何でもない毎日。
ゆづの存在が、元気を、希望をくれる。
それは事実。
ゆづに会いたい。
ゆづの笑顔が見たい。
それは、願望。
だから、叶わないことを嘆くよりも
現実をしっかりと目に焼き付けたい。
それがいま、私たちにできること。
その姿、その生き方。
これまで、私たちは十分に見せてもらってきた。
まさに命を削るように、フィギュアスケートと向き合って来た
とても孤独で厳しい道のり。
氷に乗る度に、深く頭を下げ、
手を触れて感謝を示すゆづ。
その時に発する「お願いします」という言葉が
「I'm in your hands」と訳されたように
氷上に立つことへの神聖で真摯な思いを感じる。
だから。
そこに立つことができない
ゆづの辛さも、悔しさも、共有なんてできっこない。
それでも、喜びは分かち合えることを願う。
だから、その日を楽しみに待とう。
どんなに強くなっただろう?
どんなに美しくなっただろう?
五輪という最高の舞台で、
より輝く姿に、想いを馳せよう。
会えない寂しさ、辛さを口にするかわりに。
ゆづのいる世界。
そこにいられる奇跡を、今こそ噛み締めたい。
そう、幸せはすでに手の中にある。