【2025 J1 第32節】
川崎 4−4 柏
勝者なき殴り合いは、いつだってその後に尾を引く。
受けた傷は軽い熱を帯びて数日はその痛みが引かず、殴った拳は相手を退けた自分の勇気を示すかの様に、腫れ上がって何度も激闘を思い出させますずら。
連戦の中ではリバウンドメンタリティという言葉がよく使われますずら。
大きな敗戦をきっした直後の試合で、そのショックを振り払って再び連勝へ軌道を乗せる気持ちの切り替えは、頂点を目指す、そしてタイトルを獲るチームにとって必要不可欠な資質だったりしますずら。
これはチームだけではなく個人にも言えることずらけど、11人プラス、ベンチメンバー7人の計18名で戦うフットボールという競技では、それを大きな一本の束としてまとめ上げる指揮官の力が重要になってきますずら。
長谷部茂利という指揮官はその力があるはずですずら。
前任の鬼木監督もモチベーターとして優秀だったずらけど、長谷部監督も負けじとチームマネジメントに長けており、選手たちの矢印を上向きの大きなものに束あげてくれると信じていますずら。
その証拠に、試合直後のインタビューでは、得点を重ねたことよりも、4失点にフォーカスして反省の弁を述べていたずらからね。
大量得点はいつも問題点をぼやかして、失った勝ち点の重要さをうやむやにしてしまいますずら。
点が獲れているから大丈夫。あとは少し守備を修正すれば勝てるはずだ。
0−0や1−1の引き分けだったら、もっと真剣に守備の修正や攻撃のアプローチを見つめ直すだろうずら。
大量得点の殴り合いはそんな気持ちの流れに陥りやすいので、個人的にはあまりよろしくない結果だと思っているんずらけど、プロの興行としては及第点以上の評価になってしまうことは否めませんずら。
長谷部監督はすぐに失点シーンを振り返り、チームとして守備の約束事が疎かになっていたと苦言を呈し、自分のマネジメントにも言及してチームの引き締めを図っていましたずら。
対する柏はどうだったんだろうずらね。
フロンターレよりタイトルに近い位置にいるだけに、リカルド・ロドリゲス監督がどんな言葉を選手たちに欠けているのか気になるところですずら。
攻撃的なチームを指向する彼なので、もしかしたら失点のことよりも劣勢の中で追いついたチームの攻撃的な姿勢を評価し、選手たちにポジティブな言葉をかけていそうな気がしますずら。まあ、オラの勝手なイメージずらけど。
さて、試合からだいぶ時間も経っているずらし、写真を見ながら簡単にスタジアムレポートをして終わるとしますずら。
9月ももう終わりを迎える日曜日の夕方、キックオフ2時間前の等々力はだいぶ過ごしやすい気温となってきましたずら。
ただ、秋を感じられるかというとそうでもなく、この時間でもまだ半袖で過ごせる日々が続いていたりしますずら。
ミストを発生させる扇風機も設置されていたりして、まだまだ選手たちがプレーするには大変な気温なのが分かる風景ですずら。
キックオフ時には26.5℃という公式情報もあるずらし、その中で死闘を繰り広げた両クラブの選手たちが、一斉にピッチに倒れ込んだのも頷けるところですずら。
写真を撮った時点では、柏サポが入場中だったこともあり、あまり写ってはいないずらけど、かなりの人数が駆けつけていたずらよね。
19時キックオフだと、柏まで帰るには結構ギリギリな時間になるずらし、翌朝から仕事がある人たちには足を運ぶのに躊躇させるシチュエーションなんずらけど、やはり優勝争いに食い込むために重要な試合が続いているのか、かなりの柏サポが等々力まで足を運んでいた印象ですずら。
最近はイベント情報を見ないまま等々力に行くことが多いんずらけど、この日も事前情報なしに参戦したので、写真を撮るのもそこそこにスタジアムへと向かっていましたずら。
そんな中で異彩を放っていた展示物があり、思わず写真を撮ったものがありますずら。
