神はサイコロを振らない? | にくまん堂の極楽日記

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川崎フロンターレの話題を中心に、おっさんの徒然なる日常を書き綴るブログですずら(●´ー`●)

人間は利己的な生き物ずら。

 

血の繋がった子供や家族、人間関係に留まらずペットや物、文化などの目に見えないものを自分の利益を差し置いて守ろうとする。

美徳と言う名を物差しにし、それが良い行いだと表面を取り繕って生きていく。

安全で暮らしやすい社会を作るため、人間は歴史を重ねて優先すべきルールを作り上げてきましたずら。

 

でも、やはりそれも自分が生きていくために都合が良いからであり、社会から、その生存圏からはみ出さない程度に妥協し、自分の欲を制御していく術を知恵あるオラたちは獲得していますずら。

 

結局は自分の利益のため。

他人が幸せになるのは、巡り巡って自分が幸せにならない限りは喜べないものずら。

 

なんて数秒で思い浮かんだ事をもっともらしく書いてみたものの、哲学者の道を志した人たちは、このテーマを延々と議論しているんだろうずらね。

まあ、オラは自分大好きな性格なので、最初から答えは決まっているんずらけど。

 

そんな超利己的な生き物のオラずらけど、他人の不幸を喜ぶような事はしませんずら。

前述の理論からすると、他人の不幸=自分の幸福って考え方も短絡的には出来てしまいがちなんずらよね。

実際にそう言う人はいるずらし、短い人生の中で他人が受けたストレスが自分に跳ね返ってくる、というか循環して回ってくる前に死んでいき、結果幸せのままに終わることもあるだろうずら。

 

でも、そ言ういう人は大概不幸を背負って退場していくことになりますずら。

そんな人を沢山見てきたずらし、表になって出てくるニュースにはそんなニュアンスが含まれたものが多いですずら。

そんなマインドのコントロールが同調圧力を生み、他人を出し抜いて自分だけ利益を得ようとする者を排除していくんだろうずら。

 

さて、どうせ答えが出ないことずらし、小難しい話はこれくらいでやめておくとしますずら。

 

で、なんでこんな事を書いていたかというと、それにはこんな理由がありますずら…

 

 

そう、2023年のシーズンチケットが当たったからですずら。

しかも第1希望で出していたSG指定の席を確保することに成功しましたずら!

 

と、大変喜ばしい事ではあるんずらけど、この当選の裏には相当数の落選者がいることも忘れてはいけませんずら。

オラは今年までバックS指定の南側でシーチケを取っていたんずらけど、あまりにも応援の熱が周りに無く、最近は声出し応援にも参加してしまったせいもあってか、少し熱量のある応援の中心エリア寄りに席を換えてようかと思い立ちましたずら。

 

ということで、オラと友人の2人が割り込んだことで、少なくともそのエリアから弾き出された人が2名いるということなんずらよね。

これぞ他人の不幸で我が身の利益を喜ぶ典型例!

ん〜、ラッキーってしばらく喜んではいたんずらけど、その後に続々入ってくる落選者の声を見て、その喜びは徐々にトーンダウンしていきましたずら。

 

臨む席は取れなくても、流石にシーチケ自体は大丈夫だろうって思っていたんずらけど、結構甘い考えだったかもしれませんずら。

飛び込んでくる話では、ゴールド会員の人でも抽選に漏れたって話が出ているずらし、かなりの年数をシーチケで観戦している人も落選しているみたいずらしね。

 

しかし、フロンターレはその選出方法にプライオリティがあることを明言しているずらし、その条件の一部も公表していますずら。

完全に運だけではなく、それらの基準に照らし合わせているはずなので、当確する人と落選する人には何かしらの差があったんだと思いますずら。いや、思いたいところですずら。

 

ちなみにホームページで公表していた優先される項目はこちら。

 

 

