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にくだん!

肉食男子の肉談義

今回は洋食店。
メディアにもよく出ているので有名な、南池袋のUCHOUTEN。
黒毛和牛のハンバーグが人気のようだけど、ポークジンジャーとメンチカツの定食をチョイス。

18時過ぎに伺って、店内はまだ誰もいなかった。
注文してからどれくらいかかったかな、結構長めに感じた。
店の前の刑事もだけど、メニューにまで、メディア紹介をかなりアピールしている。
この辺は必要なのかな…きた客にそこまでアピールしてもしょうがないと思うのだけど。
割と綺麗なお店なのに、俗っぽさが出てしまってちょっと疑問符が付く。

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出てきた料理は見た目からもなかなかおいしそう。
昔は薄切りの生姜焼きが好きだったのだけど、最近は厚みのある方がジューシーで好きかな。
しっかり食べ応えがあってこちらのものもなかなか。
まあ、説明しようにもおいしい生姜焼きとしか言いようがないのだけど。
個人的にはもっと厚めでも良いかな。部分によって多少柔らかさが違ったので、肉の取り方的にこれがベストという判断もあるかもしれない。
脂身は比較的苦手なのだけど、こちらのはクドさがなくジューシーでむしろ脂身に近い部分がおいしい。
付け合わせのポテトリヨネーゼもほっくりしておいしいし、苦手のブロッコリーも渋みがなくておいしく行けた。

特筆すべきはメンチかな。加藤牛肉店に続き、すごくおいしかった。
僕はカツは普通の切り身の方が良いし、メンチカツ食べるならコロッケを選ぶ趣味なのだけど、これらのメンチはちょっと僕の知ってるものとは違った。
ここに来るならぜひ食べてほしい。
次はぜひハンバーグも試してみたいと思った。
池袋西口の清江苑は40年来の歴史を持つ老舗だ。
一時期衛生面で評判を落とし、その余波でネット上のナショナリズムネタにも翻弄されたこともあるが、池袋界隈ではわりと良店の部類だろう。
早い時間からやっているのと、収容数の多さで予約が要らないのとで、なかなか使い勝手のいい店だ。

ずば抜けた売りはないが、価格対比で総合的に満足度は高い。
何度か通ううちに注文はほぼ固定されてきて、一番効率が良いのは盛り合わせだという結論に至った。
特に二人程度で来る時にはあれもこれも頼むと多くなり過ぎるので、盛り合わせ一皿とタンがあればほぼ事足りる。
この店は良い肉に絞って適量ずつ食べられるセットがあり、単品で頼む時との効率差が大きい。
それぞれ特選や特上といったハイエンドクラスの肉は一皿2000円を越えてくる一線級の価格帯だが、盛合せならば総会計一人頭5000円程度でまんべんなくそのクラスを食べられる。
7000円を越えてくるとこの近辺では<貴仙>などに行った方が満足度が高いので、5000円前後で収まるような頼み方をするのが一番賢いと思う。

お得という意味では東口店では食べ放題を売りにしているというが、そちらには行っていない。
90分3650円という値段を考えると、一番高い盛り合わせを頼んだ方がはるかに得するように思える。
食べ放題は特有の安心感があるが、折角の焼肉を味わうならば、ある程度の思い切りがあったほうが結果的に効率がいい、ということことは往々にしてあるものだ。
桜肉(馬肉)が名物の店。
赤羽でも独自の存在感を出す小さなお店。
知らなければ絶対入れなさそうな、薄暗く中の見えない佇まい。

意を決してその扉をくぐってみた。

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食べたのは馬刺しと桜鍋のみ。
鍋は写真に撮らなかったので馬刺しだけだけど…

これが臭みもなく、牛刺しのように歯切れがよく、でも独特の赤身のうまさがあって、ツンと来るニンニクで頂くと大変おいしい。
親父さんが丁寧に切り込みを入れて叩いて伸ばして盛ってくれる。
歴史のあるお店で、西口で酒を出す店としては最古だというが、その包丁がイトノコのように細くなっているのは、長年使いこんだ証だ。

鍋は野菜がおいしく、苦手の椎茸や茄子も江戸味噌がよく合っていて食べられた。この味噌が本当においしい。
終わった鍋にごはんを入れて味噌を足しておじやにするのだが、これがびっくりするほどうまい。レンジでチンするただの米なのだが。

小さなカウンターで常連客や親父さんが気さくに声をかけてくる、地元の居酒屋といった雰囲気。この親父さんが地元の生き字引のような人で、かつ結構知的好奇心旺盛で話の面白い人だから楽しめる。
料理の腕前にも自信を持っている雰囲気がにじみ出る、なかなか今どき見ない粋なお店だった。
早めに予約して伺った。近い日だと遅い時間しか取れないので当日飛び込みは難しそう。
それもそのはず、席数はかなり少なく4組程度の収容数。
コースでゆったり3時間近くかけて頂くことになるので、7時ごろのお客で9時10時まで埋まってしまう。
それに伴い9時以降はアラカルトで頼めるが、それ以前はコースのみとなる。


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まずは前菜としてメンチカツ。じわっと肉の味が染み出すようで、いきなりおいしい。

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次に、コラーゲンがたっぷりのテールスープ。上品だがコクがあり淡白ではない。

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お次が、牛刺しとタタキ。特にタタキの濃厚な肉の風味が印象深く残っている。

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頬肉の味噌煮込み。あまり好んで食べたことのない調理法だが、これが美味い。ほろほろ、とろとろとほぐれる繊維質が幸せな食感だ。

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ここまでは全て自慢の山形雌牛料理が続いたが、ここでいったん麦豚の生ハムサラダを挟む。ここでさっぱりしておくのがポイントだ。

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なぜならこれから真打登場だからだ。ハンバーグ。
まあこのクラスなんで当たり前なんだけど、パサつきのない、ジワッと肉汁の染み出すおいしいハンバーグ。
この辺で結構おなかは満たされてくる。

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そして、クライマックスのステーキはシャトーブリアンとサーロインを半分ずつ。これはどちらでも選べるし、こうして半々でも良い。
山形牛のイメージを覆されるおいしさ。山形牛といえばそこらでも普通に買えるけど、これはちょっと驚くおいしさだった。
最初のパンチはサーロインでグッとくるんだけど、シャトーブリアンのじんわり来るうまみとその柔らかな肉質は久しぶりにイイもの食べたという感じ。なんというか、とろけるんだけどギトッとしていなくて。

で、写真はないのだけど最後はこれもちょっとした名物らしい、カレーで締め。
これがまたなんかスパイシーで個性のあるカレーだった。


これはまあもうね、また来たい。次はアラカルトかな。
本当においしかった。

過去に撮った写真


富士見台 牛蔵
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抜群のコストパフォーマンスが魅力。

本郷 房家
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そつなく美味い。希少部位は売り切れ注意。

江古田 焼肉ハウス
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土地柄や店名からのイメージに遠いが、細かい部位に分けられた高級肉。

池袋 貴仙
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近頃のヒット店。どれもハイレベルだが、厚切りの上タンは特に外せない。

新宿 牛の達人 本店
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霜降りから分厚い赤味まで、バリエーションが豊富。新宿で数少ない良店。

池袋 なんやかんや
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A5和牛でそれほど高くないが、このランクの中では突出した部分はないか。