陶しく感じていたので、

だいたい2週間前後で散髪していました。

毛くずをキャッチしてくれる有能タイプのバリカン(自前)で、

風呂場でのセルフカットです。

 

もう何年も、夏も冬もずっとこの短さで通していたのですが、

夏の酷暑が進む近年では、これでは直射日光に弱いなと感じていました。

 

そんな矢先。

2024年の初夏、熱中症で痙攣を起こすという経験をしました。

 

 

かなり衝撃的な、危険な経験でした。

さすがにこれを機に、直射日光に弱い“超短い丸刈り”から

“やや長めの丸刈り”に変化しました。

 

バリカンの刃に取り付ける長さ別のアタッチメントで言うと、

元々は3mmでしたが、今は12mm、または15mmを使っています。

 

え、何ミリ?

それ、違いあるの!?ぷっw

なんて思われるかもしれませんが、

当人からすると、けっこう違うんです。

 

この短さ以外、少しでも伸びると体が(頭が?)受け付けない!

って思い込んでいましたが、こうなってみると意外と慣れるものです。

何より、夏の厳しい直射日光から守られていると感じています。

これが一番大きい要因ですかね。

もちろん、今の季節であれば寒さからも守られます。

 

それと、帽子が被りやすくなったという意外なメリットもありました。

超短い丸刈りだと、肌に直接触れるようで、

微妙に収まりが悪かったんですが、

長めになってからは、程よくクッションになる感じです。

僕は帽子が好きで、夏はキャップ(野球帽タイプ)、

冬はニットキャップをよく被るので、

これは図らずもありがたい変化でした。

 

あと、短すぎると、衣服の布が引っかかって脱ぎ着がしにくいもの

煩わしさのひとつなのですが(ボウズあるある?)、

それが解消されたのも意外な変化でした。

 

ちなみに、少し長くなると、ぽつぽつと白髪に気付くようになりました。

それまでは、白髪がなかったわけではなく、

白が分かるほど長くなかっただけだったんですね。

43歳。

やっぱり人並みに白くなってるんだなぁ、と。

 

坊主頭の僕しか知らない妻と息子たちからは、

このまま伸ばしたらいいのに~と言われますが、

少なくとも今のところ、「丸刈り」以外にする予定はありません。

たぶんこの先もない気がします。

今の“少し長めの丸刈り”が、意外と気に入っています。

 

最近では、たまに患者さんやご家族からも、

「先生、髪伸びたね」

と言われることもあります。

 

 

皆さんは、どちらがお好みでしょうか?

 

 

ビフォーアフター↓

 

2023年

 

2025年

 

 

たまらなくどうでもいいことを、本気で真面目に語ってみました。

最後まで読んでくれた方、います?(*´∀`)

お付き合いありがとうございました~

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院長二ノ坂 建史です。

 

 

少し時間が経ってしまいましたが、

2月13-14日、日本栄養治療学会が横浜で開催され、

僕は13日にポスター発表しました。

 


今回は、当院が診療し始めてから胃ろうを造った例を採り上げて、

検証した発表でした。

(すなわち、元々胃ろうがある例は除いています)

 

背景疾患、病気の診断から胃ろう造設までの期間、

造設前の経鼻胃管の有無、

造設後の生存期間などについてまとめ、

また意思決定についても言及しました。

 

胃ろうって、いわゆる“延命治療”といったネガティブなイメージが

未だ根強いかもしれませんが、

生活を良くするための胃ろうももちろんあります。

 

提案する/勧める以上は、

一定以上の良い時間が持てると予測していたのですが、

結果的にあまり長くなかったという苦い例もありました。

 

そんな葛藤やモヤモヤも含めて考察し、発表しました。

 

 

聴いてくれた方からは、

 

そもそも、8年間で18例、在宅医が胃ろう造設に持って行ったことがすごい!

先生の情熱ですね!

結果的に短命だった例もあったけど、これからもどんどんやってください!