SDGsがイベントのテーマだったらしく、ゴミを燃料にする車として展示されていた車がありましたずら。
と書くと、本当にそんな車があるのかと思われそうなので、一応注釈を入れておきますずら。
まあ、有名なので説明の必要もないかもしれないんずらけど、この車はかの有名なハリウッド映画であるバックトゥーザ・フューチャーシリーズのタイムマシン、デロリアンですずら。
結局何部作まで行ったか定かじゃないんずらけど、第1作目の最後に改良されたこのマシンが、バナナの皮などのゴミを燃料にタイムスリップするというシーンがあったことから、今回のこのイベントに登場したということなんだろうずらね。
シリーズファンなら、きっとこのデロリアンが原子力なのか、それとも改良してゴミを燃料にできるバージョンなのか見分けられたんだろうずらけど、オラはそこまでの知識は無いので判別することが出来ませんずら。というか、後から思いついたことなので、単純にこの車を見た時には興奮して写真を撮っていただけでしたずら。
SDGsにとって原子力発電が善なのか悪なのか分からないずらけど、その善悪両面を内包したこのタイムマシーンを展示するのは、実は深い意味があることなのかもしれませんずら。
…絶対そんな事は考えていないで、ノリで展示しているだけだろうずらけど。
ドラッグストアで買い込んだアルコールをしこたま流し込み、まあまあ酔っ払った状態でいつもの席につきますずら。
ウォーミングアップ時には何やら横断幕が出ていたずらけど、どんなメッセージが出ていたのかは知りませんずら。
この日はエリソンが出場停止だったので、ロマニッチへの期待が伺える選手コールだったずらかね。
その期待に応える形で2ゴールを上げたのは上出来ずらし、それ以外のところでもチームへの貢献度が高く今後に期待が膨らむパフォーマンスでしたずら。
柏サポもかなり入っていたずらよね。
チケット完売のお知らせも見ていないずらし、2万1千人を超える観客が入ってはいたずらけど、空席が多少目立つ中でのこの激闘は、観に来なかった人の後悔を誘い、次回の売り上げに少しは繋がるものと思いたいところずら。
いつ撮った写真かもあまり覚えていないずらけど、とりあえずゴール裏はかなり埋まっていましたずら。
最後の写真はハーフタイムで撮ったものですずら。
試合終了後に写真を撮るのも忘れているくらい、まあまあ喪失感を噛み締めながらスタジアムを後にしましたずら。
お互いに優勝争いからの脱落を意味する引き分けに終わり、白熱した好ゲームとは思えないほど、落胆と喪失感がスタジアムを包みこみましたずら。
しばらくして選手たちを鼓舞する応援が響いてはいたずらけど、それは生きるための本能から発せられるものみたいなものだったずらか。
どんなに自分の意思で呼吸を止めても、自律神経が生命の危機を感じて勝手に呼吸を始めてしまうような、そんな生きるための反応だったのかもしれませんずら。
試合内容にはあまり深く触れないずらけど、いくつか書いておきたいトピックとしては、まずDAZNの解説をしてくれていた南雄太さんについてですずら。
いやぁ、素晴らしい解説だったずらね。って、オラの目線にはなってしまうずらけど、それでも客観的に見て、知見に溢れた楽しい解説だったと思いますずら。
システムの噛み合わせによってどんな事象が起こるのかも触れていたずらし、特に現役時代はゴールキーパーだったこともあってか、その視点から細かくマニアックな技術解説をしたりしていて、オラくらいの中途半端にコアなサッカーファンからしたら楽しくてしょうがないものでしたずら。
いい解説者が良い監督になるとは限らないんずらけど、今は何をしているのか気になって調べてしまいましたずら。
どうやら現在は流経大柏のGKコーチを務めているらしく、その傍で解説業もやっているとのことでしたずら。
柏レイソルのイメージが強い彼ずらけど、いろんなクラブを渡り歩き、いろんなGKコーチから指導を受けているだけに、彼がどんなGKを育てていくのか楽しみだったりしますずら。
