【あなたがウソをつく時…】
心の奥に
どんな気持ちが隠れているの？
誰かにウソをついてしまったこと、
ありますか？
私はあります
思い出すたびに
「なんであんなこと言ったんだろう」
「本当のことを言えなかった自分が情けない」
そんなふうに、自分を責めてばかりいた
時期がありました。
でもある時、気づいたんです
そのウソには、
ちゃんと理由があったって…
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たとえば、
面倒ごとを避けたくて、
知らないふりをしたとき。
自分が悪者になりたくなくて、
話を少しねじまげたとき。
あるいは…
誰かの評判を落としてでも、
自分の立場を守りたかったとき。
あの瞬間は、
それが【生き延びる手段】
だったのかもしれない。
でもあとから、
「あれはウソだった」
「本当は、自分が苦しかった」
そんな思いが、じわりと湧いてくる。
そんなふうに、自分を守るためのウソは
相手との距離を広げてしまったり
大切な人を傷つけてしまうことがある。
それはまるで大切な人の心に
小さな【トゲ】を残してしまうような感覚。
でも、大切な人を守ろうとして
ついたウソにはやさしさが
あるようにも思うんです。
たとえば…
頑張っている相手を
これ以上追い詰めたくなくて、
本当の状況をあえて言わなかったとき。
大切な人の不安を
少しでも和らげたくて、
本当は苦しいのに
「大丈夫だよ」と笑って見せたとき。
たとえ真実を伝えなかったとしても、
それはその人を想う
「愛」だったかもしれない。
大切なのは、
自分がどんな気持ちでウソをついたのか…
そこに、ちゃんと目を向けてあげること。
「怖かったのかな」
「嫌われたくなかったのかもしれない」
「ただ、あの人を守りたかっただけかも」
そうやって、自分の気持ちに気づいていくと、
ウソの奥にあった【本音】が見えてくる。
ヒプノセラピーセッションでは、
そんなふうに心の奥にしまいこんだ
気持ちにやさしくアクセスして
いくことができます。
潜在意識に深く入り、
イメージでその場面に戻って
なぜ、あんなふうに
本当にしたかったことはなに？
とあの時の自分に問いかけていきます。
そんな問いの答えが、
自分の内側から自然に湧いてくる…
そして、そのイメージの場面に
相手にも登場してもらって、
気持ちを確かめることもできます。
あなたが、本当に伝えたかった言葉を、
あの場に戻って
相手に伝え直すことも
できるのです。
その時間が、あなたの心をやさしく
ほどいてくれる。
それが、
ヒプノセラピーのやさしさであり、
力だと思っています。
どうか、自分を責めないで。
そして、ウソをついた【あなたの気持ち】に
そっと寄り添ってあげてください。
本来のあなたは、きっと
誰よりもやさしくて、
思いやりのある人。
まずは、そのやさしさを
自分自身に向けてあげてくださいね
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