 

という、心強いコメントを頂きました。

 

なるほど確かに・・・

 

こうして、日頃の自分た“たち”の仕事を学会などで外に向けて発表すると、

僕“たち”、すなわちにのさかクリニックって、いい仕事してるなぁ、

と改めて感じます。

良い機会になりました。

 

学会でのアウトプットで得た学びを活かし、

これからさらに良い診療ができるよう努めたいと思います。

 

 

発表を終え、夜は夜景の綺麗な街を歩き、

翌朝には、出張の定番・ランニング。

 

 

赤レンガ倉庫や山下公園、港の見える丘公園、

そして横浜スタジアムも近くまで行きました!

野球人はテンション上がります!(笑)

シーズン中だったら観戦に行きたかったなぁ~

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院長二ノ坂 建史です。

 

世の中には、光があれば影もあります。

嬉しい出来事 もあれば、悲しい出来事も。

夢や希望もあれば、怒りや 裏切りも。

愛し合うこともあれば、憎しみ合うことも。

富む人もいれば、そうでない人も。

健康な人も、病む人も。

新しい命が生まれる一方で、同じだけ尊い命の灯が消えることも。

さらには、それが時に人の手に よって失われることも。

 

 子供らを被害者に 加害者にもせずに

 この街で暮らすため まず何をすべきだろう

 でももしも被害者に 加害者になった時

 かろうじて出来ることは

 相変わらず 性懲りもなく 愛すこと以外にない

 

Mr.Childrenの『タガタメ』という曲の一節です。

子供たちが心身健やかに暮らせることは、社会の平和の象徴です。

そのために、地域医療に 従事する私たちに何ができるのでしょうか?

子供たちを、家族を、ただただ愛すること。

共に働く仲間と、その家族を大切にすること。

患者さんとそのご家族を大切にすること。

自分を支えてくれる人に感謝し、こちらも支えようと努めること。

一見何のつながりもない人のことも大切にすること。

助けが必要な人には手を差し伸べること・・・。

そうやって、目の前の人も、

いつかどこかでつながっている人のことも、寛大な心で愛することが、

広い世界の誰かを救うための一歩になると信じています。

 

この曲を何度も口ずさみ(時に熱唱し)、

そんな高尚な理想を描きながらも、

些細なことに 苛立ち、

ぞんざいな態度を見せてしまうことも(同時に己の未熟さを恥じることも)、

 私の日常です。

「博愛」の精神には遠く及びませんが、

出会う人ひとりひとりを、ただただ「愛したい」と思います。

本年もどうぞよろしくお願いします。

 

・・・・・・・・・

当院の広報誌『ひまわり』2026年1月号の巻頭を、

僕が担当しました。

 

 

Mr.Childrenの『タガタメ』という曲からのインスパイアです。

 

担当することが少し前から決まっていて、

『タガタメ』を基に書きたいということはイメージだけしていて、

そのまま年末休みに入り、

全然手を付けないまま年が明け、

1月2日にようやく取り掛かり、その一日で仕上げました(笑)

しかも、同じく締切間近だった学会発表の抄録も並行で仕上げました。

 

最近、当ブログをはじめ、文章力、言語化力がサエサエです。

更新頻度もアゲアゲです。

いつまで続くかな・・・(^_^;)笑

 

 

多くの方に、そして桜井和寿さんにも(!?)、読んで頂きたい文章です。

よろしくお願いします。

 

2面以降もご覧ください。

https://drnino.jp/wp/wp-content/uploads/2026/01/himawari355.pdf

 

 

↓タガタメ、とても深い曲です。

是非お聴きください。

ライブバージョンは、よりグッときます。

 

 

 

 

ディカプリオの出世作なら

さっき僕が録画しておいたから

もう少し話をしよう

眠ってしまうにはまだ早いだろう

 

この星を見てるのは

君と僕と あと何人いるだろう?

