練習相手ではなく師と呼べる存在を | にくまん堂の極楽日記

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川崎フロンターレの話題を中心に、おっさんの徒然なる日常を書き綴るブログですずら(●´ー`●)

シミッチ&ダミアンのお別れ会を企画して下さった方々、そして参加した皆さん、お疲れ様でしたずら。

オラは仕事に向かわなければいけなかったので不参加だったんずらけど、シミッチ加入年からずっと応援してきた選手だけに、フロンターレから去っていくのは寂しい限りですずら。

先日の蔚山戦で川崎のプレーが最後になったずらけど、出場した選手たちの中で1〜2番のパフォーマンスを見せている彼が弾き出されるクラブ事情ってどうなのって思ってしまうずらよね。

鬼木監督は橘田を中心にチームを作ろうとしているのは理解できるずらし、そこに何ら疑問は無いんずらけど、シミッチと共存させる道はいくらでもあっただけに、勿体無いというのが正直な感情だったりしますずら。

 

でもまあしょうがない。

シミッチを欲しいクラブは沢山あるだろうずらし、彼が望外な年俸を要求しなければ何処にでも需要はあるだろうずら。

それが日本のクラブチームであれば良いずらし、J1だったら最高ずらよね。

まあ、嫌いなクラブに行ってしまったら複雑な気持ちで応援することになるずらけど、とにかくまだまだ彼のプレーを日本のピッチで、目の前で見続けていたいところずら。

 

きっと町田や関東近県の予算があるクラブから声がかかるだろうと思っていたんずらけど、今回のお別れ会で彼の口から出てきたコメントに一抹の不安を覚えたのはオラだけだろうずらか。

 

 

「ただ日本でまたチャンスがあればプレーしたいと思うし、本当に日本の皆さん、日本の文化とか、ここで暮らした5年間、本当に自分にとっても、家族にとっても素晴らしいものだったので、また機会があればぜひ日本でプレーしたいなとは思っています」

日刊スポーツ記事から抜粋)

 

 

あれ?

チャンスがあればって、もしかしてオファーが無いの?

それとも、母国ブラジルや海外からのオファーがあって、まずはそこでのプレーをしてから、また晩年に日本に戻ってこれればって感じなんずらかね。

 

日本に残って欲しいのは山々ずらけど、ジョアンに対して高額なオファーをして必要としてくれているクラブがあるのであれば、それもしょうがない流れずらか。

彼の口から日本でプレーを希望していることが聞けただけでも良しとするずら。

 

で、予想外だったのはダミアンの発言でしたずら。

どうやら日本でのプレー継続を希望しているとのことではないずらか。

母国に帰ってキャリアの最後を過ごすんじゃなかったんずらか?年齢からくる衰えや、動ける内に在籍していた古巣で最後にプレーをって感じだったので気持ちよく送り出そうと思っていたのに。

まさか日本でのプレーを希望しているとは…

 

ま、良いずらか。

だったらフロンターレで引退するまでって言いたいところずらけど、必要とされるクラブがあるならそこへ行って活躍してくれるのは嬉しいことですずら。

まあ、どのクラブに行くかにもよるずらけど、まさか鹿島なんてことは…無いずらよね。無いずらよね?

 

ん〜、ダミアンはコンディションを戻しつつあったずらし、その勢いのままに来年は敵として立ちはだかるなんて想像したら…

ちょっと困るずらよね。あの巨体が、あのスピードで、あのパワーでGKにプレスをかけてくるなんて、相手の立場になって考えたら恐怖以外何ものでもないずら。

 

でも、そんなシーンを等々力で見られたらなんて思うと、ちょっとワクワクするずらよね。

まあ、鹿島やFC東京、町田意外だったら何処でも良いので是非検討して欲しいところずら。

 

と、選手たちの離脱話が続くかと思いきや、今年はコーチ陣の退団発表もいくつか同時に発表されていますずら。

 

