新月、満月=種まきと収穫。
新月があって、満月が来てと、このサイクルが毎月続くのですが、占星術には心理的成長、関心事の毎年の変化を見ていく技法があります。
これをプログレスというのですが、この技法で大きなおよそ30年間の個人のサイクルを掴むことができます。
プログレスの新月は、P太陽とP月が重なった(同じ位置)時です。
これから、目標にむかって作り上げていく、具体的に夢を描き前進していく時期。
P新月後の約15年後に、P満月を迎えます。
プログレスの新月がいつ来るかは個人によります。
生まれた時の太陽と月の角度を知るのも、個人がどういう人生のサイクルをメインに動こうとしているのかを悟るのにとてもいいです。
私は、新月から3日目に生まれたので、満月に向かっていこうとするサイクルです。
この配置は、構築することが人生のテーマで、新しい未知の体験をもとめて行こうとします。
反対に満月から、新月に向かって行こうとするものは、いまあるものの中で良いものを維持しながら無駄なものを削ぎ落としていくイメージです。
30年以上生きてきた人だと体験で、自分の過去の人生サイクルを眺める事もできますね。
私は、2017年に、プログレスの新月を迎えます。
この時のサインと度数が、私たち家族にとって関係の深い夫が亡くなった日の太陽と同じ度数。
ここには、子供たちの月と木星があり、90度、180度の位置には私と子供たちの月、火星、冥王星、木星があって家族でグランドクロスを作る因縁深いポイントなのです。
そしてそのプログレスの新月とほぼ同じ日に、トランジットの新月が私のネイタル太陽と正確にコンジャンクションを形成。(ソーラーリターンの日です)
P新月とp海王星、N冥王星がグランドトライン。そこにT新月合N太陽がN冥王星とオポジションでカイトを形成。
ソーラーリターンとプログレスの新月が同時期に来て互いに合わさってピッタリカイトをつくりだすなんてすごく不思議だなと感じました。
本当に大きな変化、新たなるスタートという気がして楽しみです。
P新月のハウスとサインを見るのも面白いのでぜひ見てみるといいですね。
私はこれからの5年間、無駄なものを削ぎ落とし、大事なものの質を高めて維持する最終段階です。
人生サイクルを大きな視点で捉えて目的意識を明確にしていきましょう。