ある人は泣いてるだろう

ある人はキスでもしてるんだろう

 

子供らを被害者に 加害者にもせずに

この街で暮らすため

まず何をすべきだろう

でももしも被害者に 加害者になった時

できることと言えば

涙を流し 瞼を腫らし

祈るほかにないのか?

 

タダタダダキアッテ

(ただただ抱き合って)

カタタタキダキアッテ

(肩叩き抱き合って)

テヲトッテダキアッテ

(手を取って抱き合って)

 

左の人 右の人

ふとした場所できっと繋がってるから

片一方を裁けないよな

僕らは連鎖する生き物だよ

 

この世界に潜む 怒りや悲しみに

あと何度出会うだろう

それを許せるかな?

明日もし晴れたら 広い公園へ行こう

そしてぷらぷら歩こう

手をつないで 犬も連れて

何も考えないで行こう

 

タタカッテタタカッテ

(戦って戦って)

タガタメタタカッテ

(誰がため戦って)

タタカッテダレカッタ

(戦って誰勝った?)

タガタメダ タガタメダ

(誰がためだ?誰がためだ?)

タガタメ タタカッタ

(誰がため戦った?)

 

子供らを被害者に 加害者にもせずに

この街で暮らすため

まず何をすべきだろう

でももしも被害者に 加害者になった時

できることと言えば

相変わらず 性懲りもなく

愛すこと以外にない

 

タダタダダキアッテ

(ただただ抱き合って)

カタタタキダキアッテ

(肩叩き抱き合って)

テヲトッテダキアッテ

(手を取って抱き合って)

タダタダタダ

(ただただただ)

タダタダタダ

(ただただただ)

タダタダキアッテイコウ

(ただた抱き合っていこう)

 

タタカッテタタカッテ

(戦って戦って)

タガタメタタカッテ

(誰がため戦って)

タタカッテダレカッタ

(戦って誰勝った?)

タガタメダ タガタメダ

(誰がためだ?誰がためだ?)

タガタメ タタカッタ

(誰がため戦った?)

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院長二ノ坂 建史です。

 

昨年、「カルテのコピペ問題」について、

自分が書くカルテに美意識をプライドを!という話をしましたが、

今回はそのカルテ記載にも関わる話題です。

 

医療界には、専門用語や略語が多くあります。

それが正しい用語・略語で、ちゃんと通じるのであれば良いのですが、

首をかしげてしまうものも、実はけっこうあります。

 

 

まず今回挙げるのは・・・

 

PEG

 

口頭では、「ペグ」と称します。

 

響きだけは、聞いたことがある人もいるかもしれませんね。

何のことか分かりますか?

医療者の方は、ちゃんと何のことか分かって使っていますか?

 

Percutaneous Endoscopic Gastrostomy

(経皮的内視鏡的胃ろう造設術)


の略語です。

 

文字通り、

「皮膚を通して、内視鏡(いわゆる胃カメラ)を使って、胃ろうを作る手術

のことなのですが・・・

 

PEG(ペグ)=胃ろう

 

という感じで誤って使われることが、多いこと多いこと!

 

上記の通り、「PEG」は「経皮的内視鏡的胃ろう造設“術”」のことですから、

「PEGから栄養を入れる」とか、

「PEG交換」とか、何のこと?って感じだし、

ましていわんや「PEG造設」なんて、“頭痛が痛い”話ですよね。

 

いやはや・・・

 

こういうのって、略語の元をちゃんと知っていれば、

誤用はしないと思うんですよね。

 

重ね重ね、「PEG=胃ろう」として使われることが多すぎます。

なんとかならないかなぁ・・・

 

と、ずっと思っていた僕は、

過去に日本栄養治療学会に問い合わせたことがあります。

 

「PEG=胃ろう」という使い方は正しいのですか?