解説を聴く限りでは、普通に監督業でも結果を出せそうずらけど、まずはGKコーチとして実績を積み上げていって欲しいところですずら。
あとは、長谷部監督が言っていた守備の約束事なんずらけど、これがどの部分を指して言っているのかが気になりましたずら。
特に1失点目の垣田のゴールを映像で見て思ったんずらけど、彼をゴール前でフリーにさせてしまったのが誰の責任と考えているのか気になりますずら。
詳しくはダイジェストなどの映像を見て欲しいんずらけど、柏の攻めに対して、フロンターレは守備の陣形が整っている中での失点でしたずら。
センターバックのウレモビッチと佐々木の間に垣田が立っていたんずらけど、最初にその近くにいたウレモビッチが、相手の中盤でボールを握るMFの動作に対し、右サイド前方にいる柏の選手にパスが出てくると予想して前にステップを踏みますずら。
結果的にその予想が外れ、ウレモビッチが背中で見ていた垣田にスルーパスを通されてしまうんずらけど、ウレモビッチとしては、なぜ佐々木がスライドしてそれをカバーしていないのかジェスチャーで不満を示していましたずら。
果たして、長谷部監督が落とし込んでいる守備の原則としては、ウレモビッチの危険な選手に寄せる守備、言い換えるなら選手がポジションをスライドさせてマークを外さない守備をするのか、それとも佐々木が選択した様に、自分の与えられたエリアを最優先にスペースを空けない守備が優先されるべきだったのか、どちらが正解だったのかを聞いてみたいものですずら。
なんとなくずらけど、長谷部監督が伝えている原則としては、引いて守備ブロックを形成できている時は、自分の与えられたスペースをなるべく空けずに守るのが正解だと感じますずら。
夏の移籍市場で獲得したばかりのウレモビッチは、自身の築き上げてきたプレースタイルからか、ボールホルダーへのアプローチを積極的に行うタイプのディフェンダーだったりしますずら。
ヨーロッパでの所属クラブで、その守備がどこまで評価されていたのかは知るよしもないずらけど、きっとチームとしてその空けたスペースは、誰かがスライドして埋めるか、単純に人に対して距離を置かずフリーにさせない約束事の中でプレーしていたんだろうずら。
オラは4バックをやる上では、最終ラインがどんどんスライドしてサイドの攻撃に対して対応すべきだと思っているんずらけど、長谷部さんのベースとなる考え方は違うのかもしれないずらね。
基本的に3バックをベースにしてきたシステムで結果を出して来たずらし、フロンターレみたいに両ワイドのMFが高い位置を取ろうとする傾向があるチーム文化では、最終ラインがフィールドの横幅をカバーし切れる守り方は出来ないんだろうずら。
その象徴となるのが家長であり、マルシーニョだったりするんずらけど、マルシーニョは不器用ながらも長谷部監督の守備原則を守ろうと運動量を増やして頑張ってはいますずら。
伊藤達哉は家長よりはかなりマシとはいえ、攻撃に余力を残そうと守備を最低限に抑えるタイプに入るので、最終ラインはおのずとスライドしながらスペースを埋める守備を強いられますずら。
と、色々と思考実験を繰り返したところで答えは出ないんずらけど、ウレモビッチが自身に染み付いた守備のやり方がすぐ抜けるとは思わないので、ある程度はパートナーとなる佐々木や周りの選手が彼のフォローをしていくしかないと思っていますずら。
そうじゃないと、ウレモビッチの良さが失われてしまうずらし、結果的にマイナス面の方が勝ってしまいそうだったりしますずら。
さて、この試合のことでも色々と書き足りないものがあるずらし、横浜Fマリノスの身売り話についても触れたいところなんずらけど、あまり時間が無いので今回はここまでとしますずら。
では、レイソル戦のレポートはここまでとしますずら(●´ー`●) ノ