寺田周平コーチの退団はちょっと驚いたずらけど、むしろフロンターレから飛び出して自身の野心を見せてくれたのが嬉しかったずらね。

何年か先に川崎に戻ってきてその経験を還元してくれることを願っているずらけど、まずは福島での成功を遠くから応援していますずら。

 

で、これも予想外だったんずらけど、GKコーチの高桑さんが退任することになったずらね。

 

どんな経緯で川崎に呼んできたのか分からないずらけど、もう数年はGKコーチとしてフロンターレに在籍するのかと思っていたので、ちょっと意外でしたずら。

鬼木監督からしたらGKコーチの仕事は専門外だろうずらし、その仕事ぶりに不満があったとも思えないので、もしあるとしたら、戦術に絡むアドバイスを得るためにベンチに座らせていたのに、あまり効果的な意見が得られなかったのか、それとも自身と意見が食い違い過ぎるなんてことがあったのかなぁって妄想してしまいますずら。

 

流石に他から引き抜かれたなんてことは無いと思うんずらけど…

というのも、オラは高桑さんをあまり評価していないという個人的な立場から言っているだけの事なんずらけど。

 

と、オラが高桑さんのコーチとしての資質を批評するなんてこと自体がおこがましいことなんずらけど、素人目から見ても、GK専属のコーチとしてどうなの?って疑問はずっとありましたずら。

2回ほど麻生での練習風景を見たのと、あとはYouTubeでの公式練習動画、それと試合前のウォーミングアップくらいでしか彼のコーチする姿は見ていませんずら。

でも、そんな少ない情報の中でも、この練習でGKのスキルが上がるとは思えなかったというのがありましたずら。

 

GKなんて遊びでやったことしかないずらし、プロのレベルでどんなスキルが必要かなんてほとんど知らないド素人の意見というのが前提ではあるんずらけど、他の一流のGKコーチたちの映像やメソッドの文献を見聞きする限り、その練度に届いていないのを感じたからの感想ですずら。

 

日本人の監督やコーチも徐々にレベルが上がってきており、ヨーロッパをトップにした最先端の戦術やチーム練習のアプローチを取り入れる流れは目に見えて明らかだったりしますずら。

一方でGKコーチの方はと言うと、こちらは未だにJリーグ創世記の時代とあまり変わっておらず、相変わらず世界との差は大きなものが横たわっていると思いますずら。

 

日本人のGKコーチはとにかく反復練習。そして、コーチの評価基準は、セーブに成功したか、キャッチできたか、ボールに素早く反応できたかなど、結果のみにフォーカスするだけですずら。

成功したら褒めて、失敗したら頑張れと声をかけるだけ。

高桑コーチの練習方法はざっくり言ってこの手法に沿って行われていますずら。

 

しかし、ヨーロッパでゴールキーパー大国と言われているところでは、コーチ事に理論や体系は違えども、一つひとつの動作を理論立てて指導をしていますずら。

ボールがこの高さに飛んできたら、足の運びはこうで、ジャンプはこちらの足、伸ばす手はこちらの手で、どこに弾くかまでが理論立てて決まっていたりしますずら。

コーチはGKが止められたかどうかではなく、この場面ではこう動くべきだというのを説明し、それを反復練習の中で身につくように指導しますずら。

日本人の昔ながらの指導では、どうやって止めるか弾くのかは選手次第。どうすれば倒れた状態から早く立ち上がれるか、人体の構造や運動力学まで考えて、こうあるべきだって指標を持っている人なんてほとんどいませんずら。というか、そういう考え方をすること自体を知らないんだろうずらね。

 

まあ、GKの技術体系なんて、ネットでなんでも調べられるこの時代になってもなかなか表に出てこないずらし、戦術のトレンドなどと違って、これが効果的だとか、これが最先端だとかって映像がアップされることもほとんどありませんずら。

チーム戦術に組み込まれる技術は評価対象として取り上げられても、地味なシュートストップやキャッチング、最適なポジショニングへの足の運びなんて、GKコーチによってだいぶ違っていたりして、それを分析評価するジャーナリストもいないずらし、GKコーチ自身も企業秘密としてなかなか表に出そうとはしませんずら。

