【検証】東城真~龍が如く-1.0 | Born Again

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初代『龍が如く1』(2005)に脳を焼かれた人のブログ。プレイしたゲームの感想・備忘録など不定期更新中。当ブログの記事内容・URLのリンク転載については固くお断り致します。龍スタ横山代表のネタのパクリ元らしいよ、知らんけど

 

 

先日発表された、大正時代が舞台の龍が如くスタジオの新作「ProjectCentury」

(以下、センチュリーと記述)

 

映像の発表直後から、既存の龍が如くシリーズの時系列と繋げたがるファンの間で「東城会の成り立ちの物語」「龍が如く-1.0」などとの説や憶測が日々ネットで飛び交っています。

 

同時に映像にて登場する男性キャラクターが、通説で東城会の初代会長とされる「東城真」という説も囁かれている状況。

 

今回は、その知ってるようで知らない「東城真」と東城会の古い歴史について、センチュリーの男性キャラとの関連性も含めて事実関係をベースに探ってみたいと思います。

 

注意私はいわゆる予想や考察(という名の個人の妄想の押し付け)は大嫌いなので、あくまでこれまでの『龍が如く』シリーズのゲーム内で示されている事実関係を整理しながら、東城真なる人物や東城会の創成期という既存シリーズでは描かれていない部分を浮かび上がらせる事を目的とします。

 

  東城真って誰よ?

 

 

 

まずそもそも東城真って誰よ?という話から。

 

「龍が如く」シリーズで「東城真」という名前が初めて登場したのは、オリジナル版(PS2)の『龍が如く2』

 

桐生チャンが個室ビデオ店で視聴出来る作品の中にある「初代組長伝説 東城真 ケンカ格闘究極奥義」というDVD、これが「東城真」という名前の初出でした。

(ちなみにリメイク版の『龍が如く極2』ではこのDVDは登場しない)

 

 

ちなみに視聴するとヒートゲージが1段階伸びるという重要アイテムでもありました筋肉

 

ただ詳細な台詞付きだった『極2』の個室ビデオと違い、オリジナル版の『2』ではそういう要素は無く、このDVDでも男性の怒号と効果音のみで内容は窺い知れません。

 

ただ「初代組長」「東城真」というワードこそあれど、このDVDも含めて「東城真」が「東城会の初代会長」とハッキリ明示されている訳ではなく、その後のシリーズでもその点に関して言及はありません。

 

従って「東城真が東城会の初代会長か?」と言われると、厳密にはこれだけの情報では断定出来ない

 

たまたま名前が「東城」なので、「そうかも知れないね」という域を出ないレベルの話です。

 

 

  ○東城真=東城会初代会長という誤認識

 

 

「東城真=東城会の初代会長」という“誤認識”が一部で広まったのは、私の推測だとおそらくWikipediaの記述が原因だと考えています。

 

Wikipediaの「東城真」の項では、ハナから東城真=東城会の初代会長という前提で記述されており、先述のヒートゲージの件も「その強さが窺い知れる」記述者の個人的な主観で断定しており、これらはゲーム内で示された事象を勝手に拡大解釈したものに過ぎず、何ら客観性を踏まえた物ではありません。

 

ただPixiv百科事典など同様のサイトでも本家Wikipediaの記述を踏襲しており、「東城真=東城会の初代会長」という“誤認識”が一部で広まったものと思われます。

 

加えて『極2』が発売済みの現在、新規ファンがわざわざ古いオリジナル版の『2』をプレイする確率は極めて低く、設定などの面でWikipediaの記述を鵜呑みにしてしまう状況がある事も、誤認識が拡散していく原因として考えられます。

 

⇧ 龍スタに媚び売りまくりの某電ファ○と異なり比較的中立で優良な記事が多いオートマトンでも、その点に関してはこんな杜撰な記事しか出せない所が、これに関する問題点を象徴してるようにも見えます。

 

  東城会初代の人物像

 

 

 
 
 「東城会の初代会長」についてゲーム内で唯一確認出来る事実は、『2』の東城会本部にいるモブ組員からの2つの証言
 
・東城会の初代会長が本部内の庭で裏切った組員を処分した
・同じく東城会の初代会長が、東城会本部内の庭でドーベルマンを放し飼いにしていたが、三代目(世良勝)が犬嫌いでどっかにやった
 
東城真ケンカDVDとは異なり、この二つの貴重な証言をしてくれるモブ組員はリメイク版の『極2』でも登場します。

 

謎多き東城会初代会長の人となりにシリーズで唯一触れられている部分です。

 

DVDの件も含めて、こういう本筋に関係のない小ネタを当時のスタッフさんの誰かが入れたんでしょうね。

 

 

  東城会の創成期

 

