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にくだん!

肉食男子の肉談義

秋元屋のセカンドレビュー。
そのうちとか言って一週間での再訪。
前回食べ尽くせなかった分、今回は連れと分け合ったりしてもう少しいろいろ食べてみた。


牛レバ刺しは値段を考えるととても良いと思う。
塩で頼んで、ごま油を付けるのが吉。
やはりレバ刺しは牛が一番かな。

チレは半焼きより全焼きの方が好みかな。
バラやトロ、ねぎまなど肉系を中心に食べたが、歯切れもよく美味い。
味噌が本当に美味しい。
あと、煮込みが殊の外美味くて、これは定番でオーダーした方が良いかも。
ちょっと気になっていたじゃがバターも試したが、スライスして焼いたところに塩とバターで味付け、これも美味い。

値段はやはり一人2,000円台。んー、このコストパフォーマンスは凄いな。
カウンターの風情も魅力だけど、そういう店が好きな人にはたまらないと思う。
気に入った!
テレビ番組で練馬区ナンバー1となった焼肉店、格之進へ。
過去に一度来ており、その時はサーブのオペレーションにやや難を感じたが、果たして今回はどうだろうか。
前回はバイトと思しき店員の肉の不案内、無愛想な若干張り詰めた雰囲気の二点で、肉のレベルに見合わない冷めた空気を感じたものだった。
現在は店の方がツイッターで積極的に顔の見える営業スタイルを取っており、精力的な面が見える。雰囲気も変わったのかもしれない。


店の雰囲気はどちらかと言えば静かで洒落ており、所謂焼肉屋の喧騒感がないところは変わっていない。
座席数が少ないので予約が取りにくくなっても困るが、見方によっては寂しく感じられるとも言えるし、落ち着くとも言える。

こちらの売りはコースにある。
基本的にはロースとヒレを中心としたコースからの選択だが、前回来た時にはなかった、ホルモンがなく正肉の種類が多いパターンが新設されていた。
こちらのヒレのコースをチョイスし、アラカルトからタン塩を注文。タンは厚切りタン1枚300円というのがあるが、皿で頼んだ。
オペレーションはだいぶ良くなっていると感じた。説明もちゃんとしていたし、ホスピタリティは向上している。

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最初にヒレが出る。真打は最後に来るかと思ったので意外といえば意外だが、あっさり系の部位だからだろうか。
ワサビと醤油を付け、網焼きステーキ感覚で。見ての通りステーキとしても結構厚みがあるので、側面までしっかり焼いて食べる。美味しい。

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次に、タンと、赤ミスジ(ちょっと聞きもらした。多分)。その後、トモ三角、内モモ。
揉みダレで出てくるものはなく、ちょちょいと胡椒が振ってあるのみ。
タンは多分、厚切りタンとは別物なんじゃないかな、確認していないけど。
珍しくこちらはタンがこれで1,200円とちょい安めの価格設定なのだが、まあ無難に旨かった。
この中ではトモ三角が得に旨かった。全体的に、赤身傾向が強いがいずれもしっかりした肉の味がして上々。
コース肉はいずれも厚切りで、食べ応えがある。
付け皿にはタレ、レモンダレ、塩があるのだが、これは全部塩が一番合うかな…。
このカットなので、どうしてもステーキっぽい感じになるので、タレにあまり意味を感じなかった。
これに合わせるならもっと濃い方が良いと思うが、僕はなまじそうなるくらいなら塩、もしくはワサビ+醤油で頂きたい。
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なお、厚切りのためかこうした切れ込みが入っている。
焼いてしまうのでなくてもいいような気もするが、気を使っているところが垣間見られる部分であろう。

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肉の最後はカルビ。見た目からするとゲタだろうか。
個人的にはカルビで締めるということはあまりないので、ヒレが締めの方が嬉しいかな…気になるほどではないけど。
最後、デザートにアイスクリームが出る。さくさくと食べてしまったので1時間ほどでコース終了。
追加しても良いつもりでいたが、ボリューム的にはコースで十分満たされる。結構なものだ。

全体的に赤身傾向が強いラインナップ。これは日に依るのかもしれないが、やはり背肉が出てこないのは寂しい。
また昨今の焼肉の流行を考えると、部位の指定が細かくできないのは弱点になりえる。アラカルトでも大まかにロース、カルビ、などという括りだった。ハラミがないのは少々痛い。
肉は全体的に高いレベルで纏まっているが、焼肉というものの持つどこかジャンクっぽい感じ、パンチといったものとは少々遠い。例えば揉みダレの染みたリブロースのような。
これはネックになるが、一方このステーキっぽさが武器にもなっている。

それを踏まえた個人的な理想としては、盛り合わせセットのようなメニューが充実していると嬉しい。無論そうするとコースのオーダーがなくなってしまうと思うが、もう少しだけ選択の幅が広がってくれた方が、リピートし甲斐がある。

野方の有名やきとん店、秋元屋の二号店に突撃。
おそらくここはそのうち再レビューすることになるだろう。
というのも、一度だけでは味わいきれないポテンシャルを感じたから。
…単に食べ尽くせなかったと言えなくもないけど。