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①後援会マイページにて受付を行った方

②2022シーズンチケット保持者

③川崎フロンターレ後援会自動継続会員

④これまでのシーズンチケット保持年数

⑤これまでの川崎フロンターレ後援会加入年数

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どれが優先度が高いと書いていないので、きっと何かしらの計算式があって、それぞれに優先度という数字に置き換える基準があるんだろうずら。

 

そして、この先に書いてあった事が結構重要そうで…

 

 

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複数名が隣席で観戦されるために隣席観戦グループを組んでいただいた場合、メンバー全員の上記項目を考慮し、優先順位を決定いたします。グループメンバーのうちの1人分のみのデータでは決定いたしません。 なお、座席番号については、上記優先順位を考慮したうえで2022シーズンチケット1次販売購入者の同席希望者が優先されます。 ※必ずしも同一の座席番号を確保できるわけではありませんので、ご了承ください。

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そう、他の人と隣席で観ようとグループ設定を行うと、代表者だけではなく連結した全員のデータが加味されるという事なんずらよね。
もし単純にグループ全員の平均値で算出されるとなると、例え20年以上のゴールド会員であったとしても、会員初年度の人がいたらその優先効力も半減してしまうという事ですずら。
 
ちなみに、オラの友人は去年からシーチケを買い始めた会員のため、単純計算されたら前述の例よろしく、かなり当選への道は厳しくなりそうなもんずらけど、それでも当選したのは何かしら他にも要因があるんだろうずらね。
 
そんな視点で考えると、家族会員がどうなっているのか気になるずらよね。
夫が大のフロンターレファンでゴールド会員、シーチケも記録が残っている2006年からずっと継続して購入していても、妻が会員になったのが3年前、子供が2人がそこそこ大きくなったので今年からシーチケも含めて会員登録したとかいう家族がいたとしますずら。
そうなると、夫だけなら当選していたかもしれないところが、残り3人が会員歴が浅いために優先度がガクっと下がり落選してしまうなんてこともあるかもずら。
 
流石にこれはちょっと可哀想ずらし、ファミリー会員には人数が増えても違った適用の仕方が設定されていそうな気もするんずらけど、それでも大人数すぎると席の割り振りが難しくて落選する可能性が高くかもしれませんずら。
 
ちなみにゴールド会員でも落選したって人がいるみたいずらけど、上記のグループ設定による人数の影響か、もしくはシーチケ継続年数が要因とも考えられますずら。
会員を継続するだけなら3,000円そこそこずらし、一番安い自由席のシーチケでも2万円以上はしていたずらから、ちゃんとシーチケを買っていたかどうかは結構重きを置かれているかもずらね。
 
オラは1年間だけシーチケを買わなかった年があったので、今にして思うと、無駄になると分かっていても購入しておけば良かったって少し後悔をしていたりしますずら。
クラブにデータがあるのは2006年以降らしいずらけど、これからもシーチケ購入年数が幅を利かせるのなら、それ以前にシーチケを買っていた証拠を提示しようかとも考えてしまいましたずら。
多分、2001年か2002年からシーチケで観戦しているはずなんずらけど、昔のチケット半券を引っ張り出さないと分からないところずら。
 
とにかく、クラブ側としては継続してスタジアムに足を運んでくれる人、そしてより多くお金を落として行ってくれる人が第1優先なのは確かだと思いますずら。
その他には、応援団のメンバーなど、コールをリードする人や、横断幕などビッグフラッグを管理できる方達など、スタジアムの雰囲気を中心的に形作る人たちは何かしらの方法で確保はされているだろうずら。
 
あとは、面が割れているインフルエンサーあたりはマークされているかもずらね。SNSやブログで落選をきっかけに批判されたらたまったもんじゃないずらからね。
そういった意味では、オラみたいな弱小ブロガーは箸にも棒にも引っかからない存在だろうずら。
 
いや、むしろブラックリストには乗っている可能性は高いずら。
しかし、今回のシーチケ当選の結果を見ると、その心配されていたブラックリストには入っていない模様ですずら。
ここしばらく新シーズン始動の発表会に申し込んでも当たらなかった年が続いたので、ああついにブラックリストに載ったかもなって思っていたずらけど、ちょっと安心した次第でありますずら。
 