 

そんなこんなで、GKコーチの評価は難しいものがありますずら。

その時々の監督がどんなGKを求めているかにも影響を受けるずらし、GK自身の素質によっても左右されるものがあるだろうずらしね。

 

フロンターレで言えば、ほぼ完成されたGKであるソンリョンが中心選手であるため、どんなGKコーチが来ようが、きっとあまり影響は無いと思われますずら。

それでも高桑コーチが退任になるということは、評価基準に及ばなかったのか、もしくは優秀なGKコーチの確保に成功したか、あまり考えられないずらけど、高桑さんに高待遇のオファーが来たかのどれかだろうずら。

 

オラは2番目の、優秀なGKコーチの確保に成功した!を信じたいところずら。

 

例えば、現在浦和レッズにいるジョアン・ミレッとか。

いや、そうであって欲しい、何億円積んでも連れてきて欲しいと思っているGKコーチですずら。

 

なかなかニュースで取り上げられるような人では無いんずらけど、オラが熱望して止まない優秀なGKコーチですずら。

彼のことを話し始めると時間が足りないのでやめておくので、気になる方は自分で記事や動画を検索してみて下さいずら。

 

まあ、彼を呼べなくても、次のGKコーチは彼の訓示を受けた日本人GKコーチか、もしくはドイツあたりの名があるアンダー世代を中心にコーチしている人とかを見つけてきて欲しいずらね。

まあ、極東のフットボール後進国が単純に声をかけても誰も来てくれなさそうずらけど、ジョアン・ミレッみたいに、日本のクラブが熱意を持って、あなたのGK理論を我がクラブを手始めにして、GKというポジションの魅力を子供達に伝えたいなんて口説いて欲しいずらね。

 

そんな観点から言うと、寺田さんの後釜となるコーチも、技術というディテールにこだわった人に就任して欲しいと思っていますずら。

理想を言えば風間八宏さんずらかね。絶対にあり得ないずらけど。

風間さんから鬼木さんにバトンタッチされた年からタイトルを獲得しまくりのフロンターレずらけど、その快挙を支えているのは、間違いなく前年までに風間さんが叩き込んだ足元の技術、そしてその止める蹴るを極めた先にあるパスワークへの昇華ずらからね。

それを指導できる人間がいなくなってから徐々にチームのパフォーマンスが下がって行っているのに、それを前提にしたサッカーを自分たちの形として追い求めているのは無理があるというものですずら。

まあ、オラが思っているものと鬼木監督が言っている自分たちのサッカーは違うものかもしれないずらけど。

 

ということで、風間さんの技術体系を理解し、それを選手たちに伝え落とし込める中村憲剛FROのコーチ就任を強く望みますずら。

大島も脇坂もその技術を習得し、自分のプレーへと還元させているプレイヤーだったりするずらけど、彼らは自分にフォーカスするので精一杯ずらし、他の選手にアドバイスをして落とし込んでいくまでには至っていないと勝手に思っていますずら。

しかし憲剛FROは違う、違うはずですずら。

プレイヤーの時から他選手に段階的にアドバイスを与えていたりしていて、その人の特徴を加味し、どのタイミングでどんな言葉をかけるかを適切に選べる目を持っていますずら。

まあ、オラの中でだいぶ神格化された中村憲剛がいるので、実際に結果を求められる監督やコーチ業でどうなるのかは未知数ではあったりするんずらけど、少なく見積もっても今までの歴代コーチよりは技術の面で教えられるものは段違いなものがあるだろうずら。

 

おっと、だいぶ妄想トークに突入してきたので、この話はここらで打ち切るとしますずら。

あくまで個人の趣味趣向による評価だったりするので、高桑コーチラブな人がいたら憤怒しているかもしれないずらね。そこは軽く聞き流しておいて欲しいところずら。

 

では、今日の雑記はここまでとしますずら(●´ー`●) ノ