えっ知らなかったです。。。では済まされない事実。 | 加須市の肉屋 元祖若鳥の唐揚げと金賞メンチカツのお店  長沼精肉店の長男のブログ

安部 司さん著者の

【食品の裏側】こちらの内容をご紹介していきます。


安倍さんはスーパーや小売店に食品添加物を提案する会社に長年勤め、食品の裏側を見てきた方です。


驚くべき食品の裏側を一緒に見ていきましょう。


スーパーなどに行って食材の裏を見ると

添加物の名前がずらり

亜硝酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、グリセリン脂肪酸エステル、パラキシオン安息香酸イソブチルなどなど。


添加物の力はものすごいものがあります。


例えば

ドス黒い原料のタラコを一晩 添加物の液に漬け込むだけで 赤ちゃんのようなぷりっぷりの肌に変貌させたり。


ベージュ色のしわっしわな干し大根も、一晩添加物に漬け込むだけで、きれいな真っ黄色のたくあんになったり

添加物は魔法のようなクスリだと著者は思われたそうです。


安部さんはそのような添加物を世に広める為に

いろいろなお店や会社への営業に励んだそうです!


古くから続くかまぼこ屋さんだったり、うどんの麺屋さんだったり、

職人が作る食品というものは朝早くから過酷な作業が始まるので、若い人が継がないという課題が多いそうです。


かまぼこ屋さんの例でいうと

仕入れた魚を手で捌いて、脂のノリなどを職人の目で見分けて仕分けしてかまぼこを作る。

日によっては納得のいく魚が仕入れられず

かまぼこを作ることができなかったりと生真面目に作り続けている。


ところがある日

卸先のスーパーから


"『おたくのかまぼこ高くて売れないから、安いかまぼこを量産してよ!うちのお客さんは質より安いモノを選ぶんだよ!』"

とクレームが入ったとの相談を受けたそうです。


そこで

安部さんは

輸入ものの安い魚の冷凍すり身と添加物を提案。

【冷凍すり身を使うなんて、かまぼこ職人の名折れだ!】と渋っていたかまぼこ屋さんでしたが


[スーパーには価格を叩かれて、しかもこんなに辛い仕事を息子さんが継ぎますでしょうか?]のひとことに


そのかまぼこ屋さんは職人技を捨てて、添加物かまぼこを作る工場へと変貌。



このような流れで添加物[クスリ]を使い

安くて、見た目がよくて、食材が長持ちする食品を作る

お店や会社が多くなってきたと著者は言います。


安くて便利なものが多くなってきたが

その代わりに失っていくものも沢山あるのだなぁと僕は思いました。


考えさせられます。。。


続いて

本日は添加物の闇に光を照らしていこうと思います。


何度も言いますが

添加物は害悪とは言っておらず

少なくとも恩恵を受けている部分もありますよ!

ということが大前提の本になります(食品の裏側)


どのような食材や食品を選ぶかは自由です!

ただ、食についてちゃんとした情報を得てから選びましょうよ!というテーマで書かれた本です。


続けます。


【一流メーカーが危ない添加物を使うはずがない】

【変なものが、人気のスーパーで売られているわけがない】


そう信じて、膨大な添加物を摂取するしている人がどれほど多いか。

食の裏側を知ると絶対に食べたくないと思う食品を何も知らずに食べている人がどれほどあるでしょうか。。。と著者は言っています。



添加物というものは、厚生労働省が一つ一つ毒性をチェックして基準を満たしてもののみ使用することが許可されたモノです。



なので、普通に生活するなかで、添加物を摂取しても別に問題はないとされています。



ただ、それは添加物の単品使用においてのテストだけです。

複数の添加物を摂取した場合、《複合摂取》をした場合の検査はされていないのが現状なのです。

(これは知らないと怖いですよね💦複数の添加物が混ざりあっている食品がほとんどです。先日ご紹介したミートボールは30種類以上の添加物[クスリ]が使われていました)



添加物の毒性や発がん性など単品では検査しているが

複数摂取の場合はどうなのか?

これはいかに国の基準だからといって完全に信頼できるものではないと著者は言っています。


特に日本は、海外では【使用禁止】とされている薬品や添加物の使用を数多く認めている国になります。(意外過ぎですよね💦



自分も含め、家族、子供たちに与える食について

これからも一緒に学んでいきましょう。