※「ロストジャッジメント」のネタバレが含まれるのでクリア後の閲覧を推奨します。あとめっちゃ長いです。
最後だけで4時間近くかかった~
どんなに短く見積もっても3時間以上はおそらくかかるので、ラストやる時は余裕のある時にプレイするのを強くオススメします
総プレイ時間92時間(うち体験版の分が約40時間乗ってるので実質52時間)
ユースドラマはダンス部以外タッチせず、本編とサイドケースでやれる物だけ全部やったというとりあえずの進め方でした。
難易度ノーマルでやったけど、ノーマルでもボス戦や終盤のバトルは油断するとガリガリ削られるので割と歯応えありました
最初は一閃だけ微妙と思ってたけど、終盤のボス戦で円舞でクルクル回ってるだけでは通用せず、結局一閃の虎落としみたいな技に助けられたので、3つのスタイルどれも万遍なく鍛えといた方が良いなと思いました。
相馬が強かったのと、阿久津が初手掴みばっかり狙ってきてウザかったのと、あと後半のRKのオレンジのブサイクフードw(久瀬パイプの流用キャラ)がウザかったな
間を空けて2周目はEXハードでやろうと思ってるけど、ノーマルでこれならEXハードは相当ヤバそう
バトルは大幅に進化して文句なしに『0』と並んで過去最高レベルだと思うけど、1つだけ不満だったのは予告なくQTEの仕様が変わった事。
あれのせいでナベさん戦で何回海に放り込まれて一発KOになったか・・・
ボタンの表示は一瞬なのにいきなり仕様変わったせいでどのタイミングで押せばいいかすぐには分からず、あれだけは不親切だなと思いました
さて本編ですが、クリアした直後できちんと論じられる程ハッキリ事実関係を整理出来てないけど、とりあえずざっとした感想。
今回はこれまでみたいに分かりやすい巨悪を叩くと言うのとは全く別の「答えの出ないタイプ」のシナリオで、良い意味でやった人ごとに見方が違って議論を呼ぶだろうという事では、個人的にこういうシナリオは好きなので、その点で今作は過去最高傑作だと思います
「法律」という絶対的に見えて実は不完全なものを軸に、人によって「正義」の意味が全く異なりぶつかる物語の中で、(最後に海藤さんの〆の言葉にもあったけど)『ロストジャッジメント』というタイトル通り、確かに正義失ってましたわ。
結論から言うと桑名めちゃくちゃ好きです
個人的にイジメ加害者みたいなグレーな連中に対する裁きは桑名の考えに近いし、イリーガルな手段とは言え彼がポリシーを貫いて進んで手を汚す事にも「もっとやれ!」とさえ思う。
それに対して、(前作の出来事を踏まえてるという理屈付けがあるとは言え)突破口が澤先生一本槍だった八神は、巷で“澤先生bot”と言われてる通り、途中から悪い時の桐生チャン化して説得力が乏しく、主人公の描き方としては弱かったかなぁと。
ただこの辺は、前作の大久保君や絵美ちゃん周りの話とも絡めて、桑名たちとは違う「正義」の形をあえてぶつける為にわざとそうした節もあり、おそらく作り手的には確信犯だったと思います。
名越さん達が結末で揉めたと言ってたのは、おそらく桑名や公安サイド、特に楠本玲子を自首させるか否かとか、桑名自身の扱いの部分だと思うけど、仮に自首しないEDだと八神の主張は闇に葬られてバッドエンドになるから、結局シナリオの収まりを考えてそっちを優先したのかなという風に推察します。
ただぶっちゃけ、特に後半は八神が絡んでくる事で却って話がややこしくなって、特に楠本玲子の事は触れない方が彼女の仕事(国益)的にも息子との親子関係も平穏が保たれるのに、(澤先生は気の毒だが)他人の事情に踏み込んでまで「正義」を貫くべきなのかという意味で、八神に対して「お前関係ないやろ!しゃしゃって来んなよ!」と思う場面は多々ありました。
ただ全く別々の「正義」が正面からぶつかるという今回のシナリオにおいては、(メタ的な意味で)狂言回しとして八神がそういう役割にならざるを得ない部分はしゃ~ないのかなとも思う所もあるし、そこはシナリオの副作用として受け止めておきます。
細かい部分で何かあればまた書くけど、全体的な感想としてはこんな感じでした。
あとはキャプった写真を出しながら細かい所を振り返っていきます。
今回新規キャラも色々いながら話を回さないといけない中で、前作のレギュラー組も各々キャラを崩さずそれなりに出番作りながらの絡ませ方は、続編物としては上手かったと思います。
真冬だけちょっと出番少なくて真冬推しとしては残念だったけど(涙)、ジャッジメンバー全員個性的で粒揃いな中でそれぞれ見せ場あってよかったのでは?
