「春向きのアンバー香水を教えてください」

「春向きのオリエンタルな香水を教えて下さい」

とリクエストいただきました


オリエンタル(アンバーやサンダルウッドや樹脂系、ムスク、バニラ)は重厚感のある香りでどちらかといえば秋冬向きですが


春っぽいものもあります!



それではアンバーから参りましょう

■ゲラン ランスタンドゲラン

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オレンジ&りんごとたっぷりのハチミツから、マグノリアの優雅な香り、そしてこの香水の核であるアンバー。

2003年の発売当時は革新のアンバー香水として位置付けていたランスタンドゲラン

私が春のアンバーで真っ先に思い浮かんだのは

これでした!




■メゾンフランシスクルジャン バカラルージュ540  レビューはこちら


究極のアンバー。ただしオレンジキャンディのような雰囲気も備えていますのでオールシーズン使用可能。燃えるような香りがする不思議な香水です。一生香水のアンバーとして、宝物級の香水になるでしょう。



■バーバリー マイバーバリーブラック レビューはこちら

「ボスレディに捧ぐ」マイバーバリーブラック。

濃厚なアンバーに蜜のようなピーチの組み合わせ。かなりスイートですがローズが春の雰囲気を醸し出してくれます。日中用というより夜用の春アンバーといったところ




■メゾンフランシスクルジャン ジェントルフルイディティゴールド レビューはこちら

クリーミーで美しいアンバー×バニラですが甘さ控えめの完全ユニセックスバニラ。秘密はスッキリとしたアロマティックなジュニパーのおかげ。

これぞ春のクリーミーアンバーでしょう!

フランシスクル・ジャンはアンバーが得意なんでしょうか。余談ですがメゾンフランシスクルジャンで秋冬のアンバーは誰がなんと言おうとグランソワールです!




■エルメス オードマンダリンアンブレ レビューはこちら


弾けるフレッシュなオレンジと重厚感あるアンバーの相反する共演!

見事にマッチしております。つけていてとても心地よい完全日中用、春夏の毎日アンバーの決定版です。初めてエルメスの香水を買う方、エルメスの香水はデザイナーズですがかなり芸術性が高いので、このシリーズから入ってみてはいかがでしょう。



■ミュグレー   エイリアンオードトワレ

オリジナルのオードパルファム版はヨーロッパの女性が好みそうな激重アンバーが強烈ですが、オードトワレ版ならシトラスをブランドしたおかげで軽く仕上がっています。

この世のものとは思えない美しさ=エイリアンをオードトワレから体験してみてください



ここからはサンダルウッド

■bdkパルファム  グリシャルネル レビューはこちら

春夏のサンダルウッドといえばグリシャルネル。

チャイティのような香りが夢心地のサンダルウッドです。

ミルクなしのスパイシーチャイからミルクが注がれてクリーミーになっていくような変化を遂げます。私の初のbdkパルファムフルボトルにして、最高のブラインドバイでした。


■エルメス サンタルマソイア レビューはこちら

エルメスの香水の中でも最も芸術性に力を注いでいるエルメッセンスシリーズ。

難解な香りが多い中、サンタルマソイアは透明感が奇跡のようなサンダルウッドです。

なんとフィグのような香りがします。

サンダルウッドの何をどうやってフルーツの香りみたいにしたかはジャンクロード・エレナの魔法です。




■ケイティペリー インディビジブル 

最近のヒットプチプラ!

サンダルウッドにラム酒、ココナッツと春夏の雰囲気を感じられるサンダルウッドです。

セレブプロデュース香水は、その人自身が大人になるにつれてプロデュースする香水も洗練されていくのが楽しいですよね。

余談ですがブリトニーはずーっと同じ路線(ファンタジーシリーズのスイーツ系グルマン)です。それもアッパレやん?!



■シャネル ココヌワール

シトラス、フローラル、オリエンタル、ウッディ、、香りの全方位網羅した完璧なフレグランス。

香水マニアでさえもこれ一本あれば良い。というほど多面的な顔をもつオリエンタル香水の決定版!

もちろんオールシーズン使用可能。

シトラスから始まるものの、どんどん重厚感を増していきますのでオリエンタル中上級者に。



■バイレード モハーヴェゴースト

こちらは瑞々しさが不思議なサンダルウッド。

ジュワッと蜜がしたたるような不思議なウッディです。個人的にはシャネルチャンスオータンドゥルの瑞々しさ増し版だと思います。




以上

春のオリエンタルでした




























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