噛み付き犬として一度は不要犬と判断されたけど | 陽だまりの中で まったりと 

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      個人ボランティアとして活動をしていく中で
      自分の感じたことを綴っています

2年前 飼い主を噛んだ犬が保健所へ預けられ

ひとりのトレーナーに寄って不要犬と判断されてしまった犬がいます

その判断に納得がいかなかった『福島犬猫ゆいまーるの会』の代表が その犬を救いたいという思いで 別のトレーナーの先生に相談を持ち掛け 先生も承諾してくださり その先生の下で訓練を受けることになりました

 

代表はずっと その犬の事が気になっていましたが トレーナーの先生によけいな気を使わせてはいけないと どうしているのか聞きたい気持ちをずっと抑えてきました

 

先生がFacebookでアップされた記事を読ませていただいて 思い切って電話をさせていただき 訪問しても大丈夫ですよ と仰っていただき 昨日私も代表と一緒にその犬に会いに行ってきましたチョキ

 

 

☆゚・:,。*:..。o☆先生の記事をコピーさせていただきました☆゚・:,。*:..。☆

 

ようやくそんな顔をしてくれるようになりましたね(^^)

久しくおっかない顔は見ていませんでしたがなかなか懐には入ってきませんでしたね。手の届く距離にあなたがいるなんて・・・

覚えていますか?

...

見習いが犬舎に入ろうとすると扉に飛びかかって脅しまくっていたことを

エサの時間になるとぶーちくぶーちく文句をたれてキレまくっていたことを

何かにつけすぐに歯を向いてブチ切れていたことを

何度キツイお灸をすえられたことか(笑)

昨年末から仲間たちと一緒に触れ合うようになりましたが気性の荒い和犬の割には意外と協調性がありましたね。意外でした(笑)

ハウスはすぐに覚えましたね。扉を開けると一目散に入る姿はじつに爽快です。満点です(^^)

そういえばエサの時は一言も吠えなくなりましたね。バンじいちゃんに見習ってもらいたいくらいです。

あと少しです。
冬を迎えるころには見違えるようになっているでしょう。

そうそう・・覚えていますか?
『生きる価値のない犬だ』と言い放った人間のことを

真剣に向き合いもしない、あなたを深く知ろうともしない人間の一言であなたは殺されるところだったんですよ。

先生は一日たりとも忘れたことはありませんよ。

『生きる価値のない犬?』 

そんことはありません。今こうして先生の膝の前に穏やかな顔をして伏せているではありませんか。それが“すべて”です

勝ち負けなんてもとよりありませんがこの勝負・・・
生き抜いたあなたの勝ちです🍻

写真:‟ビフォーアフター”の図

 

 

私達の目の前に現れた犬は 驚くほど落ち着いていて もうすっかり 普通の飼い犬でした

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写真は先生に撮っていただきました こんな表情が見れて 代表は「良かったなぁ~」って言いながら涙ぐまれていらっしゃいました

 

手をグーにして下から差し出すと ペロペロって舐めてもくれました

先生が仰られる通り 生きる価値の無い犬など絶対にいない と強く感じます

この犬は不要犬と判断されたけど 命が助かりましたが 処分されてしまった犬は数多くいます

ひとりのトレーナーの判断で不要犬と決めるのではなく 犬にも もう一度チャンスを与えられる そんな世の中になればこの犬のように 残りの犬生を幸せに暮らすことができるはずです!

 

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たすけてくれた みんな ありがとう

                          byほくと