まず一言言うと、酒が飲めないことが非常にくやしい。(僕は完全な下戸なのです)
酒が飲める飲めないではきっと魅力も大きく違ってくるんじゃないかな。

さておき、肝心のやきとんについて。

まず、お値段が100円からとは思えない、ボリュームたっぷりの串が出てくる。
一体どこで儲けているんだろうと思ってしまう。
その為、限られたメニューしか試せていないのが非常に惜しい。でも書く。
食べた中でも印象的だったのは、まずバラ。ふつうに肉も美味しいんだけど、味噌だれが絶品。
僕の味覚では、単に塩やたれで食べるのであれば、串焼きは豚より鳥。
ただのこの味噌の効いた豚は美味しい。
次に印象的だったのは、チレ。半焼きにして塩で食べて、ちょっとレバーっぽくもあるんだけど食べたことのない感じ。火を通した状態でも食べてみたい。
レバーもなかなかのもので、臭みなく美味しい。レバ刺しは角が立ってプリプリとして絶品。牛レバーと違って独特の風味があるから、レバー嫌いの人には辛いかな。試す価値はあると思うけど。
あと、玉ねぎが甘くておいしかった。マヨネーズを添えられて出てくるけど、塩で十分。
充実ぶりを見る限り、モツ焼きが得意なのかと思う。僕個人はモツがあまり好きではないので(レバーは別)肉系に偏っちゃうけど。

ボリュームがあったもんであまり種類を食べられなかったのが心残りだけど、腹いっぱいになって一人2000円の価格設定はなかなか強烈。
焼き具合が良いのか、どれもそつなく美味しく頂いた。

とはいえ、ネットのレビューにあるような奇跡の味!感動!みたいなイメージで行くと、普通に感じるかもしれない。
そりゃあ言ってもやきとんだし、超高級肉!みたいな話でもないので、そんなバケモンみたいな味になるわけはない。近所から毎日のように通ってしまうお店ではあれ、遠方から予約して一度食べるというお店ではないというとわかるかな。
ここはこの下町の居酒屋感を正しく楽しみたいものだ。…僕は酒飲めないけど。
ちょっと西武線沿線が続いていて、早々にこの一帯の名店は書きつくしてしまいそうだ…。
一応肉なら何でも書くわけではなくて、どこにでもある普通の店舗は割愛しているのだけど、
判断がやや難しいのがとんかつ屋。
まあこのとん陣はメディアにも取り上げられる有名店なので、記録することに。



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本日のチョイスはひれかつ定食1,400円。
こちらは有名店と言ってもジャンボカツで有名ということで味の方は如何かというお話。
過去に一通りのメニューは食べているが、このひれかつは美味しい。
身がふんわり柔らかで、スッと歯切れよくなかなかのもの。

こちらのお店はいかにも昔ながらといった風情だけあり、調理の方も昔風のとんかつ。
昨今増えているモダンなきれいめのとんかつとはちょっと違う。塩で頂くようなタイプとは根本的に違う。
それもあって、いい意味でも悪い意味でも「普通」な味。
ケチャップの酸味が入ったソースがデフォルトでかかっているあたりも、懐かしさを覚えるところ。
衣もキメ細かいタイプではなく、ざくざくとして香ばしい。

遠征して食べる味ではないかもしれないが、近場に一軒あると安心する、そういったとんかつ。
ジンギスカンブームも今や昔、なんだかホルモンブームにとって代わられた感のある今日この頃。
一見、いかにも地元商店街のなんてことのない飲食店に見える店構えだが、ここのジンギスカンが、美味い。
練馬駅前商店街の中にある、伍大。


北海道生まれのご主人が、故郷の食材にこだわって仕入れている本格派。
魚介類や野菜も旬のものを北海道から仕入れているようだ。

今回は一人で行ったので、ジンギスカンのみの注文。
基本セットが上で980円という値段設定もうれしい。
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まずは、漬けダレの「味付ラム」を頂く。
たっぷりの野菜とともに焼くと湯気が舞いあがり、食欲をそそるじゃあないか。

しっかり焼いて頬張ると、とにかく身が柔らかい。脂が少なく、でも歯切れのよい柔らかさで、噛み締めると口の中に風味が一気に広がっていく。
そしてまた肉汁を浴びたもやしをタレにちょいとつけて食べるとこれが美味しい。
羊肉には未だ根強く臭いというイメージがあるが、これはもう風評被害ではないかと。
羊肉ならではの味わいは確かにあるのだけど、嫌な臭みは感じられない。慣れてしまうと独特の風味が癖になる。
1人ジンギスカンというのはなかなか頻繁にやる気になれないのだが、たまに食べるとやっぱり美味しい。

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一人前を平らげて、今度は追加肉(780円)で「味なし」を。
ここに来たらぜひ、両方の肉を試して頂きたい。
僕としては味付き→味なしの順をお勧めする。

味なしの場合は塩とかではなく、生肉を焼いて付けダレで食べるのだが、それで十分にしっかりとした味がある。肉自体の旨みがかなりしっかりしているのだ。
焼き具合は芯に火が通るまで焼いた方が風味が強く出る。悪い羊肉はしっかり焼くとゴムみたいになってしまうが、こちらのお肉は本当に柔らかい。

ライス200円と合わせてお会計は1,960円。
ちょっとお店の雰囲気や価格帯からはそんな大層なものとは思い難いのが正直なところだが、美味しいと感じてしまうのだからしようがない。
なんとも不思議な、隠れた名店だ。