フラれたらそれまで!? | Born Again

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先日の龍が如く7の発表ひらめき電球

 

第一報の時点でのあまりの大ブーイングに、逐一対応しておられるスタッフ各氏が段々可哀想に見えて、普段厳しい事を書いてる自分が言うのも何ですが、居たたまれない気持ちになります。

 

名越さんや横山氏のコメントからも分かるように、長く龍が如くというシリーズに触れている人なら、お話の面でも、ゲーム的にもここらのタイミングで何かしら大きな転換が必要だったことは感覚的に理解できると思います。

 

私も長年龍ファンをやっていてそれはずっと感じているので、スタッフの皆さんが新しい風を吹き込むために新しいチャレンジを積極的にされることはむしろ大歓迎クラッカー

大転換をやる以上、既存のユーザーからの多少の拒否反応があるであろうことは織り込み済みだと思います。

 

これが遊んだ上で文句言われたり見切られるなら、横山氏の言うように「フラれたらそれまで」なんだろうけど、まだ第一報の段階で、触ってもいないうちから(少なくともシステム云々について)文句言うようなことはしたくないかな。

 

今までも、見参の時やOTEの時に、時代劇かよ!?ゾンビかよ!?という良い意味での驚きに満ちた第一報は経験してるけど、最初からこんなにネガティブな反応が大きかったことは記憶にないので、それによってスタッフの方には消極的になることなく引き続き制作に邁進していただきたいです。

 

ただ、横山氏の言う「フラれたらそれまで」というのは、正論だけど、100人以上のスタッフの方を束ねる責任者の立場の人が言っていい言葉ではないかな。

 

リプ欄でも返されてるけど、「フラれた」結果ダメージを食らうのは自分の下で真面目に働いてる沢山のスタッフの方であり、会社であり、その人たちの家族でもある訳だから、チャレンジはしつつもフラれないようにスタッフさんたちを導いて自信を持って作品を送り出す責任があるのではないでしょうか。

 

横山氏は悪い意味で職人気質なところがあるというか、今回の発言だって、

「ウチのラーメンに文句あるならもう店に来るな!」

みたいなニュアンスで取られかねないし、そういう所が仇にならないといいけど。

ゲームなんかより多くの人に受け入れてもらってナンボなんだし、作品がポシャったら何もかも終わりなんだから。

 

ここまで広がったものを鎮めるには、今回ばかりは早めに体験版出した方がいいと思います。本当に。

 

このまま見切られてしまうよりも、より多くの人に触ってもらって、少しでもポジティブな印象を受けてくれる人が増えるなら、その方が良くないですか?

実際私みたいに、自分で触らないと善し悪しの判断はしかねると思ってる人も少なくないと思うので。

 

まぁ映像見ると、システムしかり演出しかり、想像以上にRPGに寄ってて、今までの龍のバトルの雰囲気のかけらもないので、路線変更するのは良いけど、もう少し間を取れなかったのかなという気はしなくもないが。

長い付き合いなので関心は持っているが、一方で他社の超有名シリーズに名実ともに擦り寄っていくことがどうして必要なのかという疑問が燻っているのも事実。

結局ゲーム業界の超大御所の名前を出して、自分は認められたというのを外に言いたいだけでは?

 

とにかく触ってみないと何も判断出来ないので、触れる日を待つしかないですね。

 

最後に、繰り返しですが、スタッフの方には世間の反応に押されずに自信を持って制作を続けていただけたらと思います。