ペンチマンから学んだこと | 『肉イズム』~女房を質に入れてでもあなたに伝えたいこと~

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今こそ少年時代のワクワクを取り戻すときだ。

あらゆる出来事は学びとなる

 

 

ペンチマンという超人がいます。

 

ゆでたまご著『キン肉マン第24巻』集英社

 

ペンチマンといえば、

 

王位争奪編におけるビッグボディチームの先鋒。

 

次鋒・レオパルドンのインパクトがあまりにも強かったため霞んでしまいましたが、

ペンチマンもなかなか良い味を出していました。

 

ゆでたまご著『キン肉マン第24巻』集英社

 

サディスティックなセリフとか、

特徴的なあごひげとか。

 

闘い方もシンプルでわかりやすい。

「ペンチハンドでさんざん殴る→とどめのペンチクロー」というように。

 

 

 

キン肉マンを通した勉強

 

 

そんなペンチマンの出身地は…

 

トリニダード・トバゴ。

 

トリニダード・トバゴとはいったいどこにあるのかというと、カリブ海の南端。

南アメリカ・ベネズエラの海岸のすぐそば。

 

ペンチとこの国の関連性はよくわかりませんが、

「ペンチマンを通してトリニダード・トバゴという国の存在を知った」

という人も結構いるかと思います。

 

ほかにもブロッケンJr.の技、

「ベルリンの赤い雨」や「ブレーメンサンセット」などを通してドイツの地名を知った人も多いでしょう。

 

だから、地理の勉強になることもあるんですよね。

 

地理だけでなく、

プラネットマンを通して宇宙体系を学ぶことができたり、

 

テリーマンの新幹線アタックを通して道徳観を養ったり、

 

キン肉マンを読んでいると、

いろいろと、勉強・学びになることもあります。

 

 

「学ぶ心さえあれば万物これわが師である」

 

と言ったのは、パナソニック創業者・松下幸之助です。

 

 

私事ですが、先日Amazonの買い物で詐欺まがいの出来事に遭遇しました。

 

ほしいものリストに入れてあったカバンが45%オフになっていたので、

「安っ」と衝動的に購入ボタンを押したんです。

 

ところが、予定配達日になっても商品が届かない。

待てども待てども届かない。

 

出品業者について調べてみると、同じような被害にあっている人もいるみたい。

どうやら詐欺に引っかかってしまった模様。

 

Amazonでもこんなことあるのか…

と悔しさがこみあげてきました。

 

 

以前読んだ中谷彰宏さんの本で、

「おいしい話に引っかかって騙された?

 いや騙されたのではない。

 授業料を払って勉強したのだ」

といった内容のことが書かれていました。

 

それを思い出し、

 

この一件も授業料として考えればいいかな、

 

悔しいけど、これも学びなんだ、

 

とほんの少しだけ前向きにもなりましたがね。

 

ともかく、

「安物買いの銭失い」とはまさにこのこと。

 

実際経験を通して深く学ぶことができました。

 

 

「損はしたくない」

 

誰もがそう思うでしょう。

 

とはいえ、生活する中で「予期せぬ損」というのも出てくるものです。

 

金銭的にも、労力的にも。

 

「こんなはずじゃなかったのに」

「あちゃ~やってしまった」みたいな。

 

そんなときは誰でも悔しい思いを味わうものです。

 

しかし、一たび悔しい思いをかみしめた後は、

「そこから何を学べるか」を考えてみることが大事。

 

あらゆる出来事は学びとなります。

 

いつかその出来事が血肉となり自分自身を作り上げていくのです。