【Debian 12 KDE 日本語入力】
Debian 12 KDEをインストール後、
ログインするとIBus通知のポップ
アップが表示されました。
Debian 12 KDEをDVDバージョン
からインストールした場合は、
初期入力メソッドがUIMでした。
UIMは、Firefoxでは機能しますが、
他のアプリ(端末、テキストエディタ)
でクラッシュしてしまいました。
KDEシステム設定>入力メソッド
を見てみるとFcitxが、デフォルト
の入力メソッドになっているよう
です。後ほど説明しますが、Fcitx5
は、事前にインストールされていま
せん。ibusでの日本語入力を確認し、
Fcitx5の設定を行います。
KDEシステム>入力デバイス
には、仮想キーボードの項目
がありますが、何も設定され
ていません。
【IBusの設定】
メニュー>設定
を開くとIBusの設定が
あります。IBusの設定
を開きます。
IBusの設定>入力メソッド
を見ると、入力エンジンが
ありません。追加を入力し
てもanthy、mozcが無いです。
sudo apt install ibus-anthy ibus-mozc
と端末で入力し、anthy、mozcを
インストールします。一旦ログアウト
し、ログインし直してください。
IBusの設定>入力メソッド
を開き、追加をクリックし
日本語を選択します。
AnthyとMozcが表示されます。
Mozcを選択し追加します。
IBusの設定>一般
キーボードショートカット
の設定を変更します。
「次の入力メソッド」の右端
にある「...」をクリックします。
ポップアップ・ウィンドウ
の「キーコード」の右端にある
「...」をクリックします。
次のポップアップ・ウィンドウの
「キーを入力してください。」の
入力欄にある無効をクリックします。
「新しいアクセラレータ」と表示され
たら、キー(例えばコントロール+スペース)
を入力します。
キーコードと修飾キーの
設定が表示されます。
正しければ、追加を入力
します。
キーボードショートカットに
追加したキーが表示されます。
IBusの設定>一般
「次の入力メソッド」に
新しいキーが追加設定されます。
このショートカットキーに基づいて
日本語入力への切替が行われます。
ブラウザーFirefoxを起動します。
検索欄で日本語入力切替キーを
入力します。Mozcでは、初期設定
が直接入力になっています。入力
モードで「ひらがな」を選択します。
ひらがな入力出来れば
成功です。
IBusの設定>入力メソッド
でAnthyに変更します。
Anthyを追加しMozcを削除します。
Anthyの設定を開きます。
IBus-Anthyの設定>一般
の入力モードが英数になっています。
「ひらがな」に変更します。
ブラウザーFirefoxを起動します。
検索欄で入力メソッド切替キーを
入力します。ibus-anthyでは、
「ひらがな」入力モードで
入力出来ます。
【入力メソッドFcitx5の設定】
KDEの入力メソッドは、
仮想キーボード上で言語設定
することが、正解なようです。
入力メソッドFcitx5が、多くの
KDEディストリビューションで
デフォルトになっています。
KDE=fcitx5と言えます(個人の見解)。
sudo apt install fcitx5 fcitx5-anthy fcitx5-config-qt fcitx5-mozc
Fcitx5のインストール後
KDEシステム>入力デバイス
仮想キーボードを確認します。
Fcitx5が表示されます。
Fcitx5を選択し適用します。
パネルのキーボード・アイコン
が変更されます。
(Fcitx5に変更ならない場合は、
ログインし直すか、Debianの
再起動を行います。)
パネルにあるFcitx5のキーボード
アイコンを右クリックします。
インプットメソッドの設定を
選択し開きます。
KDEシステム設定>地域の設定
入力メソッドが開きます。
キーボードが英語になっています。
「入力メソッドを追加」を選択し
ます。
「キーボード・日本語」を選択し
追加します。
追加されたキーボード・日本語
をドラッグ&ドロップで入力
メソッドオフへ移動させます。
キーボード・英語は、削除します。
「レイアウト設定を変更しますか?」
にある「修正」をクリックします。
そして適用します。
グローバルオプションを設定
を開きます。
ホットキーの
入力メソッドの切り替えを確認します。
入力メソッドでMozcの設定を確認します。
初期モードの「全角かな」を確認します。
ブラウザーFirefoxを起動します。
検索欄で入力切り替えを行い、
「ひらがな」入力できれば成功
です。
お疲れ様です。
以上、Debian 12 KDE 日本語入力
の紹介です。
有難うございました。