どうも、Shimyです
子どもを受け身ではなく
主体的に育てることを
目的とした子育てコミュニティ
令和の子育て騒動
を運営しています。
毎週木曜日10時から
モンテッソーリ教育
50音のことばあそび
をやってます!
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前回、子どもの「なぜ?」に対して、どういう対応をすればよいかについて書きました。
そこで、できるだけ子どもに考えさせようとして
「どうしてだと思う?」
「考えてみて」
と言ったものの、
子どもが間髪入れずに
わかんない
と言った時どうすればいいのか!?
子どもが「わからない」と答えるときに考えられるパターン
①何も思いつかないくらい難しくてわからない
②考え方がわからない
③正解じゃないから言いたくない
あたりが私は思いつくのですが、
1つずつ見ていきます。
① 本当にわからない
そもそも感覚的に理解できないなどの理由で、本当にわからない場合。
たとえば、時間感覚がない小さな子に時間の予想は無理、など。
② 考え方(方法)がわからない
どうやって推論したり仮説を出せばいいのかわからない場合。
基本的な考え方である
言いかえたり、
くらべたり、
理由をたどったり
などの考え方がわからないので、
推論や仮説が出せない。
③ 間違いたくない
「正解」があると思っていて、それ以外のことを言うのは嫌だ(間違うのが嫌だ?)から、言わない場合。
学年が上がるほどこういう子が多くなる印象(私調べ)。
こういう子ばかりが集まっちゃったクラスは、
アクティブラーニングとか討論とかがなかなかできない。
成績がよいとか悪いとかは関係がない。
「間違うこと」に対して負のイメージがついている。
「正解」があると思っていて、
「正解」しなければならないと無意識に思っている。
常に「正解」を探している。
こんな感じか?
対応の仕方
①は、私が「そのままおいておく」に該当するものです。
本当にわからないことを追求してもかわいそうなだけで、
下手したらトラウマが残って心を閉ざすのでそっとしておきましょう。
②は、たとえば
「これと似ているものあるかな?」
「これとこれ、どこか違うところあるかな?」
など、最初から答えを言うのではなく、
補助を出してみます。
考え方のお手本を大人がやってみせることもあります。
③は、「正解」を答えないといけないと思っているので、
それ以外のことは言いたくなくて「わからない」と答える場合です。
この場合は、
「自分で考えて出すことに価値がある」
ということを時間をかけて伝えていくようにしています。
たとえば、子どもが自分で考えて答えたことについては否定しないようにします。
考えて出したことについて、プラスの感情を伝えます。
たとえば、
「よく気づいたね!」
「そうかもしれないね!」
など。
子どもが出した仮説が間違っていても、
その場では正解を伝えないままでいることもあります。
このように、子どもを探究的に育てる活動をしています。
子どもを思いのまま育てて探究脳にするコミュニティ
「令和の子育て騒動」内
参加費は無料です。
春休みだけの参加も歓迎!!
10時30〜
ライブ配信「元塾講師オカンの教育漫談」
教育漫談と見せかけて、ただの漫談かもしれない。