転機その2 | 西洋占星術 in福岡 「星の歩み」

西洋占星術 in福岡 「星の歩み」

西洋占星術に魅せられて、2011年3月に占星術師としてブログデビューしました。
 長い間勉強してきたことを何らかの形で少しでもお役に立てたらと思います。星は常に歩み続けています。星の動きと心の動きをつれずれ語っていけるブログになればと思います。

7日に土星が蠍座に入り、水星も蠍座へ、金星は乙女座、火星は射手座へ移動しました。


私は、主要天体が水瓶座、魚座、牡羊座にあるせいか、かなり影響が大きいですね。


しかもASCのルーラーがあるハウスに、現在その土星が入って来ていて、太陽と絡む場所でもあるので、生きる方向性、意志に関する事がクローズアップされて来ています。


たぶん私の中で一番重要な事なのでしょう。


蠍座土星が絡むと、その天体の象意に関したことでの深い考察や試行錯誤、検証が始まるのだと思います。


太陽が蠍座土星と絡むことによって、今までオブラートにしてきたことをはっきり直視して現実的に対処しようとしているのだと思います。


土星は、不必要なものを削減するという意味を持ちますし、蠍座は徹底性を発揮するサインです。


天体との絡みは、深層部分での変化も大きそうです


ただ私の太陽は魚座で、水瓶座の影響も強いので、自分の気持ちを通すことはないのです。


周りの空気や気持ちを感じ取って、受け入れるのが魚座で、個人や集団の意志を尊重するのが水瓶座です。


もちろん自分の気持ちは表明して、選択肢を与えて尊重するといった方向です。


現在ネイタルの太陽にプログレスの月と土星がコンジャンクションしていて、その影響も大きいですね。


現実を直視して、選択の岐路に立っているという感じですね、それも受身であるというところがいかにも魚座の私らしいなと思います。



でもここのところずっと考えています。


人生において何が大事なのか?


私はこれから何のために生きていこうとしているのか?


いやこれからの人生において悔いがない行き方とは何なのか?


私のASCのルーラーは、古典占星術で言えば10ハウスに向かい、現代占星術では8ハウスに向かっていて、どちらが自分にとって重要なのかというとやはり8ハウスだと思います。


そこに土星が入ってきた事は、重要な転機だと言えると思います。


今、蠍座土星と魚座海王星がトラインを形成していて、いろんな意味でチャンスなのかもしれないですね、諦めていた夢や、深層心理が浮かび上がってきていろんな方向に飛び火して行くようなイメージです。


現在の土星、水星は蠍座サインで深く内省していくイメージですが、火星は射手座にいて、牡羊座天王星とのトラインに向かっています。


夢や目的を見つけて、火がつく、それを双子座の木星があれこれ広げて行きそうです。


太陽は15日の21時02分に天秤座22度で新月を迎えた後、海王星とのトラインに向かいます。


今回の新月の天秤座22度の位置は、長いこと土星が留まっていた位置で、ここからまた新しい人間関係が進みだすという感じですね。


水星蠍座と金星乙女座がセクスタイルを作り、互いに腹を探りながらも何かしらの理解や共感を得ることができそうですし、人間関係は活発に展開していきそうです。


23日に太陽は蠍座に入り海王星とトラインを作ります。


25日には太陽は土星とコンジャンクション。


何らかの大きな方向性を意識して沿っていくような流れに入ります。


今日、前から見たかった ビデオを借りに行ったのですが、土曜日だけあって人が多かったです。


テレビドラマ 観月ありさ主演の 「華和家の四姉妹」。


再放送で見て興味を持ちました。


主演の観月ありさ演じる主人公が、興味深くて占星術でいうと見かけ(ASC)と内面にギャップがあって、本当の自分を素直に出すことができない性格なのです。


本当はとても人の気持ちに敏感で察しが良いけれど、見かけはとても華やかでサバサバしていて強い女性。


ASCは獅子座、太陽牡羊座、月は蟹座、金星は獅子座?


獅子座って、弱い部分を表に出さないで頑張ってしまいすぎる所があって、魚座、水瓶座の私から見ると不思議なサインです。


それは多分個人のその弱い部分を私自身が、見えてしまうというか察知してしまうからなのでしょう。

ソフトアスペクトは、性質を素直に表現することができますが、ハードは複雑な表現になってしまいますが、それはまた他にない深い三重構造のような魅力を作り出す部分になります。


人はそういう意外性や、秘密性に惹きつけられる部分を持っていますから、面白いですね。


ビデオや映画も海王星の世界で、たくさんの人が幻想の世界を必要としていると言えますね。


ささやかな現実逃避をすることにより、人は現実と対峙するエネルギーを得ることができる。


海王星=癒しの世界


私の人生において、海王星はどう働いているのか?


土星が入ってくることによってこれからその答えが明確に浮かび上がって来るのだと思います。


なんにせよ、太陽に冥王星が絡んでいるのでそれは極端化を求める動きになりそうです。


東京で、前から好きだった占星術家の先生のクラスで、サンプルになって分析をしてもらいました。


その方のブログの小説や漫画の占星術の分析がとても好きなのです。


その時に健康診断に行ったほうがいいと勧められました。


そうなのです、月に見事に天王星、冥王星が絡んでいて実は私もそう思っていました。


私って6ハウスに冥王星、天王星があり12ハウスと絡んでいるので、健康面の不安は確かにあるのです。


冥王星は私の場合は、見事に自己管理を(健康)していない方向に徹底しています。


ただ私の場合は、どこか達観している所があり、太陽に冥王星が繋がっている、その部分で

運命論者の部分が強い。


人の寿命は決まっていて、それが早いか遅いかの違いだけで、そうなったら助かるにせよ、助からないにせよ甘んじて受け入れるしかないかなと。


人は年齢に関わらず生まれたからには、日一にちと死に近づいて行っています。


蠍座に土星が入った今、それを念頭においた人生設計を考察してみると世界が変わるかもしれません。


平和な日本において、死は身近な存在ではないかもしれませんが、本当は一番身近な事柄なのだと思います。


でも、実際それが迫ると多分腹をくくることはそう簡単ではないだろうなと、去年の叔母の手術を体験して感じました。


なのでやはり病院行かないといけないですね。


私のように6ハウスと12ハウスの絡みがあるからと言って、必ず病気と出るとは限りません。


出方はそれぞれですし、人はそれぞれ課題のパーツを受け持つことになり、そこを経験することになるのだと思います。