本日、福岡市天神にある商業施設の「天神コア」が、44年の歴史を経て閉店します。
夜8時終了で、最後なので行きたかったのですが、こういうご時世でもあり、涙を呑んで心で偲んでおります。( ;∀;)
遥か昔、当時高校生だった私は、開店当日の学校帰りに、制服のまま、友人とコアに行き、入り口で風船を頂いた記憶があります。♪
当時8階にあった紀伊国屋書店、地下2階?かな木馬館、鈴屋、風月などなど、とても思い出深い場所でした~、さよなら天神コア!!
さっそく開店当時のホロスコープを出してみました。
天性の性質を示すASCは、獅子座の第1グループ。
どっしりとした存在感があり、華やかで個性豊かで、とにかく目立ちます。
若々しい精神を持ち、永久の若さを意識し、心を燃え立たせ、個性を前面に出し、いつまでも青春期でありたい。
外部へ向けての看板を示すMCは、牡羊座の第6グループ。
常に新鮮で、若々しさに溢れ、チャレンジ精神に満ち満ちている存在。
こちらも、ASCと共通した側面を持ち、心の動き(楽しさ・喜び。ワクワク感)、高い精神性がテーマです。
共に火の性質を持ち、華やかさ、憧れを集め、大衆の心を掴み、高揚させる存在。
方向性を示す太陽は、双子座で美やセンスを示す金星と融合。
最先端のファッションや、情報、コミュニケーションの場所。
複合アスペクトを観ると、
柔軟宮のTスクェアが1組・ 火と風の小三角が2組、 固定宮のスクェアとアスペクトがとても華やかです。
時代に合わせて、その都度方向転換し、リニューアルを繰り返し、若者たちの心をがっちり掴んできた努力がしっかり伺えると思います。
1976年の世相を示す、木星は牡牛座に位置し、人々は豊かで安定した生活を理想とし、
一方課題を示す土星は、蟹座の最終度数に位置。
既存の物事に飽き飽きし、個性やオリジナリティを重視する方向へ舵を切ろうとする時代へ
土星と天王星のスクェアは、現在も形成されている同じ組み合わせのアスペクト!
1976年当時は、政財界を揺るがしたロッキード事件が起こった年。
土星は、既存の社会や伝統を示し、天王星との組み合わせは、新たな時代の変化を示します。この組み合わせは、世代や政権交代、不況や戦争など保守政権が揺らぐ時代を暗示します。
蠍座の天王星は、、隠された物事や倫理意識の革命の意味も。
さて本日の閉店時のホロスコープを重ねてみると
44年後の現在、コア開店時の火星と土星の真向かいに、火星と土星が位置し💦
同じくスタート時の天王星の真向かいには、現在の牡牛座の天王星が位置💦
そしてグランドクロスを形成してますね。
真四角を形成し、ストップがかけられた配置で
幾多の時代の変化に、柔軟に困難を乗り越えて対処してきたものの、土星と天王星が示す、大きな時代的な局面には逆らえず、終焉を迎えた図となっています。
月はなじみのお客さんと考えると、今日の月は双子座29度で、開店当初の双子座太陽に寄り添い、次のサイン(世界)に向かおうとする直前の位置での終焉です。
今日の太陽牡羊座と、1976年の火星・冥王星・海王星で、火と風のカイトを形成。
海王星は夢や憧れ、流行を象徴する天体でもあり
最後まで、人々の心に熱く響く、天神コアとのお別れでした
★追加
よく見ると未来を観る進行法・プログレス太陽は、、そろそろ開店時の土星に重なりますね。
ひとまずの終焉が、ここでも暗示されています。