叔父とのお別れ | 西洋占星術 in福岡 「星の歩み」

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西洋占星術に魅せられて、2011年3月に占星術師としてブログデビューしました。
 長い間勉強してきたことを何らかの形で少しでもお役に立てたらと思います。星は常に歩み続けています。星の動きと心の動きをつれずれ語っていけるブログになればと思います。

今週の2月4日(月)、入院している叔父が亡くなったとの知らせが入る。

先月には、父方のドイツ在住の叔父が死去したばかり。

 

ちょうど2月3日は運気の変わり目と言われている節分で、翌日の2月5日は水瓶座の新月という節目に叔父は旅立った。3年前に母が85才で、2年前に父がやはり85才で、そして叔父も85才で旅立ったことになる。

 

2014年に、夫の母が86才で亡くなり、私の父方の祖母が105才で、翌年は母、1年後には父と、毎年縁が濃い人たちとの別れが連続している状況である。

 

叔父はここ最近危篤状態が続いていたようで、無くなる前に少しでも傍に付いていたかったからもう少し早くに知らせてほしかった。

最近は他者に迷惑をかけないようにと(家族葬という)知らせてもらえなかったり、葬式も家族だけで、通夜も簡略し、死者とのお別れの時間もほとんどなく、すぐ葬儀が始まりベルトコンベアーみたいに焼却されて早々に終わりとなるものが多い。

 

なんだか、やるせない限りである。親族にしてみれば面倒で大変なんだろうが、私にとっては大切な大切な、幼い時分の私にとっては父親代わりの大きな優しい存在の叔父だった。

 

私の母の入院や葬儀の時も、母は会いたい人たちがいて、できれば呼んであげたかったが、迷惑だからとの理由で呼ぶことができなかった。

 

私は呼んであげたかったが、事情でできなかった。

 

最後だとわかっていても、本人の気持ちに寄り添うことができないのかとジレンマだった。

 

形にばかりこだわる周囲と、今の本人の気持ちに寄り添いたい私との価値観の差が強烈で歴然としていた。

 

何でもかんでも簡素化が重視されるこの世の中、死ぬ時ぐらいゆっくりと死者との別れの時間、お悔やみの時間を大切にしてもいいのでは?とつくずく感じた次第。

 

 

星の動きから考えると、亡くなった時の叔父の太陽(生命力)にT木星(希望・解放・自由)が合、T海王星(癒し)がスクェア。

N土星(終わり・別れ)にT太陽が合。

母のときは、N太陽にT木星合、T海王星オポジションで、叔父も同じ星の組み合わせのときに天に召されている。さすが姉弟。

 

今頃二人仲良く、安らかに天国でおしゃべりしている様を思い浮かべる。

二人、安らかに!