と尋ねてみたところ、

学会からの回答は以下の通りでした。

 

テキストブックでもセミナーでも、造設“術”として解説しています。

しかし、従来からの慣習などから、

日常臨床では胃ろうそのものや胃ろうチューブをも意味して

使われていることは十分認識しています。

それが円滑かつ安全な運用につながっている側面もあるかもしれません。

したがって、学会として使っていいよとは言えませんが、

ペナルティを科すようなことでもありません。

セミナーや学術集会では、講師や座長など責任ある立場の者が

正しく発言するようには指導します。

 

と、多少のゆるさにモヤっとしなくもないですが(汗)、

とにかく、やはり「PEG=胃ろう」ではないんです。

何度でも言います。

「PEG=経皮的内視鏡的胃ろう造設“術”です。

 

そもそも、長い名称を短く(正しく)略語にして言いやすくなるならともかく、

「ペグ」も「胃ろう」も、

音としての言いやすさは変わらないわけですから、

変にかっこつけずに、「胃ろう」と言えばいいじゃないですか。

 

いっちょ前にそれらしく略語を使っていて、

実は間違っていたら恥ずかしいですよ。

略語を使うなら、まず元の用語を調べましょう。

 

最後にもう一度。おっきな声で!

「PEG=経皮的内視鏡的胃ろう造設“術”」です!

 

 

他にも、医学用語や略語の使い方で、おかしなものがいくつかあります。

そのうち、またここで採り上げてみましょうかね。

今日はこんなところで。

 

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院長二ノ坂 建史です。

 

明けましておめでとうございます。

本日1月5日から通常の診療業務を開始しています。

年末年始の休み期間は、一部はオンコール代行サービスの協力も得て、

大ごとなく乗り切ることができました。

 

さて、お正月と言えば年賀状です。

当院は、2023年の年始にお出しした下記の年賀状を最後に、

“年賀状じまい”とさせて頂きました。

 

 

それまでは、何百枚(?)出していたんだろう・・・?

 

開院から20年を越えるので、

これまでお世話になった方々(個人や会社、事業所など)が、

遠方を含め多数おられます。

 

そういった方々に、

年賀状で気持ちを伝えるのはとても大事なことなのですが・・・

 

当時の現実として、前院長も、現院長である僕も、

「誰に年賀状を出しているか分からない状態」

になっていました。

 

これまで蓄積した名簿のようなものがあり、

その中で年賀状を送る相手(会社や事業所)のリストがあり、

住所を印刷して、投函します。

(その作業をするのは、事務スタッフです)

 

「送り主である者が、誰に出しているか分かっていない年賀状」に、

果たして意味があるのか?

と思うようになりました。

 

一枚一枚、ひとりひとりに思いを込めて

年賀状を作ることができれば一番良いのでしょうが、

現実的にそれは無理です。

 

また、上記の作業には、

職員の労働力・労働時間も少なからず費やされていました。

そしてもちろん、葉書分のお金も。

 

このような理由で、葉書での年賀状をやめることにしました。

少々の心苦しさはありましたが、デメリットは感じていません。

 

とはいえ、当院は勝手ながら年賀状じまいをしたものの、

それでも当院に年賀状をくださる方(個人/会社/事業所)は多数おられます。

この年始も、たくさん届きました。

(昔はもっと多かったんだろうな・・・)

ありがとうございます。

どうぞ、来年以降はお気遣いなく・・・

 

 

尚、プライベートでも、昨年から葉書での年賀状をやめて、

“デジタル年賀状”にしました。

家族写真を使ってPowerPointで画像を作成し、メールやLINEで送っています。

楽チンです!

 

「年賀状送るから住所教えて」とか、

「年賀状届いたよ。ありがと~」といったやり取りを

メールやLINEでするっていうのも、なんだかなぁ(苦笑)って感じだし、

住所録の管理なんかも、だんだん追いつかなくなっていたので・・・

 

 

というわけで、今年はデジタル年賀状・クリニック版を作ってみました!

いかがでしょう?

(プライバシー保護の目的もあり、写真はAIで“ジブリ風”に加工しました)

 

 

2026年もにのさかクリニックをよろしくお願い致します。