講座のお知らせ& ふと思ったことなど | 西洋占星術 in福岡 「星の歩み」

西洋占星術 in福岡 「星の歩み」

西洋占星術に魅せられて、2011年3月に占星術師としてブログデビューしました。
 長い間勉強してきたことを何らかの形で少しでもお役に立てたらと思います。星は常に歩み続けています。星の動きと心の動きをつれずれ語っていけるブログになればと思います。

昨日お知らせした講座ですが、


さっそく3月18日と19日のお申し込みを6名の方に頂いています。


ご希望の人数によってはどちらか1日の開催になります。


22日締め切りなので、早めにご連絡いただくと助かります!


このブログを読んで頂いていて、難しいけど少し興味があるという方もぜひ一日だけでも参加くださると

占星術の奥深い魅力に触れることができると思います。


男性の先生ですし、男性もお申し込み頂いていますので男女問わずご参加いただけると嬉しいです。


お問い合わせお待ちしています!


こちらまで → chiharu-229@hotmail.co.jp



今日なぜだかふと、遥か昔の事を仕事中に思い出しました。


私の母はものすごいグランドクロスとミスティックレグタングルの二つの図形のホロスコープの持ち主です。


そのグランドくクロスの構成天体は、月天王星合と 土星と 火星冥王星木星合と 水星です。


実に7天体が関わっています。しかも気質を表す月が関わっていて、激しい火星や天王星土星冥王星がハードに関わっているということと活動宮であることですごいことになっています。


この図を見たときに、実に母のチャートだなと納得したのですが、いやこれはまるで母の母親、つまり

私の祖母をも、あらわしていると思いました。


年をとっても非常に気性がはげしかった私の祖母は母を生んだ22歳のときはもっと激しかっただろうと想像できますね。


母のホロスコープには、母が感じた祖母の姿が月のアスペクトで表れているのです。


母と祖母はとても気が合わなかったです。


似たもの同士ですね。


なんだか、親から子への連鎖を思い知らされます。


その私の母ですが、月と金星のサインとアスペクトがものすごく対照的です。


金星は、女性サインで水の蠍座にあり、海王星と土星で小三角を作り、その小三角の真ん中に金星は位置しています。


そしてその金星は同時に、火星と海王星との小三角を形成しています。


グランドクロスの構成天体と違って、金星のアスペクトは海王星も加わって、実にロマンチックな美しさを感じさせまますね。


月と金星はサイン同士でも、共通点がない150度の関係です。


月は母や妻としての姿。 金星は本人の女性性です。


たしかに私の母としての姿は、激しい天体で構成するグランドクロスがあらわしていたと思います。


一方、金星はソフトアスペクトで、しかも蠍座。


非常に愛情深く一度この人と思い定めると、簡単には離れられない性質。


父と母は長いこと別居状態が続いていて、父は他の女性とずっと暮らしていました。


その父は、母のグランドクロスの一角にある火星に太陽をピッタリ乗せて、しかもその父の太陽は母の金星海王星と火星の小三角のソフトアスペクトを太陽を乗せる事によってさらに強力にします。


金星が示す恋愛時代は、ふわふわと甘い夢のような2人の関係で居られますが、結婚して月の影響が強まると父の太陽は、母のグランドクロスの天体の影響をもろに受けることになります。


活動宮なので派手に喧嘩して出ていったのでしょうね。


ちなみに私の月と弟の金星と木星が、母のグランドクロスの一角の母の月・天王星合の上にぴったり乗っていて、やはり振り回されることになりますね。


私が生まれたときの家庭では、家族で作る活動宮のグランドクロスの影響を受け家族は一家離散した事になりますね。


さすが活動宮といった感じです。


ものすごく

仕事場でふと思い出したのは、私が中学生か高校の頃に母が父に信じられないほど強く執着している事が理解できなくて母の行為を深く嫌悪していた事です。


父は母親をとても嫌っていて、10数年私とも殆ど会わなかった人です。


自分の都合で離婚を迫ってきた父に執着する母親をみて、みっともないなと嫌悪しました。


私なら、自分に愛情がない相手を引き止めることなど絶対しないし、したくない。相手にも強制など絶対しないとずっとうんざりしていたのです。


いま思うと、占星術を学んだ事により母の愛情傾向を示す蠍座サインとそのアスペクトの配置に納得するのです。


しかも私の愛情を表す金星サインは水瓶座。


執着やしがらみを嫌い、自分に愛情がない相手を縛り付けることなど絶対しないサインです。


はるか昔の母の行動への嫌悪感は、蠍座と水瓶座のどこまでいっても相容れない葛藤だったのです。


占星術をずっと学んでいると、ずっと心の奥深くに沈殿して無意識だったものが、突然クローズアップされてパズルのピースがぴたっと合わさるように理解できる時間があったりします。


それは、わたしにとって至福の瞬間です。


占星術を学ぶ事は、私にとっては自らの力で心の奥深くをリハビリし癒すことなのかもしれません。