レギュラー組だと、やっぱり東はツッコミ所満載で良いキャラしてんな(リアクション芸人としてもw)
RKに一番弱そうな奴扱いされてんのも、ある意味持ってるよね(笑)
さおりさんとの初絡みもあったり、星野君とのディスり合いは前作知ってたらニヤリとして、もちろん海藤さんやヤガミサンもだけど、誰と組ませても味が出て面白い稀有なキャラなので、公式さんには大事に育てて欲しいです
RKが相手って事前に言われたのでちょっとギャルっぽくした“通りすがりのRKファン”のさおりさん
さおり役の甲斐田裕子さんのはっちゃけぶりも、前作に増して振り切れてて最高
vs源田先生&星野君のデスマッチは2周目やった時に全選択肢録画せねば!!!
ただ今回、星野君はさおりさんの事になるとちょっとギャーギャーうるさすぎたので、やっぱり星野君にさおりさんはちょっと勿体ないよなぁ(個人の見解)
真冬に悪いけど、さおりさんはむしろヤガミサンの方が相性良さそう
EDがまさかのアルファベット表記なので、鉄爪の表記も“Tesso”で、これだけ見ると何かイタリア人みたいな名前だなと
アジア版ウルヴァリンみたいなナリで強いし、顔は香港のアクション俳優風のイケメン、でも中身はだいぶ暑苦しいキャラで、こんな仲良くなる展開とは思わず良い意味で裏切られたキャラの一人です。
川井信也、御子柴弘、間宮由衣、赤池など胸糞悪いクズキャラ博覧会だった中で鉄爪は間違いなく癒し系マスコットでした
でもってまさかの趙くん出て来るとは
(台詞はないけど)
一応名目上リューマンの総帥はソンヒに変わったはずだけど、暇なのか?
昔伊達さんがセレナの事を「絆の交差点」と評したけど、同じように佑天飯店も異人町の「絆の交差点」になってるようで、あの空間は好きです
もちろんナベさんも久しぶりの“現場のデカ”キャラとして良かったし、鷹野検事も前作のエビ蔵同様最後にデレて、もうちょい深堀りして欲しかった気もするけど。
いくら落ちぶれたとは言え、東城会の元・直系組長、しかも私の長らくの推しメンの一人・世良会長の日侠連の直近のトップが出て来てくれただけで感無量でした
しかも東いわく「日侠連は名門」だってよ!
嬉しい事言ってくれるぜ
やっぱり神室町と言えば東城会だよ
元・直系組長ながら落ちぶれて飲んだくれてる入江と、直系昇格出来なかった松金組長の子分である海藤さんとのやり取りも哀愁漂うもので、このシーンも結構好きです。
そして「六代目の新事業」という気になる発言も・・・
俺たちの大誤算や“アラ還”真島の兄さんにそろそろ会いたいぜ。
相馬や阿久津のプロフィールにも最初から日侠連の文字があって、見た瞬間それだけでお腹いっぱいでした
あと主要キャラ全員年齢確定してるのも何気にGJすぎる
ここまでしてくれるなら、鉄爪とか入江総裁も知りたかったぜ・・・。
桑名の親戚のセイレーンのマスターのくだりで、「元極道で現在はバーのマスターがサバイバーにいる」って言われて、「えっ?もしかして柏木さんの事?マジで!?」と思って行ったら全然違うオッサン(右の人)出て来てずっこけたわ
それにしても、サバイバーに来ると春日やさっちゃん達に会いたくなりますね~
カラオケは出来ないし、カクテルと冷麺しか頼めないけど(笑)、重苦しい本編の事を忘れられる貴重な空間なのでサバイバーにはよく行ってました。
ま、でも趙だけでも顔出ししてくれてそれだけで大満足でした
まだ全部やれてないけど、本編とサブだけ見たら今のところ過去最高レベルで大満足の出来でした
これから本編の事実確認などやりつつ、心機一転、当面は誠稜高校でミス研顧問に専念したいと思います