ん〜、お金を多く落とすという意味では、会員登録している人はフロンターレグッズを買う時には会員証を提示しているだろうずらし、その購買履歴も実は取り入れている可能性だってあるずらね。
毎年の様にユニフォームを買っているか、というか単純に合計金額がものを言うところずらか。
ちなみにオラは散々クラブにお金を落としているつもりずらけど、会員証とリンクして履歴に残る購入としては、毎年1枚〜2枚はユニフォームを買っているずらし、それ以外にも2〜3万円はアイテムを購入している感じずらか。
と書いてみたものの、きっとそこまでデータを掘り下げてはいないだろうずら。
 
そんな優先すべきユーザーたち以外にも、きっと一定の割合で新規ファンの取り込みもしているはずですずら。
現状では転売屋がここに参戦してくることは無いと思うので、最近会員になった上で、今年からシーチケを購入する人、更にはグループで席を申し込んでいる人は要チェックずらね。
複数人で見に来ているとなると、リピーターになる可能性も高いずらし、スタジアムの外でも周りに話題を発信してくれる環境にいそうずらし、オラだったら新規ファンの定着を狙ってそんな申込者に目をつけるかもずら。
 
かと言って古くからのファンを大事にしないのも本末転倒ずら。
しかし、ある程度古くからいるファンは、シーチケが当たらなかったくらいで等々力に来るのを諦めることは無いだろうずらからね。
人気カードは売り切れるのが早いずらけど、席種を選ばなければ取れる可能性は結構高いずらからね。
シーチケで落選してもチケットを確保して来場してくれるファンは、また会員番号に紐付けられて追うことが出来るずらし、そんな人には来年のシーチケ抽選で少し色をつけて当選確率を上げてあげるとか。
そんな飴と鞭を使い分けてファンを離さず、頭打ちになりそうな後援会会員数を専用スタジアム完成まで伸ばし続ける。なんて戦略を考えているだろうずらけど、オラが邪推したこれらの考察が当たっているかどうかは我々に知るよしもありませんずら。
 
そんな球技専用スタジアムの話ずらけど、フロンターレオフィシャルでお知らせが出ていたずらね。
 
 

『等々力緑地再編整備・運営等事業における落札者の公表について』

 

 

正確に言うと、現在の等々力競技場を球技専用スタジアム化する計画を含めた、等々力緑地の再編整備事業についてのお知らせだったりしますずら。

その整備事業とその後の公園の運営管理をする事業者として、株式会社川崎フロンターレが一枚噛むことになりましたよって話なんずらけど、600億円弱という落札額からも分かる通り、フロンターレのみが落札業者になったわけではありませんずら。

 

 

■代表企業

東急株式会社

 

■構成企業

富士通株式会社

丸紅株式会社

オリックス株式会社

株式会社川崎フロンターレ

グローバル・インフラ・マネジメント株式会社

大成建設株式会社

株式会社フジタ

東急建設株式会社

 

■協力企業

株式会社梓設計

株式会社東急設計コンサルタント

株式会社オオバ

株式会社東急コミュニティー

東急スポーツシステム株式会社

株式会社 DeNA 川崎ブレイブサンダース

 

 

資料にあった会社名を一応全部載せておきましたずら。

代表企業が東急ということで、東急グループがかなりのお金を出していると思うんずらけど、構成企業の中にフロンターレが名前を連ねているのは頑張っているずらね。

それなりにお金を出しているとは思うずらけど、フロンターレは事業を進める上で使い勝手の良い名前ずらからね。それをランドマークにして市民の事業への賛同を得ていこうという考えだろうずら。

お金なら持っていそうなDeNAブレイブサンダーズが協力企業に止まっているは、きっとネームバリューの差なんだろうずら。

 

って勝手に妄想しているずらけど、今後30年間は東急グループを中心にフロンターレも等々力緑地、主に等々力競技場での試合開催で自由な使い方が出来るのは素晴らしいことずら。