 

 

 

 

東城会の創成期についてシリーズ作品の中での言及はほとんど無いに等しいものの、唯一の事例として、番外編の『クロヒョウ』シリーズにてその点に関する言及があります。

 
私が知る限り、ゲーム内で言及された最も古い東城会に関する事象です。
 
その内容とは、『クロヒョウ』シリーズ登場する地下格闘場・ドラゴンヒートの原型となる格闘場の仕切りを、戦後すぐに東城会が行っていたという九鬼の証言。

 

という事は、(九鬼の証言が正しければ)少なくとも昭和初期~戦後には既に東城会は存在していたという事になります。

 

ただし番外編の『クロヒョウ』でサラッと触れられるだけの発言なので、そもそもこの設定を把握してる人が殆どいないだろうし、名越さん以下クロヒョウに関わった主要スタッフが退社してる現在、龍スタの現体制がこの設定を拾うとも思えないけど。

 

 

  ”センチュリー君"=東城会初代なのか?

 

 

 

東城真や東城会創成期に関する情報を整理した所で、そろそろ本題に入りたいと思います。

 

センチュリーの例の男性キャラが東城真なのかを考える上で登場してもらうのが、『龍が如く0』で登場し、本編に登場した東城会の人間の中で最も年配の人物である二井原隆さん。

 

二井原の肩書きは「二代目会長代行」ですが、そもそも東城会二代目時代の本家若頭でもあり(ラストシーンで本人が言及)、これまた謎多き二代目会長とは当然ながら強い繋がりがあった事が想像出来ます。

 

ここで二人の年齢を推定すると、仮に『0』の時点(1988年)で二井原が60歳だったとすると、二井原は1928年(昭和3年)生まれ。

 

二代目が仮に二井原より10歳上だとして、その場合二代目は1918年(大正7年)生まれ。

 

もちろんこれはただの仮定なので、年齢の幅はもう少し広く見積もる事も出来ます。

 

翻ってセンチュリーの男性キャラ

(面倒臭いので仮に“センチュリー君”と呼称)

 

センチュリー君は1915年(大正4年)の段階で見た感じ既に20~30代だと推定出来るので、となると計算では明治中期(1880~1890年代)の生まれとなる。

 

従って、仮にセンチュリー君が「東城会の初代」だった場合、センチュリーの時代の前後に生まれた後の二代目会長とはかなり年齢に開きがある事になる。

 

「ProjectCentury」が本当に東城会の成り立ちの物語だとしたら、計算上は少なくとも初代と二代目には大きな年齢差があるのでやや無理があるのではないか?というのが、現時点での私の結論です。

 

*ただし二代目が初代の息子と仮定すれば年齢的に不自然ではなく、センチュリー君=初代、二代目=初代(センチュリー君)の実子という図式も一応成り立つが、果たして・・・キョロキョロ

 

  結論

 

この記事を通じて解き明かしてきた事を以下にまとめます。

 

・「東城真」なる人物が「東城会の初代会長」だという事実は、劇中の事象からは断定出来ない

→先走ったネット民の誤認識という結論

・『クロヒョウ』の設定を考慮するなら、東城会は昭和初期~戦後には活動していた

・“センチュリー君”と二代目の年齢差を考えると、『ProjectCentury』が“東城会の成り立ちの物語”なのかどうかは微妙なセン

・同様に、“センチュリー君”が(後の)「東城会の初代会長」なのかも、年齢を考えると微妙

 

当然ながら、「東城真≠初代会長」という主張を出した以上、「センチュリー君=東城真とは言い切れない」という結論も併記しておきます。

 

勿論この記事は、「ProjectCentury」とこれまでの『龍が如く』シリーズが共通の時間軸であるとの仮定の上で、公開されたセンチュリーの映像から分かる事と、既存の龍シリーズで示された事象を照らし合わせて検証を行った物です。

 

当然センチュリーの全容は今の所全く分からないので、軽いネタ記事として読んで貰えたらと思います。

 

  おまけ

 

横山氏&海外RGG公式Xより。

 
センチュリー君着用の法被を着た横山氏と黒人男性…というよりどう見ても我らがスヌープがグータッチしてる風の写真📸
 
スヌープは何?主題歌?まさか出演?
 
法被はただのプロモ用なのか、後でまた商品化して売りつけるのか分からないけど、取りあえず今の龍スタの現状を鑑みるに商売っ気しか感じない札束
 
スヌープがどういう形で関わるにせよ、セガの現社長が言ってるIPの海外展開をどんどんやっていく中で、センチュリーもその一翼を担うんだろうな~という風には思います。
 
まあ本格的な発表は『8外伝』の後にどこかで例のサミットでって事なんでしょうね。
 
(おわり)