【ぽたかふぇ。】ここにしかない 楽しい モノ、コト、ヒト | しのブログ=Today's ouzou

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日々の絵、活動お知らせ、日記

日々 散文。
日々 散心。
日々 それらを見繕う。
日々 それらを紡ぎ落とす。

【ぽたかふぇ。】

今回、様々なきっかけがあり、私とぽたかふぇ。の関係について、
一度きちんと記したいと思い、この記事をあげます。

高円寺 ぽたかふぇ。
http://pottercafe.main.jp/

私は作家でありますが、色々な大切な思いがあり、現在、スタッフ、ギャラリー担当として、この場所に関わらせていただいております。
ぽたかふぇ。の名前の由来はポタリー(陶器の絵付け)ができるカフェで、ポタリーカフェ=「ぽたかふぇ。」です。

友人でmaroという女性がいました。
maroは、イラストレーターでもあり、ポタリーペインティングの作品を作る作家でもありました。
NYでアーティスト活動をしていた彼女が、当時出会ったポタリーbarに興味を惹かれ、日本でも気軽にポタリーができる場所を作りたいと願いながら、自宅でポタリー教室など開き、様々な作家の作品が並ぶポタリーの展示も積極的におこなってました。
ポタリーの楽しさを広めたい、いつかポタリーができるカフェギャラリーみたいなものを作れたら......
そう願っていた彼女は、2010年にガンにおかされました。
(こちらのブログの右側に、当時maroの闘病を応援してきた仲間が作ったHPのバナーが貼ってありますのでよかったらご覧ください)

彼女がガンにおかされたと知った後に、友人が立ち上がって、チャリティー展示、ポタリーの展示会をおこないました。
その時にmaro自身が出会ったのが、当時、ポタリーができる場所「陶絵王国」を経営していた、現在のぽたかふぇ。のオーナーと、ミキ店長です。maroが嬉しそうにこの出会いを話していた事を思い出します。
しかし、残念ながらmaroは2011年36歳の若さで天に召されました。

そんなmaroの思いも引き継ぎながらも、ポタリーができるだけではなく、コーヒーが大好きな店長がはじめたのが「ぽたかふぇ。」です。
カフェと、ポタリーと、ギャラリーがあり、小さなお子様からプロの作家さんまで、たくさんの人の笑顔が見れる場所…。
ぽたかふぇ。はたくさんの思いが詰まった場所でもあり、私にとってもとても大切な場所の1つです。

そんなぽたかふぇ。は今年4月で4周年を迎えます。
色んな人達の思いがあり、支えがあり、
まさに「ここにしかない 楽しい モノ、コト、ヒト」の場所になりました。


作家の私を知ってる様々な人達が、ぽたかふぇ。にも様々な形で関わってくれている事、
ぽたかふぇ。で出会った方々が私の人生にも関わってきてくれている事、
maroの事を今でも大切に思っているご家族・友人の皆、
そしてなにより、ぽたかふぇ。を日々支えているオーナー、店長、スタッフの皆に感謝をこめて。





2016.1.8
大塚 忍ことninko ouzou