またまた 新入り保護っこ | 陽だまりの中で まったりと 

陽だまりの中で まったりと 

      個人ボランティアとして活動をしていく中で
      自分の感じたことを綴っています

11月の猫キャンペーン11日(土)・12日(日)に行われました 今月は59匹の猫を不妊・去勢手術を行い 無事お返しする事ができました

 

その中で ある駐車場で暮らす10匹弱の猫たち 

駐車場の近くの餌やりさんは 「懐いている2匹の猫の手術代は支払うので2匹は手術しても良い」と言い 「他の猫は違う人が餌をあげているから 他の人から手術代をもらってくれ」と自分の責任を放棄  じゃその餌やりさんを教えて欲しいとお願いしても「わからない」というお話でした

 

でも 駐車場の隣で雌猫が子猫を5匹産み 今は3匹いるので 保護して欲しい と仰るので 「子猫は保護しますので 全頭手術をして欲しい」とお願いすると 「ボランティアに集まる寄付金で手術してくれ」と言われました

私達『福島犬猫ゆいまーるの会』は個人ボランティアの集まりであって 寄付金を集めている訳でもなく 自分達が仕事した収入の中から 各個人が保護した猫の世話代として出費していて ひとりひとりの保護している猫の数も ここにいる猫達よりも多いので難しいと説明しました

 

その場所を見ると

 

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確かに子猫がいました ぼやけていますが拡大すると

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まだ 2ヶ月ぐらいです 今まで 駐車場の前の道路で 子猫が何匹も交通事故に遭い亡くなっている事も聞いていたので 子猫は保護する事に決め 母猫の捕獲を行いました

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お母さん1度 捕獲器に入りましたが 唐揚を上手に銜え 捕獲器から出て まっすぐ子猫のもとへ向かい 子猫に唐揚をあげ また捕獲器の中に入りました 今回は脱出する事ができず捕獲

子猫思いの母猫 「ごめんね あなたが戻って来た時 子猫には逢えないけど 子猫は必ず幸せにするから 許してね」と話かけました

母猫の気持ちを思うと 申し訳ない気持ちでいっぱいですが 心を鬼にするしかないと 子猫の捕獲を行いました

 

2匹の子猫はすぐに捕獲できたのですが 目の前で兄弟が捕まるのを見ていたせいで 恐怖心がたかまり 残りの1匹の捕獲がなかなかできませんでした

その捕獲中に いろんな方と会いましたが 自分が餌をあげているという方にはお会いする事ができなくて 話を聞いていると 「かわいいから見に来ているだけ」 とか 「手術したら返してくれるんですよね」とか心配する方はいるけど 責任を持つという方には逢えなくて 手術代は私達で出すしかないと思っていると 近所に住むボランティアの方と逢いお話する事ができました 「自分も7匹保護しているし 協力している方も20匹保護しているので 子猫の保護はできないし ここだけじゃなく他の場所の猫の面倒もみているので 手術も難しい」 と仰られていましたが 日にちが経つに連れ 「駐車場の猫達の手術代は自分が払うので『福島犬猫ゆいまーるの会』でお願いします」と仰ってくださいました

日曜日から捕獲始まって 4日目の昨日 やっと最後の子猫を捕獲する事ができました

恐怖心から母猫を精一杯の声をだして呼び続けていましたが 兄弟と一緒のケージに入れると 少し落ち着いたのか 水を飲み 食事も済ませ トイレもし 時折淋しくて鳴きますが 兄が舐めてあげると鳴き止んでました

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左の子が最後に捕獲できた子で唯一のメス

3匹とも ビビリますが 抱っこOK

左から めい さつき ととろ と命名しました

人間もやさしいから 大丈夫だからね 人間のことも好きになってね