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姫妻にいな-新那-✴︎ゆるジョワ革命✴︎

ゆるっとブルジョワ=「ゆるジョワ」✴︎
頑張らないことを頑張る!
お姫様になることを誓った主婦・にいなの
人生✴︎劇的リフォームdays

*血のつながった家族との距離感

 wotopi.jp


こんな記事をみつけた。
共通する部分がありすぎた。


県外の仕事を辞めたときも
病気になったときも
実家に頼らなかったのは


あの家に浮遊する毒に侵されるのが
分かりきってるから。


実家アレルギー(汗)



実家に顔ださなきゃなって思考しても、
体の芯がモサモサぐらぐらして


うん、絶対むり。帰りません。



結婚して籍を抜いたことで
その辺吹っ切れてよかった。


血は分解できないけど、
つながりはひとつ解消できた。


冷血で自己中心的な父と
思い込み、被害妄想家の母。

親がお互いの悪口を
お互いのいない間に子どもに吹き込んでくる。


地獄だよ。毒以外のなんでもない。

あそこは毒ガスが充満する「家族収容所」。



今、名字が変わるまでの24年間を解毒中。


私は帰りません。
一番大切な私を守るために。

中学二年生。

クラスが別れてから
あたりまえのようだけれど
彼との交流はほとんどなくなった。

下駄箱で偶然
おはよう バイバイ
それぐらい。


新しい春に芽吹いた
小さなさみしさ。

私の中で生まれた初めての
恋しさを
まだ感じ取れずにいた。

テニス部で初めて先輩になったり
新3年生の引導を受け入れたり
目の前に出てくる
不慣れな課題に力をとられてた。

そうこうしているうちに夏休み
部活に没頭して 二学期を迎えて
高校受験に本腰を入れる3年生に代わって
私たち2年生が学校を引っ張る時が来た。

新生徒会。
部活や友人関係で悩む私には
関係のないトコロ。


彼は立候補して
副会長になった。


私はここでやっと
彼との距離を知った。
痛感した。


いっしょにあんなばかやって、
いつもふざけてて、
急にそういうのになっちゃうの?
ひとりですごい人になっちゃうの?

私が知らなかったの?
私…知らなかったよ?
きいてないよ。


なんか…遠くなったな。



さみしさが湧いてあふれてきた。


あわてて思考する。
「私を意識しているのはあっち」-


そんな種などまいていないと
むしってもむしっても
次々に芽は生えて。

手は追いつかず
気がつけばそこらじゅう
目線の高さまで伸びていた。

よく見えない。


さみしいよ。


遠くなってやっとわかった。
近くにいたから
近くに感じていたから楽しかったから
その間に

種はここに落ちていたの。

私のすぐ足元にあったの。


彼の近くで
たくさんの喜びが実ったから
私が笑うたびに
この私の体から
種はポロポロ
こぼれたんだよ。


さみしい私は
こりもせず

侘しさを振り切るため
彼の動体視力をうばうため


私も彼から遠ざかる。


未熟で愚かな誇示だった。
「私、この人のこと、一生好きだ。」


彼が私を好きだって噂は
2年なっても
いろんな筋から伝ってきてた

だってあいつは

友ダチ




中学に入って初めてのクラス
初めての席替えで横並んだ
一番前のグラウンド側の窓際

人懐こい笑顔で
一瞬でうちとけた

彼は私の一番仲のいい男子で
私も彼の一番仲のいい女子だった。
たくさんふざけて笑ったり
ないしょを共有したり
大好きな「友達」。



ほどなくして
彼が私を好きかどうか
仲間から尋問にあう現場に
私の部活仲間が遭遇した。


「わるいか」

返事は四文字。


それを聞かされた私は
少しの動揺を感じて
急いで冷静を選択した。


大好きだけど

友ダチ
だった。

気まずくなりたくなかった。
失いたくなかった。
彼とばか笑いできる時間 関係を。

一年生
私は気を引き締めて
「友ダチ」を全うした。

女子同士のグループにいても
彼と会えば嬉しくて話しかけた。
一緒に嬉しくて笑ってた。
あくまで「友ダチ」のバリア越しに。



二年生
クラスが別れた。

彼はそこで
つまらなそうに
教室の後ろのロッカーに座って

部活仲間に会いに来た私の目線に捕まると
ふいと目を反らして床に飛び降りて
廊下に出て行った。



ねえ、
私のこと好きなの?



部活の仲間に会いにきたはずなのに
彼の振る舞いだけ目が追っていた。



「わるいか」

私の知ってるぶっきらぼうな返答は
肝心なことばじゃない。

あいつが私を好き、なのに

なんで、私が
気にしてるの。


3月に13歳になったばかり
幼い心で何かが起きている
ひそやかにそのざわめきだけ感じていた
はなればなれの二年生の始まり。