ピアノ教室を立ち上げて7年が過ぎました。
- やんちゃな子のレッスン
- 練習しない子のレッスン
- スタンダードが適応できない子のレッスン
色々悩みました。
その中でもずっと課題だった
理想が高いのに努力が嫌い
という子のレッスンの攻略にもようやく答えが見つかりました。
私の理想のレッスンとは、
生徒が望んでピアノを弾く
ことができるようになることです。
他人の気持ちのコントロールはできないですが、みんな元々ある程度ピアノに興味があって来るわけです。
だけど、どこかで歯車が狂うとピアノが嫌になったりします。
特に、
ピアノが上手くなりたいと思ったらなれる！
と本当に魔法を信じている子は努力の緻密さに絶望します。
前はそういう生徒がちらほらいましたが、今レッスンにストレスを抱えてるように見える子はいません。
（もちろん、上達の速度にそれは比例しません。上達は個人の特性や能力に依存します。）
子どもは素直なので、自分の限界を超えても努力を強いられればやってしまうケースもあるのですが、ここは焦らずゆっくりのほうがピアノや音楽との付き合いが幸せな状態で維持できると信じています。
みんな
愛されたい
↑この気持ちがあるのはご存知の方が多いはず。
そこに加えて、人って
上達したい
きちんとしたい
↑この欲求も自然にあるんです。
これは矯正したら育つものと思っていると上手く行かない子も出てきます。
本当に、本当に、自然な欲求なのです。
この欲求がバランスよく出てくるには
・生徒の話を聞く
・生徒を不安にさせない
・生徒の自由を奪わない
これらの条件を満たすことが重要です。
すぐに成果がでなくても、信頼関係ができると本当にみんなピアノに向かうようになってくれます。
私はコンクールに勝つ子をレッスンしたいのではなく、音楽を通して幸せを見つける力を育みたいと、教室を経営して考えが変わりました。
これで正解かな？と悩みましたが、
生徒がピアノ楽しい＝OK！
と今は確信持って言えます。
2月は楽しいイベントに出演しましたよ🎶
マジカル河童ちゃんと、サクラ凛ちゃんという岩手おもてなし隊の伴奏をしてきました。
小松製菓さんのイベントです。
二戸のピアニスト、猿楽さんとも一緒に！
ピアノが上手くなる魔法なんてない！と言いましたが、
ピアノが弾けない子が、ピアノが弾けるようになる魔法
というのをこのイベントで披露してきました。
♪( ´θ｀)ノ
それは企業秘密！ということで（笑）