鹿島アントラーズはカシマスタジアムの管理を任されたことにより、スタジアムコンコースで火を使った調理などが出来るようになったり、試合が無い日にランニングコースとして解放したりなど、アイデア次第で様々な利用方法を模索できるようになりますずら。

そして、今回は等々力緑地全体の再編整備、その後の維持運営も任されることになることから、かなり大規模なイベントも開けるずらし、その運用方法も自由度高くなりますずら。

今までは競技場内でフォーミュラカーを走らせていたのが、緑地全域を使ってレースカー以外にも、クラシックカーやバイクなど、なんでも走らせ放題になるなんてことも…出来るかどうかはさっぱり分かりませんずら!

一応は公道として管理されている緑地内の道だろうずらし、そこでレースカーを走らせるのは法的に結構面倒臭いかもずらね。

 

まあ、夢は膨らむばかりではあるずらけど、球技専用スタジアムに建て替えるのはまだ数年先となるずらし、まずはその本丸の部分でしっかりとしたビジョンのあるものを提示して事業を進めて欲しいところずら。

 

あとお願いしたいのは…

 

等々力緑地内に路線を引き入れ駅を作ってもらうことずらね。

 

東急グループが中心となったずらし、来年頭から開設される東横線から伸びた新横浜駅に続き、等々力競技場前駅を実現させて欲しいずらね。

武蔵小杉駅から線路を引っ張るのは無理だろうずらから、多摩川駅から河川沿いに線路を引っ張り、高津や溝口まで通すっていうのはどうずらかね。

等々力緑地内には、等々力競技場前駅と市民ミュージアム前駅の二つを作り、東横線組と田園都市線組で客足が分かれる様にするとかもありずらね。

 

東急グループ様お願いしますずら!!

阿部市長時代にあった南部縦断の地下鉄話は雲散霧消したずらし、次は東急線に等々力の未来を託すとしましょうずら。

 

ちなみに、今回の等々力緑地の再編計画受託業者の入札には、この東急グループを筆頭にした1社しか応募が無かったそうずら。

そりゃそうずらよね。フロンターレとブレイブサンダーズが仲が悪くて、お互いに東急とJRを味方につけて戦い始めない限りは、互いの利益や目的に共有性が多いずらし、こんな結果に落ち着くずらよね。

もし入札額が低い目算があったら、他企業が手を挙げる可能性があったんだろうずらか。

本来なら自由競争の中で良い計画が生まれ、無駄な予算を削減して採算が取れる事業にブラッシュアップしていくのが健全なんだろうずらけど、もうほとんど談合に近い形となってしまっているのが少しだけ残念だったりしますずら。

 

しかし30年間はそこそこ長いずらね。

指定管理者として30年を任されたフロンターレは、まだクラブ創設26年を迎えたばかりですずら。

専用スタジアムになるところまではイメージできるずらけど、クラブが30年後をどんなビジョンで見ているのか気になりますずら。

だって、30年前はまだ富士通フットボールクラブがJFLに参入したばかりで、出来たばかりのJリーグをどこまで現実的に捉えていたかも分からない頃ずらからね。

 

ここから先は成長スピードは鈍化していくだろうずらけど、30年前がそうだった様に、30年後がどうなっているかなんて誰にも分からないずらからね。

等々力競技場近くに駅が出来て、武蔵小杉駅周辺の様に高層マンションが乱立しているなんて可能性だって無くはないずら。

 

…いや、それは流石に無いずらか。

まあ、その頃にはオラはこの世にいない可能性も高いずらし、とりあえずは新スタジアムが出来るまでは頑張ってこの世にしがみつきたいと思いますずら。

 

では、今日の雑記はここまでにしておきますずら。

シーチケが当たったことでオラの運が尽きていないことを祈りつつ、その運をチャージするべく、年末年始は頑張ってフロンターレにお布施していくとしますずら(●´ー`●) ノ