二宮和加子
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あなたは詩人の吉野弘さんを
知っていますか?
 
 
吉野弘さん(1926年~2014年)の
代表作は結婚披露宴のスピーチで
引用され広く知られるようになった
「祝婚歌」をはじめ
 
 
国語の教科書にも掲載された
「夕焼け」、「Iwas born」
「虹の足」などがあります。
 
 
先月、語り人二宮隆として
活動している夫が
第6回吉野弘の詩朗読コンクール
【吉野弘のこころを詠む】の
決勝大会に出場しました。

 
 
惜しくも受賞は逃しましたが・・
同じ朗読グループで
活動されている方が優勝びっくり
 
 
夫は素晴らしい朗読仲間に
囲まれているんだな~と
感謝の気持ちで
いっぱいになりましたハート
 
 
この朗読コンクールは
吉野さんが晩年を過ごした
静岡県富士市が主催しています。
 
 
このコンクールは今年で6回目。
実は夫は1回目に優勝しています。
 
 
朗読する詩は出場者が
自由に選ぶことができます。
 
 
この時に夫が読んだ詩に
私が感動してしまい・・キューン笑い泣き
 
 
受賞2年後にベトナム赴任が決まり
異国での生活が始まるのですが・・
 
 
コンクールで頂いた詩が書かれた
額をベトナムまで持参して
部屋に飾り、何か悩みがあるたびに
この詩を読んで自分に問いかけていました。

(横浜の自宅にて)
 
 

私達夫婦の共通の思いとして

ベトナム生活を支えてくれた詩

といっても過言ではなく・・

 
 

今日はその詩を原文のまま

ご紹介します。

 

 

「愛を人々の上に」

 

私はむろん 不完全な人間です

だから私は 人を責める事など

爪の垢ほども 出来ません

だが世の中は

自分の不完全さから目をそむけて

他人の不完全さをそしり合ふのです

私だってさうです

しかし私はさうではなくなりたいと希って居ります

この罪を犯した時 きまって私は、私を憐れむのです

でも要は 不完全さを許し合ふことです

完全は神にしか求めることが出来ないとすれば

人間はその不完全さを許容しつゝ

愛しあふ事です

不完全であるが故に斥け合ふのではなく

人間同志が助けあふのです

他人の行為を軽々しく批判せぬ事です

自分の好悪の感情で人を批判せぬ事です

善悪のいづれか一方にその人を押し込めないことです

その人にはその人なりの人生観があるのですから。

かういふ私は道徳のニヒリストではありません

人々がお互ひの言ひあひに時間をつぶすより

自分自身の人間味を高める事です

笑ってすますことです

凡(あらゆ)る矛盾の対立がこの宇宙の眞相なのです

この矛盾は互ひに強く惹きあふのです

対立する両極を心の中に

広く広く抱いて居ませう

世界は深いのです。矛盾を愛する心になりませう

それを静かに見て居ませう

自分の便宜のために世間を破らぬ事です

一生にひとつ人々の心に残る眞實(しんじつ)を探りあてれば

良いのです それには 愛をこっそり人々の上に

持ちつゞけることです。愛を見せびらかさず こっそりと。

 

【妻と娘二人が選んだ「吉野弘の詩」】より

 

 

5年間のベトナム生活を終え
昨年7月に日本に帰国した今
 
 
この詩はこれからの私達夫婦の
生き方を導き、支える詩にも
なっていると感じています。
 
 

このような生き方ができる人に

少しでも近づけるように

精進する日々です。
 
 
この詩に出逢えたことに感謝ピンクハート
ありがとうございますニコニコ

 
 

一人で悩み苦しんでいる
あなたの力になりたいです。


必要な方に届きますようにハート

 

 

出逢いとご縁に感謝して・・

愛・調和・平和を伝える

ヒプノセラピスト&聴くチャネラー

二宮和加子

 

 

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