被災地から遠い場所にあるうちの救命センターからも、
正式な要請を受け救急医数名が現地に赴きました。
ひとまず全員が無事に任務を終え、
通常の業務に戻っています。
僕が今救命救急で働いているのは、
診療科としての専門の如何に関わらず、
今目の前で起こっていることにまず何か対処できるようになりたい、
という思いからでした。
学生の頃からなんとなくそういう風に考えていて、
初期研修でもそういう病院を選びました。
そして、今もその修行の延長というか、
土台作りみたいな感じで救急をやっています。
今回の大震災を受けて思ったのは、
やはり、医療の手が必要とされる状況に遭遇した時に、
ひるまず対処できる医療技術や知識を持っていたい、ということです。
今の僕には、直接的に災害医療を、ということばかりではなく、
ただ、まずは今自分の目の前にある業務に対して、
もっともっと努力をしなければ、と改めて思いました。
それから。
いろいろなことが、“不謹慎” として縮小してほしくない。
こんな時だからこそ、元気を与えることって必要だと思うんです。
プロスポーツや、音楽、イベント、etc...
そして、元気な人は元気な人で、
“普通の” 生活を送っていいと思うんです。
節電だとか募金だとか、そういうのはできる範囲でやるべきだと思うけど。
そういうことではなくて。
遊んだっていい。
デートしたっていい。
飲み会やったっていい。
家族との時間をゆっくり過ごしたっていい。
卒業シーズンだし、お祝いしたっていい。
大切な仲間との別れを存分に惜しんだらいい。
試験に合格したら、喜びを分かち合ったらいい。
生きている僕らは、
この貴重な一瞬一瞬の時間を大切に過ごしたらいいと思う。
それは、何かを慎むことばかりではなくて、
大切なものを、大切に。
大切な人を、大切に。
大切な時間を、大切に。
それが、生きている僕らがすべきことかな、と思います。








